Kummerの合同式(Kummer's congruences)とは、素数 $p$ と $p-1$ で割り切れない正の偶数 $m,n$ について、$m\equiv n\pmod{p-1}$ なら $B_m/m\equiv B_n/n\pmod p$ が成り立つという Bernoulli 数の合同式である。両辺は分母が $p$ で割り切れない有理数である。冪の和 $\sum_{j<p}j^k$ を展開し、剰余の並べ替えと原始根を使って $B_k/k$ を法 $p$ の整数の和として表すと、それが $k$ の法 $p-1$ での剰余類だけで決まることから証明できる。系として非正則素数は無限に多く、法 $p^{a+1}$ の合同式に強められて $p$ 進 L 関数の出発点になった。
前提知識: Bernoulli数, 合同式, 原始根, p進付値
Kummerの合同式(Kummer's congruences)とは、素数 $p$ と、$p-1$ で割り切れない正の偶数 $m,n$ について
$$
m\equiv n\pmod{p-1}\quad\Longrightarrow\quad\frac{B_m}m\equiv\frac{B_n}n\pmod p
$$
が成り立つ、という Bernoulli数 の合同式である。ここで両辺は分母が $p$ で割り切れない有理数で、合同は法 $p$ での剰余が等しいことを表す。
Bernoulli数 の分母は von Staudt–Clausen の定理で完全に決まるが、分子の素因数には規則が見えにくい。Kummer の合同式は、分子を法 $p$ で見ると $B_k/k$ が $k$ の法 $p-1$ での剰余類だけで決まることを述べる。これにより、$(p-1)\nmid m$ で素数 $p$ が $B_m/m$ の分子を割れば($p\nmid m$ ならこれは $B_m$ の分子を割ることと同じ)、$m'\equiv m\pmod{p-1}$ となる $p-3$ 以下の番号 $m'$ の $B_{m'}$ の分子も割ることがわかり、非正則素数が無限にあることが従う(正則素数)。さらに、$B_k/k$ が $k$ について $p$ 進的に連続に動くという見方は、$p$ 進 $L$ 関数と 岩澤理論 の出発点になった。
この記事では、(1) 冪の和 $\sum_{j=1}^{p-1}j^k$ の法 $p^2$ 程度での展開、(2) それを使って $B_k/k$ を法 $p$ で整数の和として表すこと、(3) Kummer の合同式、(4) 非正則素数が無限にあること、を証明する。
素数 $p$ を固定する。有理数 $x\neq0$ の $p$ 進付値 $v_p(x)$ を、$x=p^e\frac ab$($a,b$ は $p$ と互いに素な整数)と書いたときの $e$ とし、$v_p(0)=\infty$ とする(p進付値)。分母が $p$ で割り切れない有理数全体を
$$
\mathbb Z_{(p)}:=\{x\in\mathbb Q: v_p(x)\ge0\}
$$
とおく。$\mathbb Z_{(p)}$ は環で、$x\in\mathbb Z_{(p)}$ が $\mathbb Z_{(p)}$ の単元であることと $v_p(x)=0$ は同値である。有理数 $x,y$ と整数 $r$ について、$v_p(x-y)\ge r$ のとき $x\equiv y\pmod{p^r}$ と書く。$x,y\in\mathbb Z_{(p)}$ なら、$x=\frac ab$ に整数 $ab^{-1}\bmod p$ を対応させる写像 $\mathbb Z_{(p)}\to\mathbb Z/p\mathbb Z$ は環準同型で、$x\equiv y\pmod p$ はその像が等しいことと同じである。$v_p(xy)=v_p(x)+v_p(y)$、$v_p(x+y)\ge\min(v_p(x),v_p(y))$ を自由に使う。
$p$ を奇素数とする。
$B_0=1$、$B_1=-\frac12$ で $p$ は奇素数なので $v_p\ge0$ である。$3$ 以上の奇数 $i$ では $B_i=0$ である。正の偶数 $k$ については、Bernoulli数 の系「Bernoulli数の分母」により既約分数の分母は $(q-1)\mid k$ となる素数 $q$ の積で、平方因子をもたない。よって $v_p(B_k)\ge-1$ で、$(p-1)\nmid k$ なら分母は $p$ で割り切れない。$\square$
