因果階層(causal hierarchy)とは、時空の因果関係のよさを段階的に強めた条件の列であり、non-totally vicious、chronological、因果的、識別的、強因果的、安定因果的、因果的連続、因果的に単純、大域的双曲の順に強くなる。各段は閉じた時間的曲線や閉じた因果曲線の不在、時間的未来による点の識別、閉じかけた因果曲線の不在、光円錐を広げても因果性が保たれること、因果的未来の閉性、因果ダイヤモンドのコンパクト性などで定義される。上の段は下の段を含意し、どの包含も逆は成り立たない。時間関数をもてば強因果的であり、最上段の大域的双曲性は Cauchy 超曲面の存在と同値である。
前提知識: 時空, Totally Vicious時空, Globally Hyperbolic時空
時空 では、ある事象から別の事象へ信号を送れるかどうかという因果関係が、計量の光円錐によって決まる。一般の時空では因果関係は好ましい性質を持つとは限らず、閉じた時間的曲線(自分の過去へ戻る世界線)が存在することさえある。そこで、因果関係の「よさ」を段階的に強めた条件の列を考える。これを 因果階層(causal hierarchy)、または因果の梯子(causal ladder)という。
$$
\text{大域的双曲}\Rightarrow\text{因果的に単純}\Rightarrow\text{因果的連続}\Rightarrow\text{安定因果的}\Rightarrow\text{強因果的}\Rightarrow\text{識別的}\Rightarrow\text{因果的}\Rightarrow\text{chronological}\Rightarrow\text{non-totally vicious}
$$
最下段は「すべての点が閉じた時間的曲線上にある」という最悪の状態(Totally Vicious時空)を除くだけの条件であり、最上段の大域的双曲性(Globally Hyperbolic時空)は Cauchy 超曲面の存在と同値で、波動方程式の初期値問題がうまく立つ時空を特徴づける。この記事では各段を定義し、安定因果性にかかわる 2 段を除いて包含関係を証明し、各包含が真であることを例で示す(例の一部は所在を挙げるだけにとどめる)。
時空 $(M,g)$、未来向き時間的曲線・因果曲線(区分的に滑らか)、関係 $p\ll q$、$p\le q$、集合 $I^\pm(p)$、$J^\pm(p)$ は 時空 の記事の定義に従う。$p\le q$ かつ $p\neq q$ のとき $p< q$ と書く。同記事の定理「時間的未来の基本性質」から次を繰り返し使う。
時空 $(M,g)$ について、次のように定める。
reflecting とは、すべての $p,q$ について「$I^+(q)\subset I^+(p)$ と $I^-(p)\subset I^-(q)$ が同値」であることである(同記事の補題「時間的未来の閉包の特徴づけ」による言い換え)。因果的連続性は、$I^\pm$ を点から集合への写像とみて単射かつ連続であること、あるいは体積関数が時間関数になることとしても定式化でき、これらは同値である(この記事では証明しない。MS08 Definition 3.59、p. 40)。安定因果性は「光円錐を少し開いても閉じた因果曲線が現れない」という条件である。強因果性は「閉じかけた因果曲線もない」という条件で、5 の言い換えとして、$p$ の近くを出た因果曲線が遠くを回って $p$ の近くへ戻ってくることはない、と読める。
連続関数 $t\colon M\to\mathbb{R}$ が、$p< q$ ならば $t(p)< t(q)$ を満たすとき、$t$ を 時間関数(time function)という。すなわち時間関数は、すべての未来向き因果曲線に沿って狭義に増加する連続関数である。
Minkowski 時空の座標 $t$ は時間関数である(未来向き因果曲線に沿って $t$ は狭義増加する。時空 の記事の例「Minkowski時空」)。
時空 $(M,g)$ について次が成り立つ。
1 の前半。 Globally Hyperbolic時空 の記事の命題「大域的双曲時空は因果的に単純」による。
1 の後半。 $(M,g)$ を因果的に単純とする。
