ブローアップ

同義語:blow-up爆発blowing up

概要

ブローアップ(blow-up)とは、スキーム $X$ と準連接イデアル層 $\mathcal{I}$(閉部分スキーム $Y$)に対し、Rees 代数 $\bigoplus_{n\ge0}\mathcal{I}^n$ の $\operatorname{Proj}$ として得られるスキーム $\mathrm{Bl}_YX$ と射 $\pi\colon\mathrm{Bl}_YX\to X$ である。$\pi$ は $Y$ の外で同型で、$Y$ の逆像(例外因子)は有効 Cartier 因子になり、$\mathcal{I}$ を可逆にする射の中で普遍的である。$X$ が整で $\mathcal{I}\ne0$ が有限型なら $\pi$ は固有かつ双有理である。$\mathbb{A}^n$ の原点のブローアップの例外因子は $\mathbb{P}^{n-1}$ で、尖点や通常 2 重点を解消する。

$$\newcommand{C}[0]{\mathbb{C}} \newcommand{N}[0]{\mathbb{N}} \newcommand{Q}[0]{\mathbb{Q}} \newcommand{R}[0]{\mathbb{R}} \newcommand{Z}[0]{\mathbb{Z}} $$

前提知識: スキーム, 準連接層, イデアル層, 閉部分スキーム, Proj, 可逆層, Cartier因子

定義

ブローアップは、スキーム $X$ の閉部分スキーム $Y$ を「膨らませて」Cartier因子(余次元 $1$ の部分スキーム)に置き換える操作である。$Y$ の外では何も変えず、$Y$ の上には $Y$ に近づく方向の情報を並べた新しいスキームを載せる。定義は次数付き環の Proj による。

ブローアップ

$X$ をスキーム、$\mathcal{I}\subset\mathcal{O}_X$ を準連接層であるイデアル層、$Y\subset X$ を $\mathcal{I}$ が定める閉部分スキームとする。$\mathcal{O}_X$ 上の次数付き代数
$$ \mathcal{S}:=\bigoplus_{n\ge 0}\mathcal{I}^n=\mathcal{O}_X\oplus\mathcal{I}\oplus\mathcal{I}^2\oplus\cdots\qquad(\mathcal{I}^0:=\mathcal{O}_X) $$
を $\mathcal{I}$ の Rees 代数といい、
$$ \tilde{X}:=\operatorname{\mathbf{Proj}}_X\mathcal{S}\xrightarrow{\ \pi\ }X $$
を $X$ の $\mathcal{I}$ に関する(あるいは $Y$ に沿う、$Y$ を中心とする)ブローアップ(blow-up, blowing up)という。$\mathrm{Bl}_{\mathcal{I}}X$、$\mathrm{Bl}_YX$ とも書く。$Y$ を中心(center)、$\mathcal{I}$ の逆像イデアル層 $\pi^{-1}\mathcal{I}\cdot\mathcal{O}_{\tilde{X}}$ が定める閉部分スキーム $E:=\pi^{-1}(Y)=\tilde{X}\times_XY$ を例外因子(exceptional divisor)という。

$X=\operatorname{Spec}A$ がアフィンスキームで $\mathcal{I}$ がイデアル $I\subset A$ に対応するとき、Rees 代数は多項式環 $A[t]$ の部分環
$$ A[It]:=\bigoplus_{n\ge0}I^nt^n=A\oplus It\oplus I^2t^2\oplus\cdots\subset A[t] $$
であり、$\tilde{X}=\operatorname{Proj}A[It]$ である。$I=(f_1,\dots,f_r)$ なら $A[It]$ は $A$ 上 $f_1t,\dots,f_rt$ で生成される。とくに $I$ が有限生成なら $A[It]$ は次数 $1$ の有限個の元で生成され、$\tilde{X}$ は $A$ 上の射影空間 $\mathbb{P}^{r-1}_A=\operatorname{Proj}A[u_1,\dots,u_r]$ の、全射 $u_i\mapsto f_it$ の核(斉次イデアル)が定める閉部分スキームになる。一般の $X$ ではアフィン開集合ごとにこの構成を行い、Proj の構成の関手性により貼り合わせる(Har77 II §7、Liu02 §8.1、EGA2 §8)。
ブローアップ $\pi$ で閉部分スキームがどう移るかを述べる語を定める。

全変換と固有変換

$\pi\colon\tilde{X}\to X$ を $\mathcal{I}$ に関するブローアップ、$Z\subset X$ を閉部分スキームとする。逆像 $\pi^{-1}(Z)=\tilde{X}\times_XZ$ を $Z$ の全変換(total transform)という。$Z$ の固有変換(strict transform。狭義変換ともいう)$\tilde{Z}$ とは、$Z$ の $\mathcal{I}\mathcal{O}_Z$ に関するブローアップ $\mathrm{Bl}_{\mathcal{I}\mathcal{O}_Z}Z$ のことであり、これは $\tilde{X}$ の閉部分スキームとして $\pi^{-1}(Z)$ に含まれる。$X$ がNoetherスキームで $Z$ が整スキーム、$Z\not\subset Y$ のとき、$\tilde{Z}$ は $\pi^{-1}(Z\setminus Y)$ の $\tilde{X}$ における閉包(被約スキームの構造を入れた閉部分スキーム)に一致する。

