内部選択公理

同義語:internal axiom of choice

概要

内部選択公理(internal axiom of choice)とは、初等トポスの任意の対象 $X$ について、指数対象をとる関手 $(-)^X$ がエピ射を保つという条件で、すべてのエピ射が切断をもつという外部の選択公理を弱めたものである。トポスが選択公理を満たすことは、内部選択公理を満たし終対象が射影的であることと同値で、well-pointed なトポスでは両者は一致する。選択公理を満たすトポスは Boolean である(Diaconescu の定理)。群の作用する集合の圏は、内部選択公理を満たすが、群が自明でなければ選択公理を満たさない。

$$\newcommand{C}[0]{\mathbb{C}} \newcommand{div}[0]{\mathbin{÷}} \newcommand{N}[0]{\mathbb{N}} \newcommand{Q}[0]{\mathbb{Q}} \newcommand{R}[0]{\mathbb{R}} \newcommand{Z}[0]{\mathbb{Z}} $$

前提知識: トポス, 選択公理, エピ射, Cartesian閉圏, 部分対象分類子

集合論の選択公理は「全射はつねに右逆写像(切断)をもつ」と言い換えられる。初等トポスでこれを述べるには 2 通りの読み方がある。1 つは、トポスのエピ射がすべて切断をもつという外部の選択公理であり、もう 1 つは、エピ射 $e\colon Y\to Z$ に対し、「$X$ から $Z$ への射を $e$ に沿って持ち上げる」操作が指数対象のレベルでエピ射になるという内部選択公理である。後者は、すべてのエピ射が「局所的に」分裂する(終対象へのあるエピ射 $V\to1$ に沿って $V$ 上のスライス圏へ引き戻すと切断をもつ)という形にも言い換えられる(J77 Definition 5.24 (ii)・Proposition 5.25、p. 143)。
外部の選択公理は内部選択公理を導くが、逆は成り立たない。この記事では、両者の差がちょうど「終対象 $1$ が射影的であること」であることを証明し、well-pointed なトポスでは両者が一致することを導く。さらに、選択公理を満たすトポスは Boolean であるという Diaconescu の定理を証明し、群の作用する集合の圏が内部選択公理を満たすが選択公理を満たさないことを確かめる。

定義

以下、$\mathcal E$ を初等トポス(トポス の定義「初等トポス」)とする。$\mathcal E$ のエピ射の引き戻しはエピ射であり(MM92 IV.7 Proposition 3、p. 194)、$0\to1$ はモノ射である(同 Corollary 5、p. 194)。$0\rightarrowtail1$ の分類射を $\mathrm{false}\colon1\to\Omega$ と書く。

選択公理(外部)

$\mathcal E$ の対象 $P$ が射影的(projective)であるとは、任意のエピ射 $e\colon X\to Y$ と射 $f\colon P\to Y$ に対し、$e\circ g=f$ をみたす $g\colon P\to X$ が存在することをいう。$\mathcal E$ のすべてのエピ射 $e\colon X\to Y$ が切断($e\circ s=\mathrm{id}_Y$ をみたす $s\colon Y\to X$)をもつとき、$\mathcal E$ は選択公理(axiom of choice)を満たすという。

すべての対象が射影的なら、$f=\mathrm{id}_Y$ として切断が得られる。逆に選択公理を満たせば、$e$ の $f$ に沿った引き戻し(エピ射)の切断から $g$ が得られる。よって選択公理は「すべての対象が射影的」と同値である。

内部射影的・内部選択公理

$\mathcal E$ の対象 $X$ が内部射影的(internally projective)であるとは、関手 $(-)^X\colon\mathcal E\to\mathcal E$ がエピ射を保つこと、すなわち任意のエピ射 $e\colon Y\to Z$ について $e^X\colon Y^X\to Z^X$ がエピ射であることをいう。すべての対象が内部射影的であるとき、$\mathcal E$ は内部選択公理(internal axiom of choice)を満たすという。

