体 $\K$ 上の$2$変数多項式 $F(x, y)\in\K[x, y]$ について
$$C=\{(x, y)\in \K^2: F(x, y)=0\}$$
で定まるアフィン代数的集合 $C$ をアフィン平面代数曲線 (Affine plane algebraic curve) あるいは単にアフィン平面曲線という。
アフィン代数的集合の定義:例3
で述べたことから、実数係数の$2$次曲線
$$V: ax^2+bxy+cy^2+dx+ey+f=0$$
は平行移動と直交変換により
$$AX^2+BY^2=C, AX^2+BY=C, AX+BY^2=C$$
のいずれかで定まる代数的集合に移る。よって、アフィン平面上の$2$次曲線は二重直線、$2$本の直線の和集合、放物線、円、楕円、双曲線のいずれかにあたる。
$F(x, y)=\lambda G(x, y)$ となる $\lambda\in \K\setminus\{0\}$ が存在するとき、$F$, $G$ を同値ということにする。$F$, $G$ が同値のとき $F$, $G$ は同じアフィン平面曲線を定める。
$F(x, y)\in \K[x, y]$ が $F=a\prod_i F_i^{e_i}$ と既約多項式 $F_i$ の積に因数分解されるとき、各 $F_i$ を $F$ の成分 (component)、$e_i$ を $F_i$ の重複度 (multiplicity) という。$\K$ が代数閉体ならばHilbertの零点定理より各 $V(F_i)$ は既約である。
アフィン代数多様体
の節でもみたように、$\K$ が代数閉体でないときは、$F$ が既約多項式でも $V(F)$ が既約とは限らないから、$F$ の各成分が既約な曲線をあたえるとは限らない。
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