中山代数(Nakayama algebra)とは、体上の有限次元の結合代数で、原始冪等元 $e$ について左加群 $Ae$ と右加群 $eA$ がともに一列加群(部分加群が包含について一列に並ぶ加群)であるものをいう。中山代数の上では有限次元の直既約加群はすべて一列加群で、$Ae/J^te$($J$ は Jacobson 根基)の形に限られ、直既約加群は同型を除いて有限個である。証明は双対 $\operatorname{Hom}_k(-,k)$ で射影性と入射性を入れ替えて行う。例は $k[x]/(x^n)$ と上三角行列の環で、左右の一方の条件だけでは結論が崩れる。
前提知識: 結合代数, Jacobson根基, 射影加群, 入射加群, 森田双対
中山代数(Nakayama algebra)とは、体 $k$ 上の有限次元の結合代数で、直既約な射影加群が左加群としても右加群としても一列加群、すなわち部分加群が包含について一列に並ぶ加群になっているものをいう。中山正(Tadasi Nakayama)が「一般一列環」(generalized uni-serial ring)の名で調べた。
中山代数の上では、有限次元の直既約加群がすべて一列加群になり、しかも射影加群 $Ae$ の商 $Ae/J^te$ に限られる。とくに直既約加群は同型を除いて有限個しかない(有限表現型)。$1$ 変数の切り捨て多項式環 $k[x]/(x^n)$ では、これは冪零な線形変換の Jordan標準形 にあたり、上三角行列の環では Gabrielの定理(箙) の $A_n$ 型の区間の表現にあたる。証明では、有限次元代数の双対 $\operatorname{Hom}_k(-,k)$(森田双対)が射影加群と入射加群を入れ替えることを使う。
| 結果 | 内容 | 仮定 |
|---|---|---|
| lem-nak-uniserial | 一列加群の部分加群は $J^iM$ だけ | 有限次元代数 |
| lem-nak-duality | $D=\operatorname{Hom}_k(-,k)$ は一列性を保ち、射影と入射を入れ替える | 有限次元代数 |
| thm-nak-main | 直既約加群は一列加群 $Ae/J^te$ | 中山代数 |
| cor-nak-count | 直既約加群は $\sum_i\ell(Ae_i)$ 個 | 中山代数 |
この記事では、$k$ を体、$A$ を $k$ 上の有限次元の結合代数(単位元をもつ)とし、$J:=J(A)$ をその Jacobson根基 とする。加群は $k$ 上有限次元のものだけを考える。$A$ は左右の Artin環なので、$J$ は冪零で、$A/J$ は半単純環である(Hopkins–Levitzkiの定理 の命題「左 Artin環は半準素環」と、その左右を入れ替えたもの)。単純加群は $J$ で消える(同じ記事の補題「Jacobson根基の言い換え」)。
$A$ の冪等元 $e\neq0$ が原始的であるとは、$e$ が $0$ でない直交する 2 つの冪等元の和に書けないことをいう。これは左加群 $Ae$ が直既約であることと同値である(直和分解 $Ae=L_1\oplus L_2$ と $e=e_1+e_2$、$e_i\in L_i$ の分解が対応する)。$\dim_kA$ についての帰納法で、$1=e_1+\cdots+e_n$ となる直交する原始冪等元の組がとれる。以下この組を固定する。このとき ${}_AA=Ae_1\oplus\cdots\oplus Ae_n$、$A_A=e_1A\oplus\cdots\oplus e_nA$ である。
左加群 $M$ と冪等元 $e$ について、$f\mapsto f(e)$ は全単射 $\operatorname{Hom}_A(Ae,M)\to eM$ である(逆は $x\mapsto(ae\mapsto aex)$)。とくに $Ae$ は射影加群である。
左 $A$ 加群 $M$ が一列加群(uniserial module、単列加群ともいう)であるとは、$M$ の部分加群の全体が包含について全順序集合になることをいう。右加群についても同様に定める。
$A$ が中山代数であるとは、すべての原始冪等元 $e$ について、左加群 $Ae$ と右加群 $eA$ がともに一列加群であることをいう。
原始冪等元 $e$ について $Ae$ と $Ae'$($e'$ は別の原始冪等元)が同型になることはあるが、一列であることは同型で保たれるので、上の固定した組 $e_1,\dots,e_n$ について $Ae_i$ と $e_iA$ が一列であることを確かめれば十分である(直既約な射影加群は $Ae_i$ のどれかと同型になる。これは Krull–Schmidtの定理 から従う)。
$M\neq0$ を一列な左 $A$ 加群とする。