ここで $e^X$ は $e\circ\mathrm{ev}\colon Y^X\times X\to Z$ の転置である。集合の圏では $e^X$ は写像 $\varphi\mapsto e\circ\varphi$ であり、それが全射であることは「$X$ から $Z$ への写像がすべて $e$ に沿って持ち上がる」ことである。定義は J77 Definition 5.24 (i)・Proposition 5.25(p. 143。同書の記号では (IC))による。

Boolean と well-pointed

$\mathcal E$ が Boolean であるとは、各対象の各部分対象 $S\rightarrowtail X$ が補部分対象($S\wedge S'=0$、$S\vee S'=X$ となる $S'$)をもつことをいう。$\mathcal E$ が well-pointed であるとは、$0\not\cong1$ であり、かつ $1$ が生成元である(平行な射 $f\ne g\colon X\to Y$ に対し $f\circ x\ne g\circ x$ となる $x\colon1\to X$ がある)ことをいう。

切断の対象

射 $f\colon X\to Y$ に対し、射影 $1\times Y\to Y$ の転置を $\ulcorner\mathrm{id}_Y\urcorner\colon1\to Y^Y$ とし、引き戻し
$$ \xymatrix{ S_f \ar[r] \ar[d] & X^Y \ar[d]^{f^Y} \\ 1 \ar[r]_{\ulcorner\mathrm{id}_Y\urcorner} & Y^Y } $$
を $f$ の切断の対象とよぶ。これは 局所デカルト閉圏 の補題「切断の対象」の $\Gamma_Y(f)$ である。

切断の対象の大域元

射 $1\to S_f$ と $f$ の切断 $Y\to X$ は 1 対 1 に対応する。

転置で条件を写す

引き戻しの普遍性と $1$ が終対象であることから、射 $1\to S_f$ は $f^Y\circ s=\ulcorner\mathrm{id}_Y\urcorner$ をみたす $s\colon1\to X^Y$ と 1 対 1 に対応する。$s$ の転置を $\tilde s=\mathrm{ev}\circ(s\times\mathrm{id}_Y)\colon1\times Y\to X$ とすると、$f^Y\circ s$ の転置は
$$ \mathrm{ev}\circ(f^Y\times\mathrm{id}_Y)\circ(s\times\mathrm{id}_Y)=f\circ\mathrm{ev}\circ(s\times\mathrm{id}_Y)=f\circ\tilde s $$
であり、$\ulcorner\mathrm{id}_Y\urcorner$ の転置は射影 $1\times Y\to Y$ である。転置は全単射なので、条件は $f\circ\tilde s$ が射影に等しいこと、すなわち $1\times Y\cong Y$ で $\tilde s$ を $Y\to X$ とみたものが $f$ の切断であることと同値である。$\square$

外部の選択公理と内部選択公理

選択公理と内部選択公理の関係
  1. $\mathcal E$ が選択公理を満たせば、内部選択公理を満たす。
  2. $\mathcal E$ が選択公理を満たすことは、$\mathcal E$ が内部選択公理を満たし、かつ $1$ が射影的であることと同値である。
  3. $\mathcal E$ が well-pointed なら、選択公理と内部選択公理は同値である。
切断の対象に大域元を探す