固有変換が $\pi^{-1}(Z)$ の閉部分スキームであること、および閉包による記述は Har77 II §7 による($Z$ が整で $Z\not\subset Y$ なら、$\tilde{Z}\to Z$ が $Z\setminus Y$ 上で同型で $\tilde{Z}$ が整であること(prop-blow-up-birational)から直接分かる)。$\pi$ が $X\setminus Y$ 上で同型であること、$E$ が有効 Cartier 因子(Cartier因子)であること、$\pi$ の普遍性、$\pi$ が固有射かつ双有理写像であることは「性質」の節で証明する。

直感

原点 $0\in\mathbb{A}^2$ のブローアップを考える。原点を通る直線は方向(射影直線 $\mathbb{P}^1$ の点)で決まる。原点以外の点 $p$ は「$p$ と原点を結ぶ直線の方向」をただ一つ決めるが、原点自身はすべての方向に属している。そこで原点を、方向の全体 $\mathbb{P}^1$ に置き換えたものが $\mathrm{Bl}_0\mathbb{A}^2$ であり、$\mathbb{P}^1$ が例外因子である。原点を通る 2 本の曲線は、原点で接線方向が異なれば $\mathrm{Bl}_0\mathbb{A}^2$ では例外因子の異なる点を通り、分離される。これが特異点解消にブローアップが使われる理由である。
一般の中心 $Y$ については、$\mathcal{I}$ の生成元 $f_1,\dots,f_r$ の「比」$[f_1:\dots:f_r]$ が $X\setminus Y$ から $\mathbb{P}^{r-1}$ への射を与え、そのグラフの閉包が $\tilde{X}$ である($X$ が整のとき。prop-blow-up-affine-space の 3、prop-blow-up-birational)。$Y$ 上では比が定義されないので、$Y$ に近づく仕方ごとに比の極限値が並び、それが例外因子になる。ブローアップはイデアル層 $\mathcal{I}$ で決まり、閉集合 $Y$ だけでは決まらないことに注意する(ex-blow-up-ideal-dependence)。

例と反例

アフィン空間の原点のブローアップ

$k$ を体、$A=k[x_1,\dots,x_n]$、$\mathfrak{m}=(x_1,\dots,x_n)$ を原点 $0$ の極大イデアルとし、$\pi\colon\tilde{X}=\mathrm{Bl}_0\mathbb{A}^n_k\to\mathbb{A}^n_k$ を $\mathfrak{m}$ に関するブローアップとする。