1。 $L$ を $M$ の極大部分加群とすると、$M/L$ は単純なので $J(M/L)=0$、すなわち $JM\subset L$ である。$M/JM$ は半単純環 $A/J$ の上の加群なので単純加群の直和であり(半単純環 の定理「加群による特徴づけ」)、一列でもあるので、$0$ か単純加群である。$J$ は冪零なので、$JM=M$ なら $M=J^nM=0$ となる。よって $M/JM$ は単純で、$JM$ は極大部分加群であり、どの極大部分加群 $L$ も $JM\subset L\subsetneq M$ から $L=JM$ である。
2。 $\dim_kM$ についての帰納法で示す。$N\subsetneq M$ を部分加群とする。$N$ と $JM$ は比較でき、$JM\subsetneq N$ なら 1 の極大性に反するので $N\subset JM$ である。$JM$ は一列で次元が小さいので、帰納法の仮定により $JM$ の部分加群は $J^i(JM)=J^{i+1}M$ だけである($JM=0$ なら $0$ だけ)。よって $M$ の部分加群は $J^iM$ だけである。$J^iM\neq0$ なら $J^iM$ は一列なので 1 により $J^{i+1}M\subsetneq J^iM$ で、商は単純である。
3。 部分加群の部分加群は部分加群であり、商加群 $M/N$ の部分加群は $N$ を含む部分加群と対応するので、どちらも全順序である。$M=M_1\oplus M_2$、$M_1,M_2\neq0$ なら、$M_1$ と $M_2$ は比較できない。$\square$
2 から、一列加群 $Ae$ の部分加群は $J^je$($j\ge0$)だけである。単純な左加群 $T$ は、$AT=T$ なので $e_iT\neq0$ となる $i$ があり、$0$ でない準同型 $Ae_i\to T$ は全射で $Je_i$ を消すので、$Ae_i/Je_i$ が単純なら $T\cong Ae_i/Je_i$ である。
左加群 $N$ について $D(N):=\operatorname{Hom}_k(N,k)$ を $(\varphi a)(n):=\varphi(an)$ で右加群とし、右加群についても同様に左加群とする。$D$ は完全な反変関手で、評価写像 $N\to DD(N)$ は $A$ 加群の自然同型である(有限次元なので 双対空間(線形代数) の定理「二重双対への自然な写像」による)。$\operatorname{Hom}_A(-,D(A))\cong D$ なので、これは 森田双対 の例「有限次元代数の双対」の森田双対と同じものである。$J^t$ で消える左加群の全体を $\mathcal M_t$、$J^t$ で消える右加群の全体を $\mathcal M'_t$ と書くと、$D(N)J^t=0$ と $J^tN=0$ は同値なので、$D$ は $\mathcal M_t$ と $\mathcal M'_t$ を互いに移す。
$t\ge1$ とする。
1。 右部分加群 $L\subset D(X)$ について $L^\perp:=\{x\in X\mid\varphi(x)=0\ (\varphi\in L)\}$ とおくと、$x\in L^\perp$、$a\in A$ について $\varphi(ax)=(\varphi a)(x)=0$ なので $L^\perp$ は左部分加群である。有限次元の線形代数により $L=\{\varphi\mid\varphi(L^\perp)=0\}$ なので(双対空間(線形代数) の定理「零化空間の次元」)、$L_1\subset L_2$ と $L_1^\perp\supset L_2^\perp$ は同値である(右向きは定義から、左向きは $L_1^\perp\supset L_2^\perp$ なら $L_1=\{\varphi\mid\varphi(L_1^\perp)=0\}\subset\{\varphi\mid\varphi(L_2^\perp)=0\}=L_2$ から)。$X$ の部分加群が全順序なので、$L_1^\perp$ と $L_2^\perp$ は比較でき、$D(X)$ の部分加群も全順序である。同様に、左部分加群 $Y\subset X$ について $Y^0:=\{\varphi\mid\varphi(Y)=0\}$ は右部分加群で、$Y\mapsto Y^0$ は包含の向きを逆にする単射なので、$X$ の組成列は $D(X)$ の同じ長さの真の部分加群の列を与え、逆も同じである。よって長さは等しい。左右を入れ替えた主張も同じで、$X\cong DD(X)$ から最後の主張が従う。