1:エピ射 $e$ が切断 $s$ をもてば、関手 $(-)^X$ を施して $e^X\circ s^X=(e\circ s)^X=\mathrm{id}$ となり、$e^X$ は切断をもつのでエピ射である。
2:選択公理からはすべての対象が射影的になるので、1 と合わせて必要性が出る。逆に内部選択公理と $1$ の射影性を仮定し、エピ射 $f\colon X\to Y$ をとる。$f^Y$ はエピ射で、$S_f\to1$ はその引き戻しなのでエピ射である。$1$ が射影的なので $\mathrm{id}_1$ は $S_f\to1$ に沿って持ち上がり、$S_f$ の大域元 $1\to S_f$ が得られる。lem-iac-sections によりこれは $f$ の切断を与える。
3:2 により、well-pointed なら $1$ が射影的であることを示せばよい。エピ射 $e\colon X\to Y$ と $y\colon1\to Y$ をとり、$e$ の $y$ に沿った引き戻しを $e'\colon X'\to1$(エピ射)とする。$X'$ の大域元 $x\colon1\to X'$ があれば、その $X$ への像が $y$ の持ち上げである。
まず $X'\not\cong0$ である。実際 $X'\cong0$ なら $0\to1$ がエピ射で、$\mathrm{true}$ と $\mathrm{false}$ は $0$ からの射として一致するから $\mathrm{true}=\mathrm{false}$ となり、それぞれが分類する $1$ と $0$ が $1$ の部分対象として一致して $0\cong1$ となり、仮定に反する。次に $\mathrm{true}\circ!_{X'}$ は $X'$ 全体を、$\mathrm{false}\circ!_{X'}$ は $0\rightarrowtail1$ の引き戻し $X'\times0$ を分類する。$X'\times0\to0$ があるので $X'\times0\cong0$ であり(MM92 IV.7 Proposition 4、p. 194:$0$ への射は同型)、$X'\not\cong0$ より $\mathrm{true}\circ!_{X'}\ne\mathrm{false}\circ!_{X'}$ である。$1$ は生成元なので、これらを区別する $x\colon1\to X'$ がある。$\square$

2 は J77 Lemma 5.28(p. 144)にある。同書は「$1$ の各部分対象が射影的」という条件で述べているが、証明に使うのは $1$ の射影性だけであることを同じ頁で注意している。

Diaconescu の定理

Diaconescu の定理

選択公理を満たすトポスは Boolean である。

押し出しの切断で部分対象を分ける

$m\colon Y\rightarrowtail X$ をモノ射とし、$m$ と $m$ の押し出しを $q_1,q_2\colon X\to Q$ とする。トポスでは、モノ射に沿った押し出しの四角形は引き戻しでもある(J77 Corollary 1.28、pp. 30–31)。すなわち $q_1\circ a=q_2\circ b$ なら、$a=m\circ y=b$ となる $y$ がある。$e=[q_1,q_2]\colon X+X\to Q$ は、押し出しの普遍性の一意性からエピ射であり、選択公理により切断 $s\colon Q\to X+X$($e\circ s=\mathrm{id}_Q$)がある。余積の入射を $\iota_1,\iota_2\colon X\to X+X$ とする。
$i,k\in\{1,2\}$ について、$\iota_k$ の $s\circ q_i$ に沿った引き戻しを $T_{ik}\rightarrowtail X$ とする。トポスの余極限は引き戻しで保たれ(J77 Lemma 1.51、p. 40)、余積の入射は交わらない(同 Corollary 1.57、p. 43)ので、$X\cong T_{i1}+T_{i2}$ であり、$\operatorname{Sub}(X)$ で $T_{i1}\wedge T_{i2}=0$、$T_{i1}\vee T_{i2}=X$ である。
(a)$T_{12}\le Y$、$T_{21}\le Y$:$t\colon T_{12}\rightarrowtail X$ について $s\circ q_1\circ t=\iota_2\circ w$ となる $w$ がある。$e$ を施すと $q_1\circ t=e\circ\iota_2\circ w=q_2\circ w$ なので、$t$ は $m$ を経由する。$T_{21}$ も同様である。
(b)$Y\wedge T_{11}\le T_{21}$:$u\colon Y\wedge T_{11}\rightarrowtail X$ は $u=m\circ y$ と書け、$s\circ q_1\circ u=\iota_1\circ z$ となる $z$ がある。$q_1\circ m=q_2\circ m$ なので $s\circ q_2\circ u=s\circ q_1\circ u=\iota_1\circ z$ であり、$u$ は $T_{21}$ を経由する。
$\operatorname{Sub}(X)$ は Heyting 代数(MM92 IV.8 Theorem 1、p. 201)なので分配束であり、
$$ Y=(Y\wedge T_{11})\vee(Y\wedge T_{12})\le(T_{11}\wedge T_{21})\vee T_{12}\le Y $$
(最初の不等号は (b)、最後は (a))から $Y=(T_{11}\wedge T_{21})\vee T_{12}$ である。分配束では、補元をもつ元の交わりと結びも補元をもつ($a,b$ の補元を $a',b'$ とすると、$a\wedge b$ の補元は $a'\vee b'$、$a\vee b$ の補元は $a'\wedge b'$)。$T_{ik}$ はすべて補元をもつので、$Y$ も補元をもつ。$\square$