  1. $\tilde{X}$ は $n$ 個の開集合 $U_i=D_+(x_it)$($1\le i\le n$)で覆われ、各 $U_i$ は $n$ 個の変数 $x_i$ と $w_j=x_j/x_i$($j\ne i$)をもつアフィン空間 $\mathbb{A}^n_k$ に同型である。$\pi|_{U_i}$ は環の写像 $A\to k[x_i,(w_j)_{j\ne i}]$、$x_i\mapsto x_i$、$x_j\mapsto x_iw_j$ に対応する。
  2. 例外因子 $E=\pi^{-1}(0)$ は $U_i$ の中で $x_i=0$ で定義され、$E\cong\mathbb{P}^{n-1}_k$ である。$E\cap U_i=\operatorname{Spec}k[(w_j)_{j\ne i}]$ は $\mathbb{P}^{n-1}$ の標準的なアフィン開集合 $D_+(u_i)$ であり、$w_j$ は $u_j/u_i$ に対応する。
  3. $\tilde{X}$ は $\mathbb{A}^n_k\times\mathbb{P}^{n-1}_k$ の閉部分スキーム
    $$ \{(x,[u])\mid x_iu_j=x_ju_i\ (1\le i< j\le n)\} $$
    に、$\pi$ は第 1 成分への射影に一致する。とくに $\tilde{X}$ は $k$ 上滑らか(滑らかな射)で、$\pi$ は射影射である。
  1. $A[\mathfrak{m}t]$ は $A$ 上 $x_1t,\dots,x_nt$ で生成される次数 $1$ 生成の次数付き環なので、無関係イデアルは $(x_1t,\dots,x_nt)$ であり、$\operatorname{Proj}$ は $D_+(x_it)$ で覆われる。$B_i:=A[\mathfrak{m}t]_{(x_it)}$ は局所化 $A[\mathfrak{m}t]_{x_it}$ の次数 $0$ の部分、すなわち $at^m/(x_it)^m$($a\in\mathfrak{m}^m$)の形の元の全体である。$A[\mathfrak{m}t]\subset A[t]$ で、$A[t]_{x_it}$ の次数 $0$ の部分は $bt^m/(x_it)^m=b/x_i^m$ の全体、つまり $A_{x_i}$ なので、$B_i$ は $A_{x_i}$ の部分環である。$\mathfrak{m}^m$ は次数 $m$ の単項式 $x^\alpha$ で生成され、$x^\alpha/x_i^m=\prod_{j\ne i}w_j^{\alpha_j}$ なので、$B_i$ は $A_{x_i}$ の中で $A$ と $w_j$($j\ne i$)が生成する部分環、すなわち $x_j=x_iw_j$ により $k$ 上 $x_i$ と $w_j$($j\ne i$)が生成する部分環である。この $n$ 個の元は代数的に独立である。実際、$B_i$ は分数体 $k(x_1,\dots,x_n)$ に含まれ、$k(x_i,(w_j)_{j\ne i})$ は $x_j=x_iw_j$ を含むので $k(x_1,\dots,x_n)$ に等しく、その超越次数は $n$ である。超越次数 $n$ の体を生成する $n$ 個の元は代数的独立である(Har77 I §1、超越基底)。したがって $k[X_i,(W_j)_{j\ne i}]\to B_i$、$X_i\mapsto x_i$、$W_j\mapsto w_j$ は同型で、$U_i\cong\mathbb{A}^n_k$ である。$\pi|_{U_i}$ が $A\to B_i$ の包含に対応することは $\operatorname{Proj}$ の構造射の定義そのものであり、$x_j=x_iw_j$ が主張の式である。
  2. $B_i$ において $\mathfrak{m}B_i=(x_i,x_iw_j\ (j\ne i))=(x_i)$ なので、$E\cap U_i=V(x_i)=\operatorname{Spec}k[(w_j)_{j\ne i}]\cong\mathbb{A}^{n-1}_k$ である。$U_i\cap U_j=D_+(x_ix_jt^2)$ は $U_i$ の中では $x_jt/x_it=w_j$ が可逆な開集合 $D(w_j)$ である。$U_j$ の座標 $w^{(j)}_l=x_l/x_j$ は $U_i$ の座標で $w^{(j)}_l=w^{(i)}_l/w^{(i)}_j$($w^{(i)}_i=1$ とおく)と書ける。$E$ に制限すると、これは $\mathbb{P}^{n-1}_k$ の開集合 $D_+(u_i)$ と $D_+(u_j)$ の座標 $u_l/u_i$ と $u_l/u_j$ の間の貼り合わせそのものである。よって $E\cong\mathbb{P}^{n-1}_k$ である。
  3. 全射 $A[u_1,\dots,u_n]\to A[\mathfrak{m}t]$、$u_i\mapsto x_it$ により $\tilde{X}$ は $\mathbb{P}^{n-1}_A=\mathbb{A}^n_k\times\mathbb{P}^{n-1}_k$ の閉部分スキームである。開集合 $D_+(u_i)=\operatorname{Spec}A[(u_j/u_i)_{j\ne i}]$ の中で $\tilde{X}$ は、1 の同型のもとで、$A[(W_j)_{j\ne i}]\to B_i$、$W_j\mapsto w_j$ の核で定義される。$A[(W_j)_{j\ne i}]/(x_j-x_iW_j\ (j\ne i))$ は変数 $x_j$($j\ne i$)を消去して $k[x_i,(W_j)_{j\ne i}]$ に同型であり、これは 1 により $B_i$ に同型なので、核は $(x_j-x_iW_j)_{j\ne i}$ である。$W_j=u_j/u_i$ を戻せば、$D_+(u_i)$ の中で $\tilde{X}$ は $x_ju_i=x_iu_j$($j\ne i$)で定義され、他の関係式 $x_ju_l=x_lu_j$ は $u_i$ が可逆なところではこれらから従う。$D_+(u_i)$ が $\mathbb{P}^{n-1}_A$ を覆うので主張が従う。閉埋め込みは $A$ 上の射なので $\pi$ は第 1 成分への射影であり、滑らかさは 1 から、射影性は閉部分スキームであることから従う。$\square$

prop-blow-up-affine-space の 3 の閉部分スキームは、$x\ne0$ の上では $u=[x_1:\dots:x_n]$ と決まるので、射 $\mathbb{A}^n\setminus\{0\}\to\mathbb{P}^{n-1}$、$x\mapsto[x_1:\dots:x_n]$ のグラフの閉包である。第 2 成分への射影 $\tilde{X}\to\mathbb{P}^{n-1}$ の $[u]$ 上のファイバーは原点を通り方向 $[u]$ をもつ直線なので、$\mathrm{Bl}_0\mathbb{A}^n$ は $\mathcal{O}_{\mathbb{P}^{n-1}}(-1)$ の全空間(トートロジカル束)で、$E$ はその零切断である。