識別的であること:$p\neq q$ かつ $I^+(p)=I^+(q)$ と仮定する。事実 3 により $q\in\overline{I^+(q)}=\overline{I^+(p)}$ であり、$I^+(p)\subset J^+(p)$ で $J^+(p)$ は閉なので $q\in J^+(p)$、すなわち $p\le q$ である。$p$ と $q$ を入れ替えて $q\le p$ も得る。$p\neq q$ なので、$p$ から $q$ への未来向き因果曲線と $q$ から $p$ への未来向き因果曲線をつなげば閉じた因果曲線ができ、因果的であることに反する。$I^-$ についても同様である。
reflecting であること:$I^-(p)\subset I^-(q)$ とすると、事実 3 により $p\in\overline{I^-(p)}\subset\overline{I^-(q)}\subset J^-(q)$ なので $p\le q$ であり、準備の注意により $I^+(q)\subset I^+(p)$ である。逆に $I^+(q)\subset I^+(p)$ とすると $q\in\overline{I^+(q)}\subset\overline{I^+(p)}\subset J^+(p)$ なので $p\le q$ であり、$I^-(p)\subset I^-(q)$ である。
2。 $t$ を時間関数とし、ある点 $p$ で強因果的でないと仮定する。すると $p$ の近傍 $U$ で、$p$ のどんな近傍 $V\subset U$ についても、両端が $V$ に属し $U$ に含まれない未来向き因果曲線があるものがとれる。事実 4 の凸近傍 $W$ と、$p$ の開近傍 $U'$ で閉包 $\overline{U'}$ がコンパクトかつ $\overline{U'}\subset U\cap W$ となるものをとる。$p$ に縮む近傍の列 $V_k\subset U'$ に対し、両端 $p_k,q_k\in V_k$ をもち $U$ に含まれない(したがって $U'$ にも含まれない)未来向き因果曲線 $\gamma_k$ がある。$\gamma_k$ が最初に $U'$ の外に出る点を $x_k$ とすると、$x_k\in\partial U'$ であり、$\gamma_k$ の $p_k$ から $x_k$ までの部分は $\overline{U'}\subset W$ に含まれる。$\partial U'$ はコンパクトなので、部分列をとって $x_k\to x\in\partial U'$ としてよい。$p_k\to p$ なので、事実 4 により $x$ は $W$ 内の未来向き因果曲線で $p$ から到達でき、$x\neq p$($p\in U'$、$x\notin U'$)だから $p< x$、よって $t(p)< t(x)$ である。一方、$\gamma_k$ に沿って $t$ は増加するので $t(x_k)\le t(q_k)$ であり、$t$ の連続性から $t(x)\le t(p)$ となって矛盾する。
3。 強因果的 $\Rightarrow$ 識別的:$p\neq q$ かつ $I^+(p)=I^+(q)$ と仮定する。$p$ の開近傍 $U$ で $q\notin\overline U$ となるものをとり(多様体は Hausdorff で局所コンパクト)、強因果性の近傍 $V\subset U$ をとる。事実 3 により $p'\in V\cap I^+(p)$ がある。$p'\in I^+(q)$ なので、$q$ から $p'$ への未来向き時間的曲線 $\alpha$ がある。$\alpha$ の始点 $q$ は $\overline U$ の外にあるので、$\alpha$ 上の $q$ に十分近い点 $q'\neq q$ は $U$ の外にあり、$q\ll q'$ である。$q'\in I^+(q)=I^+(p)$ なので、$p$ から $q'$ への未来向き時間的曲線 $\beta$ がある。$\beta$ と $\alpha$ の $q'$ から $p'$ までの部分をつなぐと、両端 $p,p'$ が $V$ に属し、$U$ の外の点 $q'$ を通る未来向き因果曲線ができ、強因果性に反する。過去についても同様である。
識別的 $\Rightarrow$ 因果的:閉じた因果曲線 $\gamma$ があれば、その上に相異なる 2 点 $p,q$ がとれ(速度は $0$ でないので $\gamma$ は 1 点ではない)、$p\le q$ かつ $q\le p$ である。準備の注意により $I^+(q)\subset I^+(p)$ かつ $I^+(p)\subset I^+(q)$ となり、未来識別的であることに反する。