$k\ge1$、$1\le l\le k$ について $\binom kl=\frac kl\binom{k-1}{l-1}$ なので
$$
v_p\binom kl\ge v_p(k)-v_p(l)\qquad(1)
$$
である。また $p\ge5$ で整数 $l\ge2$ について
$$
l-v_p(l)\ge2\qquad(2)
$$
である。実際、$e:=v_p(l)\ge1$ なら $l\ge p^e\ge5^e\ge e+2$ であり、$e=0$ なら明らかである。
$p$ を素数、$k\ge1$ として $S_k:=\sum_{j=1}^{p-1}j^k$ とおく。数列の和と差分 の定理「Faulhaber の公式」を $n=p$ で使うと
$$
S_k=\frac1{k+1}\sum_{i=0}^{k}\binom{k+1}iB_i\,p^{k+1-i}=\sum_{i=0}^{k}\binom kiB_i\,\frac{p^{k+1-i}}{k+1-i}\qquad(3)
$$
である($\frac1{k+1}\binom{k+1}i=\frac1{k+1-i}\binom ki$ を使った。$j=0$ の項は $0$)。
$p\ge5$ を素数、$k\ge2$ を偶数で $(p-1)\nmid k$ とし、$v:=v_p(k)$ とおく。このとき $B_k\in\mathbb Z_{(p)}$ で
$$
S_k\equiv p\,B_k\pmod{p^{v+2}}
$$
が成り立つ。
$B_k\in\mathbb Z_{(p)}$ は lem-kmc-denominator の 2 である。(3) の $i=k$ の項は $pB_k$ なので、$i\le k-1$ の各項の $p$ 進付値が $v+2$ 以上であることを示せばよい。$m:=k+1-i\ge2$ とおくと、項は $\binom k{m-1}B_i\frac{p^m}m$ である。
$m=2$ の場合.$i=k-1$ は奇数である。$k\ge4$ なら $B_{k-1}=0$ で項は $0$ である。$k=2$ なら $v=0$ で、項は $\binom21B_1\frac{p^2}2=-\frac{p^2}2$、付値は $2=v+2$ である。
$m\ge3$ の場合.(1) を $l=m-1$ に使うと $v_p\binom k{m-1}\ge v-v_p(m-1)$ で、lem-kmc-denominator の 1 により $v_p(B_i)\ge-1$ である。よって項の付値は
$$
\ge v-v_p(m-1)-1+m-v_p(m)=v+2+\bigl(m-3-v_p(m(m-1))\bigr)
$$
以上である。$m$ と $m-1$ の両方が $p$ で割り切れることはないので、$e:=v_p(m(m-1))$ は $m$ か $m-1$ の一方の付値である。$e\ge1$ なら $m\ge p^e\ge5^e\ge e+3$、$e=0$ なら $m\ge3$ なので、どちらでも $m-3-e\ge0$ である。$\square$
例えば $p=5$、$k=2$ では $S_2=1+4+9+16=30$、$pB_2=\frac56$ で、$30-\frac56=\frac{175}6$ の $5$ 進付値は $2$ である。
$p\ge5$ を素数、$k\ge2$ を偶数で $(p-1)\nmid k$ とし、$a$ を $p$ と互いに素な整数とする。$T_k(a):=\sum_{j=1}^{p-1}j^{k-1}\bigl\lfloor\frac{ja}p\bigr\rfloor$ とおくと、$(a^k-1)\frac{B_k}k\in\mathbb Z_{(p)}$ で
$$
(a^k-1)\frac{B_k}k\equiv a^{k-1}\,T_k(a)\pmod p
$$
が成り立つ。
$v:=v_p(k)$ とおく。$j=1,\dots,p-1$ について $ja=pq_j+r_j$($q_j=\lfloor ja/p\rfloor$、$0\le r_j\le p-1$)と書く。$p\nmid ja$ なので $1\le r_j\le p-1$ で、$a$ は法 $p$ で可逆なので、$j\mapsto r_j$ は $\{1,\dots,p-1\}$ の置換である。
段 1(二項展開).