平面の原点のブローアップ

$n=2$、$A=k[x,y]$、$\mathfrak{m}=(x,y)$ のとき、$\mathrm{Bl}_0\mathbb{A}^2=\{xv=yu\}\subset\mathbb{A}^2\times\mathbb{P}^1$ である。2 つのアフィン開集合は
$$ U_1=\operatorname{Spec}k[x,w]\ (y=xw,\ w=v/u),\qquad U_2=\operatorname{Spec}k[y,w']\ (x=yw',\ w'=u/v) $$
で、$U_1\cap U_2$ 上で $w'=1/w$ である。例外因子 $E$ は $U_1$ では $x=0$(座標 $w$ の直線)、$U_2$ では $y=0$(座標 $w'$ の直線)であり、貼り合わせて $E\cong\mathbb{P}^1$ である。原点を通る直線 $y=cx$ の固有変換は $U_1$ の中で $x(w-c)=0$ から $E$ を除いた $w=c$、すなわち $E$ と点 $w=c$ で横断的(横断的交叉)に交わる直線である。原点を通る直線たちは、原点で交わっていたのが $\tilde{X}$ では互いに交わらなくなり、$E$ の異なる点を通る。

実平面の二直線 !FORMULA[257][36913844][0] と !FORMULA[258][1144259729][0] は原点で交わる。ブローアップの座標図 !FORMULA[259][35871841][0] では固有変換 !FORMULA[260][36852061][0] と !FORMULA[261][1142410486][0] が例外因子 !FORMULA[262][36881821][0] の異なる点を通る 実平面の二直線 $y=x$ と $y=-x$ は原点で交わる。ブローアップの座標図 $U_1$ では固有変換 $w=1$ と $w=-1$ が例外因子 $x=0$ の異なる点を通る
図は $k=\mathbb R$ の実点を描いたもので、本文の $U_1=\operatorname{Spec}k[x,w]$、$w=v/u$、$\pi(x,w)=(x,xw)$ に対応する。原点で交わる二直線 $y=\pm x$ の固有変換は $w=\pm1$ となり、例外因子 $E\cap U_1=\{x=0\}$ 上の異なる方向 $[u:v]=[1:\pm1]$ を通る。この図の $U_1$ にない垂直方向 $[0:1]$ は $U_2$ が含み、例外因子全体は $E\cong\mathbb P^1_k$ である。

尖点の解消

$C\subset\mathbb{A}^2_k$ を尖点をもつ曲線 $y^2=x^3$ とし、原点のブローアップ $\pi\colon\mathrm{Bl}_0\mathbb{A}^2\to\mathbb{A}^2$ で $C$ がどう移るかを ex-blow-up-plane の座標で計算する。$U_1$($y=xw$)では $x^2w^2=x^3$、すなわち全変換 $\pi^{-1}(C)\cap U_1$ は $x^2(w^2-x)=0$ で定義される。因子 $x=0$ は $E$ であり、$C$ の全変換は $E$ を重複度 $2$ で含む。固有変換 $\tilde{C}$ は $E$ の成分を除いた $w^2=x$ であり、これは放物線で滑らかである。$\tilde{C}\cap E$ は $x=0$、$w^2=0$、すなわち 1 点 $(x,w)=(0,0)$ であり、そこで $\tilde{C}$ の接線 $x=0$ は $E$ に一致する(交叉数 $2$ の接触)。$U_2$($x=yw'$)では $y^2=y^3w'^3$、すなわち $y^2(1-yw'^3)=0$ で、固有変換 $1=yw'^3$ は $E=\{y=0\}$ と交わらない。以上から、尖点は 1 回のブローアップで解消され、固有変換は滑らかな曲線 $\tilde{C}\cong\mathbb{A}^1$($w$ を座標とする)で $E$ に 1 点で接する。$\pi^{-1}(C)=\tilde{C}+2E$ という関係は、原点が $C$ の重複度 $2$ の点であることを反映している(特異点解消)。

通常2重点の解消

$k$ の標数を $2$ でないとし、$C\subset\mathbb{A}^2_k$ を通常2重点(節点)をもつ曲線 $y^2=x^2(x+1)$ とする。$U_1$($y=xw$)で全変換は $x^2w^2=x^2(x+1)$、すなわち $x^2(w^2-x-1)=0$ で、固有変換 $\tilde{C}$ は $w^2=x+1$ である。これは滑らかで、$E=\{x=0\}$ とは $w=\pm1$ の 2 点で横断的に交わる。原点で $C$ がもつ 2 つの枝の接線方向 $y=\pm x$ が $E$ 上の異なる 2 点 $w=\pm1$ になり、枝が分離された。$U_2$($x=yw'$)では全変換は $y^2(1-w'^2(1+yw'))=0$ で、固有変換 $w'^2(1+yw')=1$ と $E=\{y=0\}$ の交点は $w'^2=1$、すなわち $w'=\pm1$ の 2 点であるが、$w'=1/w$ なのでこれは $U_1$ で見た 2 点 $w=\pm1$ と同じ点であり、$U_1$ に含まれない交点はない。尖点との違いは $\tilde{C}\cap E$ が横断的な 2 点(尖点では接する 1 点)であることで、どちらも $\pi^{-1}(C)=\tilde{C}+2E$ である。