因果的 $\Rightarrow$ chronological は、閉じた時間的曲線が閉じた因果曲線であることによる。chronological $\Rightarrow$ non-totally vicious は、$M$ が空でないことによる。$\blacksquare$
残りの包含は次のとおりで、この記事では証明しない。
thm-causal-hierarchy-ladder の 2 と thm-causal-hierarchy-stable の 1 をあわせると「安定因果的 $\Rightarrow$ 強因果的」が得られ(MS08 Proposition 3.57、p. 39 と同じ論法)、冒頭の梯子のすべての包含がそろう。
梯子のどの包含も逆は成り立たない。そのうち 3 つを、2 次元の具体的な時空で確かめる。
$M=\mathbb{R}\times S^1$、座標 $(x,\theta)$($\theta$ は周期 $2\pi$)に
$$
g=f(x)\,d\theta^2+2\,d\theta\,dx,\qquad f(x)=\frac{x^2}{1+x^2}
$$
を与える。係数行列 $\begin{pmatrix}0&1\\1&f\end{pmatrix}$ の行列式は $-1$ なので $g$ は Lorentz 計量であり、$T=-\partial_x+\partial_\theta$ は $g(T,T)=f-2< 0$ を満たすので、$T$ を未来向きとして時空になる。この時空は chronological だが因果的でない。
$v=a\partial_x+b\partial_\theta\neq0$ について $g(v,v)=2ab+fb^2$、$g(v,T)=a+(f-1)b$ である。$v$ が未来向き因果的とする。$b< 0$ なら、$g(v,v)\le0$ から $a\ge f\lvert b\rvert/2\ge0$、$g(v,T)< 0$ から $a<(1-f)b< 0$ となり矛盾する。よって $b\ge0$ であり、$b=0$ なら $a< 0$、$b>0$ なら $a\le-fb/2\le0$ である。とくに 未来向き因果ベクトルは $a\le0$ を満たし、$a=0$ となるのは $f(x)=0$($x=0$)かつ $b>0$ のときに限る。未来向き時間的なら $2ab+fb^2< 0$ から $b>0$、$a<-fb/2\le0$ である。
したがって未来向き因果曲線に沿って $x$ は増加せず、時間的曲線に沿っては狭義に減少する。閉じた時間的曲線はないので chronological である。一方、円 $C=\{x=0\}$ を $\theta$ の増える向きに一周する曲線は、接ベクトル $\partial_\theta$ が $g(\partial_\theta,\partial_\theta)=f(0)=0$、$g(\partial_\theta,T)=-1< 0$ を満たす閉じた未来向き因果曲線であり、因果的でない。$\blacksquare$
ex-causal-hierarchy-null-cylinder の時空から 1 点 $p_0=(0,0)$ を除いた $M'=M\setminus\{p_0\}$ は、因果的だが識別的でない。
因果的であること:$M'$ の閉じた因果曲線は $M$ の閉じた因果曲線である。その上で $x$ は増加せず始点と終点で等しいので一定であり、前の例の証明の太字の主張から曲線は $C$ に含まれ、$\theta$ が狭義に増加する。閉じるためには $\theta$ が $2\pi$ の正の整数倍だけ増える必要があり、そのとき $p_0$ を通る。よって $M'$ に閉じた因果曲線はない。