$$
(ja)^k=(r_j+pq_j)^k=r_j^k+kp\,q_jr_j^{k-1}+\sum_{l=2}^{k}\binom klp^l\,q_j^lr_j^{k-l}
$$
である。(1) と (2) から $v_p\bigl(\binom klp^l\bigr)\ge v-v_p(l)+l\ge v+2$($l\ge2$)なので、最後の和は法 $p^{v+2}$ で $0$ である。また $r_j\equiv ja\pmod p$ から $r_j^{k-1}\equiv j^{k-1}a^{k-1}\pmod p$ で、$v_p(kp)=v+1$ なので $kp\,q_jr_j^{k-1}\equiv kp\,q_jj^{k-1}a^{k-1}\pmod{p^{v+2}}$ である。
段 2(和をとる).$j$ について和をとり、$\sum_jr_j^k=\sum_jj^k=S_k$(置換で並べ替えた)を使うと
$$
a^kS_k\equiv S_k+kp\,a^{k-1}T_k(a)\pmod{p^{v+2}},\qquad\text{すなわち}\qquad(a^k-1)S_k\equiv kp\,a^{k-1}T_k(a)\pmod{p^{v+2}}
$$
である。lem-kmc-power-sum により $S_k\equiv pB_k\pmod{p^{v+2}}$ で、$a^k-1$ は整数なので $(a^k-1)pB_k\equiv kp\,a^{k-1}T_k(a)\pmod{p^{v+2}}$ である。
段 3($kp$ で割る).$x:=(a^k-1)\frac{B_k}k-a^{k-1}T_k(a)$ とおくと、段 2 は $v_p(kp\,x)\ge v+2$、すなわち $v_p(x)\ge1$ を意味する。$a^{k-1}T_k(a)$ は整数なので $(a^k-1)\frac{B_k}k\in\mathbb Z_{(p)}$ で、主張の合同式が成り立つ。$\square$
$p=5$、$k=2$、$a=2$ で確かめる。$T_2(2)=1\cdot0+2\cdot0+3\cdot1+4\cdot1=7$ で、右辺は $2\cdot7=14\equiv4$、左辺は $3\cdot\frac1{12}=\frac14\equiv4\pmod5$ である。
$p$ を素数、$m,n$ を正の偶数とし、$m\equiv n\pmod{p-1}$、$(p-1)\nmid n$ とする。このとき $\frac{B_m}m,\frac{B_n}n\in\mathbb Z_{(p)}$ で
$$
\frac{B_m}m\equiv\frac{B_n}n\pmod p
$$
が成り立つ。
$p=2,3$ では $p-1$ は $1$ か $2$ で、すべての正の偶数を割るので、仮定をみたす $n$ はない。以下 $p\ge5$ とする。$m\equiv n\pmod{p-1}$ なので $(p-1)\nmid m$ でもある。
原始根 の定理「素数を法とする原始根の存在」により、法 $p$ の原始根 $a$ をとる。$a$ の法 $p$ での位数は $p-1$ なので、$(p-1)\nmid k$ となる $k$ について $a^k\not\equiv1\pmod p$、すなわち $a^k-1$ は $\mathbb Z_{(p)}$ の単元である。$k=m,n$ に thm-kmc-voronoi を使うと、$\frac{B_k}k=(a^k-1)^{-1}\cdot(a^k-1)\frac{B_k}k\in\mathbb Z_{(p)}$ で
$$
\frac{B_k}k\equiv\frac{a^{k-1}T_k(a)}{a^k-1}\pmod p\qquad(k=m,n)
$$
である。右辺が $k=m$ と $k=n$ で法 $p$ で等しいことを示せばよい。$m-n$ は $p-1$ の倍数で、Fermatの小定理 により $p$ と互いに素な整数 $b$ について $b^{p-1}\equiv1\pmod p$ なので、$b^{m}\equiv b^{n}$、$b^{m-1}\equiv b^{n-1}\pmod p$ である。これを $b=a$ と $b=j$($1\le j\le p-1$)に使うと、$a^m\equiv a^n$、$a^{m-1}\equiv a^{n-1}$、$T_m(a)=\sum_jj^{m-1}\lfloor\frac{ja}p\rfloor\equiv\sum_jj^{n-1}\lfloor\frac{ja}p\rfloor=T_n(a)\pmod p$ である。$\square$