反例:同じ閉集合を定める異なるイデアルのブローアップ

$A=k[x,y]$ において、$I=(x^2,y)$ は $\mathfrak{m}=(x,y)$ と同じ閉集合 $\{0\}$ を定めるが($\mathfrak{m}^2\subset I\subset\mathfrak{m}$)、ブローアップは異なる。$D_+(yt)$ に対応する環 $B=A[It]_{(yt)}$ は、prop-blow-up-affine-space の証明と同様に $A_y$ の部分環 $A[x^2/y]$ であり、$z=x^2/y$ とおくと $k[x,y,z]/(yz-x^2)\to A[x^2/y]$ は全射である。$yz-x^2$ は既約なので左辺は次元 $2$ の整域、右辺も次元 $2$ の整域であり、有限生成整域の間の次元を保つ全射は同型である(核が $0$ でない素イデアルなら次元は真に下がる。Har77 I §1)。よって $B\cong k[x,y,z]/(x^2-yz)$ で、これは原点に $A_1$ 型の特異点(2 次錐)をもつ。$\mathbb{A}^2$ は滑らかなのに $\mathrm{Bl}_I\mathbb{A}^2$ は特異である。破られている含意は「ブローアップは中心の閉集合だけで決まる」「滑らかな多様体のブローアップは滑らか」の 2 つで、後者は中心が滑らかな閉部分スキームなら成り立つ(thm-blow-up-smooth-center)が、一般には成り立たない。なお逆も成り立たず、中心が滑らかでなくても結果が滑らかになることはある(rem-blow-up-power の $\mathrm{Bl}_{\mathfrak{m}^2}\mathbb{A}^2\cong\mathrm{Bl}_{\mathfrak{m}}\mathbb{A}^2$ がその例で、中心 $\operatorname{Spec}A/\mathfrak{m}^2$ は被約でない)。一方、$\mathfrak{m}$ に関するブローアップ $\mathrm{Bl}_0\mathbb{A}^2$ は ex-blow-up-plane のとおり滑らかである。

イデアルの冪と Veronese 部分環

逆に、異なるイデアルが同じブローアップを与えることもある。$A[I^mt]$ は $A[It]$ の $m$ 次 Veronese 部分環に同型で、$\operatorname{Proj}$ は Veronese 部分環で変わらないので $\mathrm{Bl}_{I^m}X\cong\mathrm{Bl}_IX$ である(Har77 II Exercise 5.13)。$\mathcal{I}$ が可逆なときにブローアップが同型になること(prop-blow-up-invertible-ideal)も、「ブローアップは必ず $X$ を変える」という誤った期待に対する反例である。$\mathcal{I}=0$($Y=X$)のときは Rees 代数が $\mathcal{O}_X$ のみで $\tilde{X}=\emptyset$ である。

性質

以下、$\mathcal{I}$ は有限型の準連接イデアル層とし、主張は $X$ 上局所的なので $X=\operatorname{Spec}A$、$I=(f_1,\dots,f_r)$ の場合に証明を書く。