識別的でないこと:$C\setminus\{p_0\}$ の任意の点 $q$ について $I^+(q)=\{x< 0\}$($M'$ において)であることを示す。そうすれば $C\setminus\{p_0\}$ の相異なる 2 点の時間的未来が一致する。時間的曲線に沿って $x$ は狭義に減少するので $I^+(q)\subset\{x< 0\}$ である。逆に $q=(0,\theta_0)$、$x_1< 0$、$\theta_1$ を与える。$\varepsilon>0$ に対し、$\theta$ を(普遍被覆の座標で)パラメータとする微分方程式 $dx/d\theta=-(f(x)/2+\varepsilon)$、$x(\theta_0)=0$ の解は右辺が有界なので全域で存在し、$\theta$ について狭義減少で、$\theta=\theta_0+L(\varepsilon)$、$L(\varepsilon)=\int_{x_1}^0dx/(f(x)/2+\varepsilon)$ で $x_1$ に達する。曲線 $\theta\mapsto(x(\theta),\theta)$ の接ベクトル $a\partial_x+\partial_\theta$ は $a=-(f/2+\varepsilon)$ を満たし、$2a+f=-2\varepsilon< 0$ かつ $a+(f-1)< 0$ なので未来向き時間的である。$L$ は連続で、$\varepsilon\to\infty$ で $0$ に近づき、$\varepsilon\to+0$ で $\int_{x_1}^0 2(1+x^2)x^{-2}\,dx=\infty$ に発散する。中間値の定理により $L(\varepsilon)\equiv\theta_1-\theta_0\pmod{2\pi}$ となる $\varepsilon$ があり、そのとき曲線は $q$ から $(x_1,\theta_1)$ に達する。曲線は始点以外で $x< 0$ なので $p_0$ を通らない。よって $(x_1,\theta_1)\in I^+(q)$ である。$\blacksquare$
2 次元 Minkowski 時空 $\mathbb{L}^2$(座標 $(t,x)$)から原点を除いた $M=\mathbb{L}^2\setminus\{0\}$ は、因果的連続だが因果的に単純でない。
以下、$\mathbb{L}^2$ での集合に添字 $L$ を付ける。まず $p\in M$ について $I^\pm(p)=I_L^\pm(p)\setminus\{0\}$ である。$\subset$ は明らかである。$r\in I_L^+(p)$、$r\neq0$ とすると、線分 $pr$ は未来向き時間的である。原点がこの線分上になければそれを使い、線分上にあれば、開集合 $I_L^+(p)\cap I_L^-(r)$ の点 $m$ を直線 $pr$ の外にとって折れ線 $p\to m\to r$ を使う。2 本の線分はどちらも時間的で、直線 $pr$ とは端点 $p$、$r$ でしか交わらないので原点を通らない。
因果的に単純でないこと:$p=(-1,-1)$、$q=(1,1)$ とする。$\mathbb{L}^2$ で $p$ から $q$ への未来向き因果曲線 $(t(s),x(s))$ は $t'\ge\lvert x'\rvert\ge x'$ を満たし、$t$ と $x$ の増分がともに $2$ なので $t'=x'$ が成り立ち、直線 $t=x$ 上を進んで原点を通る。よって $q\notin J^+(p)$ である。一方 $q_k=(1+1/k,1)$ は $I_L^+(p)\setminus\{0\}=I^+(p)$ に属し $q$ に収束するので、$J^+(p)$ は閉でない。
因果的連続であること:$\mathbb{L}^2$ が因果的なので $M$ も因果的である。$\mathbb{L}^2$ における閉包をとると、開集合から 1 点を除いても閉包は変わらないので $\overline{I^+(p)}=\overline{I_L^+(p)}=\{t-t_p\ge\lvert x-x_p\rvert\}$ であり(時空 の記事の例「Minkowski時空」を平行移動したもの)、その中で $t$ が最小の点は $p$ だけである。よって $I^+(p)$ から $p$ が決まり、$M$ は未来識別的である。過去も同様である。reflecting であること:$I^+(q)\subset I^+(p)$ なら、閉包をとって $\overline{I_L^+(q)}\subset\overline{I_L^+(p)}$ なので $q\in\overline{I_L^+(p)}$、すなわち $\mathbb{L}^2$ で $p\le q$ であり、$\mathbb{L}^2$ での押し上げから $I_L^-(p)\subset I_L^-(q)$、原点を除いて $I^-(p)\subset I^-(q)$ を得る。逆向きも同様である。$\blacksquare$