この定理は Was82 Corollary 5.14(p. 61)の前半で、そこでは $p$ 進 $L$ 関数 $L_p(s,\omega^m)$ の $s$ についての連続性から導かれる。Lan90(Chapter 2 §2 の Theorem 2.3 の Corollary 1、p. 41)は、Bernoulli 多項式の分布関係式から作った $p$ 進測度で $B_k/k$ を積分として表し、原始根 $c$ で $c^k\not\equiv1$ とする点で上の証明と同じ考え方をとる。
$p$ を素数、$k$ を正の偶数で $(p-1)\nmid k$ とする。$p^e\mid k$ なら $p^e$ は $B_k$ の既約分数の分子を割る。
thm-kmc-kummer($m=n=k$)により $v_p(B_k/k)\ge0$ なので $v_p(B_k)\ge v_p(k)\ge e$ である。$\square$
これは Was82 の演習問題 5.10(p. 86、J. C. Adams による)である。例えば $5\mid10$ で $B_{10}=\frac5{66}$、$7\mid14$ で $B_{14}=\frac76$、$25\mid50$ で $B_{50}$ の分子は $25$ で割り切れる(有限計算)。
奇素数 $p$ が $B_2,B_4,\dots,B_{p-3}$ のどれかの分子を割るとき、$p$ を 非正則素数 という。正則素数 の定理「Kummerの判定法」により、これは $p$ が円分体 $\mathbb Q(\zeta_p)$ の類数を割ることと同値である。最小の非正則素数は $37$ である。
非正則素数は無限に多い。
非正則素数が有限個 $p_1,\dots,p_r$ だけだとして矛盾を導く($r=0$ でもよい)。正の整数 $N$ に対して $m:=2N(p_1-1)\cdots(p_r-1)$ とおく。$m$ は正の偶数である。
段 1($\lvert B_m/m\rvert>1$ にできる).Bernoulli数 の系「符号と大きさ」の 2 により $\lvert B_m\rvert>\frac{2\,m!}{(2\pi)^m}$ で、$\bigl\lvert\frac{B_m}m\bigr\rvert>\frac{2\,(m-1)!}{(2\pi)^m}$ である。右辺は $m\to\infty$ で $\infty$ に発散するので、$N$ を十分大きくとれば $\lvert B_m/m\rvert>1$ となる。
段 2(新しい素数).$\frac{B_m}m=\frac uw$ を既約分数($w>0$)とすると、$\lvert u\rvert>w\ge1$ なので $u$ は素因数 $p$ をもつ。$B_m=\frac AD$ を既約分数とすると $\frac{B_m}m=\frac A{Dm}$ なので $u$ は $A$ を割り、$p\mid A$、$p\nmid D$ である。$D$ は $(q-1)\mid m$ となる素数 $q$ の積である(Bernoulli数 の系「Bernoulli数の分母」)。$2,3$ と各 $p_i$ はこの条件をみたすので $D$ を割り、$A$ を割らない。よって $p\neq2,3$、$p\neq p_i$ であり、$p\nmid D$ から $(p-1)\nmid m$ である。
段 3(小さな番号に戻す).$m'$ を $m'\equiv m\pmod{p-1}$、$0< m'< p-1$ となる整数とする。$m$ と $p-1$ は偶数なので $m'$ も偶数で、$2\le m'\le p-3$ である。thm-kmc-kummer により $\frac{B_{m'}}{m'}\equiv\frac{B_m}m\equiv0\pmod p$ で、$m'< p$ から $p\nmid m'$ なので $v_p(B_{m'})\ge1$、すなわち $p$ は $B_{m'}$ の分子を割る。したがって $p$ は非正則素数で、$p_1,\dots,p_r$ のどれとも異なる。これは仮定に反する。$\square$
この証明は Was82 Theorem 5.17(p. 62)と同じ筋道である。一方、正則素数が無限に多いかどうかは知られていない(同 p. 62)。