例外因子は有効Cartier因子

$\pi\colon\tilde{X}\to X$ を有限型のイデアル層 $\mathcal{I}$ に関するブローアップとする。

  1. $\pi$ は $X\setminus Y$ の上で同型である。
  2. $\pi^{-1}\mathcal{I}\cdot\mathcal{O}_{\tilde{X}}$ は可逆なイデアル層であり、$\mathcal{O}_{\tilde{X}}(1)$ に同型である。したがって例外因子 $E$ は有効 Cartier 因子で、$\mathcal{O}_{\tilde{X}}(-E)\cong\mathcal{O}_{\tilde{X}}(1)$ である。
  1. $X\setminus Y$ 上では $\mathcal{I}=\mathcal{O}_X$ なので Rees 代数は $\mathcal{O}_X[t]$ であり、$\operatorname{Proj}A[t]=D_+(t)=\operatorname{Spec}A[t]_{(t)}=\operatorname{Spec}A$ である。
  2. $A[It]$ は次数 $1$ の元 $f_1t,\dots,f_rt$ で生成されるので $\tilde{X}$ は $D_+(f_it)$ で覆われる。$B_i:=A[It]_{(f_it)}$ とおく。$IB_i$ は $f_1,\dots,f_r$ で生成されるが、$f_j=f_i\cdot(f_jt)/(f_it)$ で $(f_jt)/(f_it)\in B_i$ なので $IB_i=f_iB_i$ である。$f_i$ が $B_i$ の非零因子であることを示す。$b=at^m/(f_it)^m\in B_i$($a\in I^m$)が $f_ib=0$ を満たすとすると、局所化の定義により $A[It]$ の中で $(f_it)^l\cdot f_iat^m=0$ となる $l\ge0$ がある。$A[It]\subset A[t]$ なので、これは $A$ の中で $f_i^{l+1}a=0$ を意味する。すると $(f_it)^{l+1}\cdot at^m=f_i^{l+1}at^{m+l+1}=0$ なので $b=0$ である。よって $\pi^{-1}\mathcal{I}\cdot\mathcal{O}_{\tilde{X}}$ は $D_+(f_it)$ 上で非零因子 $f_i$ が生成する自由 $\mathcal{O}$ 加群(自由加群)であり、可逆である。
    $\mathcal{O}_{\tilde{X}}(1)$ との同型:次数付き $A[It]$ 加群の写像 $A[It](1)\to A[It]$ を「$t$ で割る」写像 $at^{n+1}\mapsto at^n$($a\in I^{n+1}$、次数 $n$ の部分 $I^{n+1}t^{n+1}$ から $I^{n+1}t^n\subset I^nt^n$ へ)で定める。$A[t]$ の中の写像なので単射で、像は次数 $n$ の部分が $I^{n+1}t^n=I\cdot I^nt^n$ である斉次イデアル $I\cdot A[It]$ である。$\operatorname{Proj}$ 上の層に移すと、単射 $\mathcal{O}_{\tilde{X}}(1)\to\mathcal{O}_{\tilde{X}}$ で、像は $D_+(f_it)$ 上で $(IA[It])_{(f_it)}=IB_i$($a\in I^{n+1}$ に対する $at^n/(f_it)^n$ の全体は、$I$ の元と $B_i$ の元の積の和の全体に等しい)、すなわち $\pi^{-1}\mathcal{I}\cdot\mathcal{O}_{\tilde{X}}$ である。$\mathcal{O}_{\tilde{X}}(-E)$ は定義により $E$ のイデアル層なので最後の主張が従う。$\square$
ブローアップの普遍性

$\pi\colon\tilde{X}\to X$ を有限型のイデアル層 $\mathcal{I}$ に関するブローアップとする。スキームの射 $f\colon Z\to X$ で、逆像イデアル層 $f^{-1}\mathcal{I}\cdot\mathcal{O}_Z$ が可逆なものが与えられたとき、$f=\pi\circ g$ を満たす射 $g\colon Z\to\tilde{X}$ がただ一つ存在する。

$g$ の一意性が局所的に示せれば、局所的な $g$ は貼り合うので、$X=\operatorname{Spec}A$、$I=(f_1,\dots,f_r)$ としてよい。$\mathcal{L}:=f^{-1}\mathcal{I}\cdot\mathcal{O}_Z\subset\mathcal{O}_Z$ とおく。$\mathcal{L}$ は $f_1,\dots,f_r$ の像 $s_1,\dots,s_r\in\Gamma(Z,\mathcal{L})$ で生成される可逆層なので、射影空間への射の普遍性(Har77 II Theorem 7.1)により、$A$ 上の射 $g'\colon Z\to\mathbb{P}^{r-1}_A=\operatorname{Proj}A[u_1,\dots,u_r]$ で $g'^*\mathcal{O}(1)\cong\mathcal{L}$、$u_i\mapsto s_i$ となるものがただ一つある。$J$ を全射 $A[u_1,\dots,u_r]\to A[It]$、$u_i\mapsto f_it$ の核とすると $\tilde{X}=V_+(J)$ である。
$g'$ が $V_+(J)$ を経由することを示す。$J$ の次数 $d$ の斉次元 $F$ をとる。$F(f_1t,\dots,f_rt)=F(f_1,\dots,f_r)t^d=0$ なので $F(f_1,\dots,f_r)=0$ が $A$ で成り立つ。$Z$ の開集合 $W$ で $\mathcal{L}|_W$ が 1 つの元 $\gamma\in\mathcal{O}(W)$ で生成されるものをとる。$\mathcal{O}_W\to\mathcal{L}|_W$、$a\mapsto a\gamma$ が同型なので $\gamma$ は非零因子である。$s_i|_W=a_i\gamma$($a_i\in\mathcal{O}(W)$)と書くと、$\mathcal{L}^{\otimes d}|_W$ の切断 $F(s_1,\dots,s_r)$ は $F(a_1,\dots,a_r)\gamma^{\otimes d}$ であり、$F(a_1,\dots,a_r)\gamma^d=F(a_1\gamma,\dots,a_r\gamma)=F(f_1,\dots,f_r)|_W=0$ と $\gamma^d$ が非零因子であることから $F(a_1,\dots,a_r)=0$、すなわち $F(s_1,\dots,s_r)=0$ である。$g'^{-1}(D_+(u_i))$ は $s_i$ が $\mathcal{L}$ を生成する開集合 $Z_{s_i}$ であり、その上で $D_+(u_i)$ の関数 $F/u_i^d$ の引き戻しは $F(s_1,\dots,s_r)/s_i^d=0$ である。$V_+(J)\cap D_+(u_i)$ は $F/u_i^d$($F\in J$ 斉次)で定義されるので、$g'|_{Z_{s_i}}$ は $V_+(J)\cap D_+(u_i)$ を経由し、これらは貼り合って $g\colon Z\to\tilde{X}$ を与える。$\pi\circ g=f$ は $g'$ が $A$ 上の射であることによる。
一意性:$g\colon Z\to\tilde{X}$ を $\pi\circ g=f$ なる任意の射とする。prop-blow-up-exceptional により $\mathcal{O}_{\tilde{X}}(1)\cong\pi^{-1}\mathcal{I}\cdot\mathcal{O}_{\tilde{X}}$ で、$u_i$ の像 $f_it$ は $f_i$ に対応する。引き戻しの全射 $g^*(\pi^{-1}\mathcal{I}\cdot\mathcal{O}_{\tilde{X}})\to\mathcal{L}$ は可逆層の間の全射なので同型であり(局所的に $\mathcal{O}\to\mathcal{O}$ の全射で $1$ の像が単元)、$g^*\mathcal{O}_{\tilde{X}}(1)\cong\mathcal{L}$、$u_i\mapsto s_i$ である。よって合成 $Z\to\tilde{X}\subset\mathbb{P}^{r-1}_A$ は $(\mathcal{L};s_1,\dots,s_r)$ が定める射 $g'$ に等しく、閉埋め込みは単射なので $g$ は一意である。$\square$