この定理は J77 Theorem 5.23(pp. 141–143)である。上の証明は同書と同じ押し出しと切断を使うが、補元を $\operatorname{Sub}(X)$ の束の計算で直接取り出している。集合論の公理系の中での同じ現象は、排中律 の定理「Diaconescu の定理」で扱われている。
内部選択公理だけからも Boolean 性が従う。J77 p. 144 は、エピ射が局所的に分裂すること(同 Proposition 5.25)を使って Theorem 5.23 の議論を引き戻す筋道を述べている。この記事ではこれを証明しない。

例

群の作用する集合の圏

$G$ を群とし、左 $G$ 集合と同変写像の圏を $G\text{-}\mathbf{Set}$ とする(トポス の例「$G$ 集合の圏」)。

  1. $G\text{-}\mathbf{Set}$ は Boolean であり、内部選択公理を満たす。
  2. $G\text{-}\mathbf{Set}$ が選択公理を満たすのは、$G$ が自明な群のときに限る。
指数対象は写像全体

モノ射・エピ射:同変写像 $f\colon X\to Y$ が単射でなければ、$f(x)=f(x')$、$x\ne x'$ として、$g\mapsto gx$ と $g\mapsto gx'$ は $G$(左乗法)から $X$ への相異なる同変写像で、$f$ と合成すると一致するので、$f$ はモノ射でない。$f$ の像は不変部分集合なので、その指示関数と定数 $1$ は $Y$ から自明な作用の $\{0,1\}$ への同変写像であり、$f$ がエピ射ならこれらは等しく、$f$ は全射である。逆は集合の場合と同じである。よってモノ射・エピ射は単射・全射な同変写像であり、部分対象は不変部分集合である。
Boolean:不変部分集合の補集合は不変なので、補部分対象になる。
指数対象:$Z^Y$ を写像 $Y\to Z$ 全体に $(g\varphi)(y)=g\,\varphi(g^{-1}y)$ で作用させたものとし、$\mathrm{ev}(\varphi,y)=\varphi(y)$ とおくと、$Z^Y$ は $G\text{-}\mathbf{Set}$ の指数対象である。

確かめを開く

$(g\varphi)$ は作用の公理をみたし、$\mathrm{ev}(g\varphi,gy)=g\varphi(g^{-1}gy)=g\,\mathrm{ev}(\varphi,y)$ なので $\mathrm{ev}$ は同変である。写像 $h\colon W\times Y\to Z$ と $\tilde h\colon W\to Z^Y$、$\tilde h(w)(y)=h(w,y)$ は集合として 1 対 1 に対応し、$\tilde h(gw)(y)=h(gw,y)$、$(g\tilde h(w))(y)=g\,h(w,g^{-1}y)$ である。$h$ が同変なら $h(gw,y)=g\,h(w,g^{-1}y)$ なので $\tilde h$ は同変であり、逆に $\tilde h$ が同変なら $y$ を $gy$ に替えて $h(gw,gy)=g\,h(w,y)$ を得る。

この記述で、$e\colon Y\to Z$ について $e^X$ は $\varphi\mapsto e\circ\varphi$ である。
内部選択公理:$e\colon Y\to Z$ がエピ射、すなわち全射なら、写像 $\psi\colon X\to Z$ の各値の逆像から 1 点ずつ選んで(集合の選択公理)$e\circ\varphi=\psi$ となる写像 $\varphi$ が得られる。よって $e^X$ は全射でエピ射である。
選択公理:$G$ が自明でなければ、$G$(左乗法)から 1 点集合 $1$ への写像はエピ射であるが、切断 $1\to G$ は同変なので左乗法の不動点を与えるはずで、そのような点はない。$G$ が自明なら $G\text{-}\mathbf{Set}$ は集合の圏で、選択公理を満たす。$\square$