Kummer の合同式は法 $p$ の冪に強めることができる。$m,n$ を正の偶数で $m\equiv n\pmod{(p-1)p^a}$、$(p-1)\nmid n$ とすると
$$
(1-p^{m-1})\frac{B_m}m\equiv(1-p^{n-1})\frac{B_n}n\pmod{p^{a+1}}
$$
が成り立つ(Was82 Corollary 5.14 の後半、p. 61。この記事では証明しない)。因子 $1-p^{k-1}$ は $\zeta(s)$ の Euler 積の $p$ での因子を $s=1-k$ で評価したもので、$p$ 進的な補間のためにはこの因子を取り除く必要がある。$a=0$ のときは $1-p^{k-1}\equiv1\pmod p$ なので thm-kmc-kummer に戻る。
これは $p$ 進 $L$ 関数 $L_p(s,\omega^m)$ が $L_p(1-k,\omega^m)=-(1-p^{k-1})\frac{B_k}k$($k\equiv m\pmod{p-1}$)をみたし、$s$ の $p$ 進的な冪級数で書けることから従う(Was82 Theorem 5.11、p. 57)。同じ方法で、一般化Bernoulli数 についての合同式も得られる(同 Corollary 5.13、p. 60)。
| 外す条件・替える条件 | 反例 | 成り立たなくなること |
|---|---|---|
| $(p-1)\nmid n$ | $p=5$、$m=4$、$n=8$ | $\frac{B_m}m,\frac{B_n}n\in\mathbb Z_{(p)}$ |
| $B_k$ を $k$ で割る | $p=5$、$m=2$、$n=6$ | $B_m\equiv B_n\pmod p$ |
| $m\equiv n\pmod{p-1}$ | $p=7$、$m=2$、$n=4$ | $\frac{B_m}m\equiv\frac{B_n}n\pmod p$ |
| 因子 $1-p^{k-1}$ | $p=5$、$m=2$、$n=22$ | $\frac{B_m}m\equiv\frac{B_n}n\pmod{p^2}$ |
| $a^k\not\equiv1\pmod p$ | $p=5$、$k=2$、$a=4$ | thm-kmc-voronoi から $B_k/k$ の剰余が決まる |
各行を確かめる。
1 行目:$\frac{B_4}4=-\frac1{120}$、$\frac{B_8}8=-\frac1{240}$ で、分母が $5$ で割り切れる。von Staudt–Clausen の定理により $(p-1)\mid k$ なら $p$ は $B_k$ の分母を割る。
2 行目:$B_2=\frac16\equiv1$、$B_6=\frac1{42}\equiv2^{-1}\equiv3\pmod5$ で合同でない。$k$ で割った $\frac{B_2}2$、$\frac{B_6}6$ はどちらも $3$ に合同である(ex-kmc-small の 1)。
3 行目:$\frac{B_2}2=\frac1{12}\equiv3$、$\frac{B_4}4=-\frac1{120}\equiv-1\equiv6\pmod7$($120\equiv1$)で合同でない。$2$ と $4$ は法 $6$ で合同でない。
4 行目:$22\equiv2\pmod{20}$ だが、$\frac{B_2}2\equiv23$、$\frac{B_{22}}{22}\equiv8\pmod{25}$ で合同でない(有限計算)。因子をつけると $(1-5)\frac{B_2}2=-\frac13\equiv8$ で、$(1-5^{21})\frac{B_{22}}{22}\equiv\frac{B_{22}}{22}\equiv8\pmod{25}$ となり、Corollary 5.14 の後半($a=1$)のとおり合同になる。
5 行目:$4^2=16\equiv1\pmod5$ なので左辺は $0$ で、$T_2(4)=0+2+6+12=20\equiv0$ から右辺も $0$ である。合同式は成り立つが $B_2/2$ について何も述べない。証明で原始根を使ったのはこのためである。
注意を 2 つ挙げる。
Mathpediaは寄付と、参考文献の書籍リンク(Amazonアソシエイト)の紹介料で運営されています。 支援について / 寄付する