可逆イデアル層のブローアップ

$\mathcal{I}$ が可逆なイデアル層($Y$ が有効 Cartier 因子)なら、$\pi\colon\mathrm{Bl}_{\mathcal{I}}X\to X$ は同型である。

$\mathrm{id}_X$ は thm-blow-up-universal の仮定を満たすので、$\pi\circ g=\mathrm{id}_X$ となる $g\colon X\to\tilde{X}$ がある。すると $g\circ\pi\colon\tilde{X}\to\tilde{X}$ は $\pi\circ(g\circ\pi)=\pi$ を満たし、$\mathrm{id}_{\tilde{X}}$ も同じ式を満たす。$\pi$ 自身は $\pi^{-1}\mathcal{I}\cdot\mathcal{O}_{\tilde{X}}$ が可逆なので普遍性の仮定を満たし、一意性により $g\circ\pi=\mathrm{id}_{\tilde{X}}$ である。$\square$

整スキームのブローアップ

$X$ を整スキーム、$\mathcal{I}\ne0$ を有限型のイデアル層とすると、$\tilde{X}=\mathrm{Bl}_{\mathcal{I}}X$ は整スキームで、$\pi$ は固有かつ双有理な射である。$X$ が Noether 環上の準射影スキームなら $\tilde{X}$ も準射影で、$\pi$ は射影射である。

$X$ が整で $\mathcal{I}\ne0$ なので、空でない任意のアフィン開集合 $U=\operatorname{Spec}A$ 上で $I=\mathcal{I}(U)\ne0$ である($\mathcal{I}|_V=0$ となる空でない開集合 $V$ があれば、制限 $\mathcal{O}(U)\to\mathcal{O}(U\cap V)$ が単射なので $\mathcal{I}(U)=0$ となり、$\mathcal{I}=0$ になる)。$A[It]\subset A[t]$ は整域だから、$0\ne f\in I$ に対し $D_+(ft)=\operatorname{Spec}A[It]_{(ft)}$ は空でない整スキームであり、2 つのそのような開集合の共通部分 $D_+(fgt^2)$ も空でない。空でない整な開集合で覆われ、どの 2 つも交わるスキームは整なので $\pi^{-1}(U)$ は整であり、$\pi^{-1}(U)$ たちも prop-blow-up-exceptional の 1 により $(U\cap U')\setminus Y\ne\emptyset$ の上で交わるので $\tilde{X}$ は整である。$Y\ne X$($I$ の $0$ でない元は冪零元でない)なので $X\setminus Y$ は空でない開集合、したがって稠密であり、$\pi$ はその上で同型だから双有理である。固有性は $X$ 上局所的な性質で、$\pi^{-1}(U)$ が $\mathbb{P}^{r-1}_U$ の閉部分スキームなので成り立つ。準射影性・射影性は Har77 II §7 による。$\square$