残りの例は次の表にまとめる。各行は、左の条件を満たし、ひとつ上の段の条件を満たさない時空である。
| 外す条件(ひとつ上の段) | 反例 | 成り立たなくなること |
|---|---|---|
| chronological | Totally Vicious時空 の記事の例「反例:TVでないコンパクト時空」 | non-totally vicious $\Rightarrow$ chronological |
| 因果的 | ex-causal-hierarchy-null-cylinder | chronological $\Rightarrow$ 因果的 |
| 識別的 | ex-causal-hierarchy-punctured-cylinder | 因果的 $\Rightarrow$ 識別的 |
| 強因果的 | MS08 Figure 7(p. 28)の時空 | 識別的 $\Rightarrow$ 強因果的 |
| 安定因果的 | MS08 Figure 9(p. 39)の時空 | 強因果的 $\Rightarrow$ 安定因果的 |
| 因果的連続 | $\mathbb{L}^2$ の開部分集合 $\{\lvert u\rvert,\lvert v\rvert< 2\}\setminus\{u=0,\ -2< v\le0\}$($g=-2\,du\,dv$。MS08 Figure 8、p. 33) | 安定因果的 $\Rightarrow$ 因果的連続 |
| 因果的に単純 | ex-causal-hierarchy-punctured-minkowski | 因果的連続 $\Rightarrow$ 因果的に単純 |
| 大域的双曲 | Globally Hyperbolic時空 の記事の例「因果的に単純だが大域的双曲でない半平面」 | 因果的に単純 $\Rightarrow$ 大域的双曲 |
4〜6 行目の例はこの記事では検証しない。強因果性と安定因果性の間には、さらに無限個の段を入れられることも知られている(MS08 Remark 3.58、p. 39)。
大域的双曲性は、条件「因果的」を「強因果的」に置き換えて定義されることが多いが、因果ダイヤモンドのコンパクト性と合わせれば両者は同値である(Globally Hyperbolic時空 の記事)。同様に、因果的単純性も「識別的」を課して定義されることがあるが、thm-causal-hierarchy-ladder の 1 の証明のとおり、因果性と $J^\pm(p)$ の閉性から識別性が従う。ただし因果的単純性の定義の「因果的」を「chronological」に弱めることはできない(MS08 Remark 3.72 (1)、p. 43)。
コンパクトな時空は chronological でない(MS08 Theorem 3.6、p. 21)。実際、事実 1 により $\{I^+(p)\}_{p\in M}$ は開被覆である(各点 $q$ は事実 3 の $I^-(q)$ の点 $p$ について $q\in I^+(p)$)。有限部分被覆 $I^+(p_1),\dots,I^+(p_m)$ をとり、ほかのどれかに含まれるものを順に除いて、どの $I^+(p_i)$ も別の $I^+(p_j)$ に含まれないようにしておく。$p_1$ はある $I^+(p_i)$ に属する。$i\neq1$ なら $p_i\ll p_1$ から $I^+(p_1)\subset I^+(p_i)$ となって矛盾するので、$p_1\in I^+(p_1)$、すなわち閉じた時間的曲線がある。したがって chronological 以上の段を満たす時空は非コンパクトである。
各段の定義、包含関係、各包含が真であることの例は MS08 §3(梯子の図は Figure 4、p. 19。各段の定義は Definition 3.2・3.5・3.7(pp. 19–21)、3.11(p. 23)、3.22(p. 26)、3.52(p. 37)、3.59・3.63(p. 40)、3.70(p. 42))にまとめられている。光的な閉曲線をもつ円柱と点を除いた例は同 Figure 6(p. 22)の図にあり、この記事ではそれを具体的な計量で実現して確かめた。原点を除いた Minkowski 平面が因果的連続だが因果的に単純でないことは同 Remark 3.66 (1)(p. 41)にある。
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