この例は J77 Example 5.26(p. 144)にある。$G\ne1$ のとき、thm-iac-ac-iac の 2 に照らすと、$1$ が射影的でないことが選択公理の失敗の原因である。$G\text{-}\mathbf{Set}$ は Boolean で選択公理を満たさないので、thm-iac-diaconescu の逆は成り立たない(Cohenトポス の例「対照:Boolean 性だけでは消えない」も参照)。

2 点の鎖の上の前層

対象 $0,1$ と射 $0\to1$ からなる圏 $\mathbf 2$ の上の前層のトポス $\widehat{\mathbf 2}$ を考える。表現可能前層 $h_1$ の部分前層は $\emptyset$、$S$($S(1)=\emptyset$、$S(0)=h_1(0)$)、$h_1$ の 3 つだけである(トポスの内部論理 の例「反例:2 点の鎖の上の前層と排中律」)。$S$ の補部分対象の候補はこの 3 つだが、$\emptyset$ では結びが $S\ne h_1$、$S$ と $h_1$ では交わりが $S\ne\emptyset$ になる。よって $\widehat{\mathbf 2}$ は Boolean でなく、thm-iac-diaconescu により選択公理を満たさない。

強制法によるトポス

Cohenトポス は Boolean で選択公理を満たす(同記事の定理「Boolean 性・選択公理・連続体仮説の否定」)。集合の圏を、自然数対象をもち選択公理を満たす一般の Boolean トポスに替えて同じ構成をすると、得られるトポスが満たすのは一般には内部選択公理であり、基底が well-pointed なら選択公理も成り立つ(同記事の注意「基底を取り替える場合」)。

反例:条件を外すと成り立たない

外す条件反例成り立たなくなること
thm-iac-ac-iac の 2 の「$1$ は射影的」$G\text{-}\mathbf{Set}$($G\ne1$)選択公理(内部選択公理は成り立つ)
thm-iac-ac-iac の 3 の「$1$ が生成元」$G\text{-}\mathbf{Set}$($G\ne1$)選択公理と内部選択公理の同値
thm-iac-diaconescu の「選択公理」$\widehat{\mathbf 2}$(ex-iac-sierpinski)Boolean 性
2 行目の確かめ

$G\text{-}\mathbf{Set}$ では $0=\emptyset\not\cong1$ である。$h\ne1$ の右乗法 $g\mapsto gh$ は $G$ から $G$ への同変写像で恒等写像と異なるが、$G$ には大域元($1\to G$、すなわち不動点)がないので、これらを区別する $x\colon1\to G$ はない。よって well-pointed の条件のうち $1$ が生成元であることだけが崩れ、prop-iac-gset により内部選択公理は成り立つが選択公理は成り立たない。

補足

  • 集合の圏。集合の圏では $1$ は射影的で(1 点集合への全射の切断は空でない集合の元の選択)、thm-iac-ac-iac の 2 により、選択公理と内部選択公理は同値であり、どちらも通常の選択公理の言い換え「全射は切断をもつ」である。
  • スライスへの遺伝。内部選択公理はスライス $\mathcal E/X$ に遺伝し(J77 Lemma 5.27、p. 144)、$X$ が射影的なら $\mathcal E/X$ は選択公理を満たす(同 p. 144 の注意)。この記事ではこれらを証明しない。

関連項目

参考文献

[1]
Peter T. Johnstone, Topos Theory, London Mathematical Society Monographs 10, Academic Press, 1977, Corollary 1.28(pp. 30–31)、Lemma 1.51(p. 40)、Corollary 1.57(p. 43)、§5.2:Theorem 5.23(pp. 141–143)、Definition 5.24・Proposition 5.25(p. 143)、Example 5.26・Lemma 5.27・Lemma 5.28 とその後の注意(p. 144)
[2]
Saunders Mac Lane, Ieke Moerdijk, Sheaves in Geometry and Logic: A First Introduction to Topos Theory, Universitext, Springer, 1992, IV.7 Proposition 3・Proposition 4・Corollary 5(p. 194)、IV.8 Theorem 1(p. 201)

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