滑らかな中心のブローアップ

$X$ を体 $k$ 上の滑らかな代数多様体、$Y\subset X$ を余次元 $c$ の滑らかな閉部分多様体、$\pi\colon\tilde{X}\to X$ を $Y$ に沿うブローアップとする。$\tilde{X}$ は滑らかで、例外因子 $E$ は法束 $N_{Y/X}=(\mathcal{I}/\mathcal{I}^2)^\vee$ の射影束 $\mathbb{P}(N_{Y/X})\to Y$($N_{Y/X}$ の直線の全体、$\mathbb{P}^{c-1}$ 束)に同型であり、$\mathcal{O}_{\tilde{X}}(E)|_E\cong\mathcal{O}_E(-1)$ である。$c\ge2$ なら
$$ \operatorname{Pic}(\tilde{X})\cong\operatorname{Pic}(X)\oplus\mathbb{Z}\cdot[E],\qquad CH^m(\tilde{X})\cong CH^m(X)\oplus\bigoplus_{i=1}^{c-1}CH^{m-i}(Y) $$
であり、$\pi_*\pi^*=\mathrm{id}$ なので $\pi^*$ は Picard群・Chow環のどちらでも単射である。

出典

滑らかさ、$E\cong\mathbb{P}(N_{Y/X})$、$\mathcal{O}(E)|_E\cong\mathcal{O}_E(-1)$ は Har77 II §8(滑らかな中心のブローアップの定理)、Picard 群の分解は Har77 II §8 Exercise 8.5 と V §3(曲面の場合)、Chow 群の分解と環構造は Ful98 Proposition 6.7 と Example 8.3.9 に譲る(第 $i$ 成分は $y\mapsto j_*(\zeta^{i-1}\cdot g^*y)$、$j\colon E\to\tilde{X}$、$g\colon E\to Y$、$\zeta=c_1(\mathcal{O}_E(1))$ で入る)。prop-blow-up-affine-space は $Y=\{0\}\subset\mathbb{A}^n$ の場合である。

$(-1)$ 曲線とCastelnuovoの縮約定理

$k$ を代数閉体、$X$ を $k$ 上の滑らかな射影曲面とする。

  1. 点 $P\in X$ のブローアップ $\pi\colon\tilde{X}\to X$ の例外曲線 $E$ は $E\cong\mathbb{P}^1$ かつ自己交点数 $E^2=-1$ を満たし($(-1)$ 曲線)、標準因子について $K_{\tilde{X}}=\pi^*K_X+E$ である。
  2. (Castelnuovo)逆に、$X$ 上の曲線 $E$ が $E\cong\mathbb{P}^1$、$E^2=-1$ を満たせば、滑らかな射影曲面 $X_0$ と点 $P\in X_0$ があって $X\cong\mathrm{Bl}_PX_0$ となり、$E$ はその例外曲線である。
  3. 滑らかな射影曲面の間の双有理射は、点のブローアップの有限回の合成である。
出典

1 は Har77 V §3、Bea96 第 II 章、2 は Har77 V §5(Castelnuovo の定理)、Bea96 第 II 章、3 は Har77 V §5、Bea96 第 II 章に譲る。より高い次元では、Hironaka の定理により、標数 $0$ の体上有限型の被約なスキームの特異点解消は滑らかな中心のブローアップの有限回の合成としてとれる(Kol07 第 3 章)。また、準射影多様体の間の任意の双有理な射影射は、あるイデアル層に関するブローアップである(Har77 II §7)。重複度 $r$ の点を通る曲線 $C$ の固有変換の公式 $\tilde{C}=\pi^*C-rE$(Har77 V §3)の $r=2$ の場合が、ex-blow-up-cusp と ex-blow-up-node の $\pi^{-1}(C)=\tilde{C}+2E$ である。

関連項目

参考文献

[1]
Robin Hartshorne, Algebraic Geometry, Springer, 1977, I §1(超越次数と次元)、II §5 Exercise 5.13(Veronese 部分環)、II §7(Proj、射影空間への射、ブローアップの定義・普遍性・固有変換)、II §8(滑らかな中心のブローアップ、Exercise 8.5)、V §3(曲面の点のブローアップ)、V §5(Castelnuovo の縮約定理、双有理射の分解)
[3]
William Fulton, Intersection Theory, Springer, 1998, §6.7(Proposition 6.7、ブローアップの Chow 群)、Example 8.3.9(ブローアップの Chow 環)
[4]
Arnaud Beauville, Complex Algebraic Surfaces, Cambridge University Press, 1996, Chapter II(ブローアップ、双有理射の分解、Castelnuovo の縮約定理)
[5]
János Kollár, Lectures on Resolution of Singularities, Princeton University Press, 2007, 第 3 章(標数 0 の特異点解消、滑らかな中心のブローアップの列)
[6]
Alexander Grothendieck, Jean Dieudonné, Éléments de géométrie algébrique II. Étude globale élémentaire de quelques classes de morphismes, Publications Mathématiques de l'IHÉS 8, 1961, §8(イデアル層に関するブローアップ)

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