2。 $N\in\mathcal M'_t$、全射 $\pi\colon N\to fA/fJ^t$ とし、$\pi(n)=\bar f$ となる $n$ をとる。$n$ を $nf$ に替えても $\pi(nf)=\bar f f=\bar f$ である。$s(\overline{fa}):=nfa$ と定める。$fa=fb$($b\in J^t$)なら $nfa=(nf)b\in NJ^t=0$ なので $s$ は矛盾なく定まり、右 $A$ 線形で $\pi s(\overline{fa})=\bar fa=\overline{fa}$ である。
3。 単射 $\alpha\colon X\to N$($N\in\mathcal M_t$)について、$D(\alpha)\colon D(N)\to D(X)$ は $\mathcal M'_t$ の全射なので、$D(\alpha)\sigma=\mathrm{id}$ となる $\sigma$ がある。$D$ を当てると $D(\sigma)\circ DD(\alpha)=\mathrm{id}_{DD(X)}$ で、評価写像の自然同型 $X\cong DD(X)$、$N\cong DD(N)$ を通して $r\alpha=\mathrm{id}_X$ となる $r\colon N\to X$ が得られる。$\square$
$A$ を中山代数とする。
1。 $J^tM=0$ となる最小の $t$ をとる($M\neq0$ なので $t\ge1$)。$J^{t-1}M\neq0$ なので $J^{t-1}x\neq0$ となる $x\in M$ があり、$x=\sum_ie_ix$ なので、ある $i$ で $J^{t-1}e_ix\neq0$ である。$e:=e_i$ とし、$x$ を $ex$ に替える。$g\colon Ae\to M$、$y\mapsto yx$ の像は $Aex=Ax$ である。$\ker g$ は一列加群 $Ae$ の部分加群なので $J^je$ の形であり(lem-nak-uniserial の 2)、$J^tx=0$ から $J^te\subset\ker g$、$J^{t-1}x\neq0$ から $J^{t-1}e\not\subset\ker g$ である。よって $\ker g=J^te$ であり、$X:=Ax\cong Ae/J^te$ は $J^tX=0$、$J^{t-1}X\neq0$ を満たす一列加群で、長さは $t$ である(lem-nak-uniserial の 2)。$Ae$ の長さは $X$ 以上なので $t\le\ell(Ae)$ である。
$X$ が $\mathcal M_t$ の中で入射的であることを示す。lem-nak-duality の 1 により $D(X)$ は長さ $t$ の一列な右加群で、$D(X)J^t=0$ である。lem-nak-uniserial の 1(右加群)により $D(X)/D(X)J$ は単純で、lem-nak-uniserial の後の注意(右加群)によりある $f:=e_j$ について $fA/fJ$ と同型である。$fA$ は射影的なので、全射 $fA\to fA/fJ\cong D(X)/D(X)J$ は $h\colon fA\to D(X)$ に持ち上がる。$h$ の像は $D(X)J$ に含まれないので、$D(X)$ の部分加群が全順序であることから $D(X)J$ を真に含み、極大性により $D(X)$ に等しい。$h(fJ^t)=h(f)J^t\subset D(X)J^t=0$ なので、$h$ は全射 $fA/fJ^t\to D(X)$ を引き起こす。$fA/fJ^t$ は一列加群 $fA$ の商で、lem-nak-uniserial の 2 によりその長さは $t$ 以下であり、$D(X)$ の長さは $t$ なので、この全射は同型である。lem-nak-duality の 2 により $D(X)$ は $\mathcal M'_t$ の中で射影的であり、3 により $X$ は $\mathcal M_t$ の中で入射的である。
$M\in\mathcal M_t$ なので包含 $X\to M$ は分裂し、$M=X\oplus X'$ となる。$M$ は直既約で $X\neq0$ なので $X'=0$ であり、$M=X\cong Ae/J^te$ は一列加群である。
2。 有限次元の加群は、次元についての帰納法で直既約加群の有限直和に分解するので、1 から従う。右加群については、左右を入れ替えた同じ議論($D$ の役割も入れ替える)による。$\square$
証明では、左の射影加群 $Ae$ の一列性を $\ker g$ の決定に、右の射影加群 $fA$ の一列性を $D(X)$ の射影性に使っている。左右の両方の条件が要ることは ex-nak-counterexamples の 1・2 行目で確かめる。
$A$ を中山代数とし、$Ae_1,\dots,Ae_m$ が互いに同型でなく、どの $Ae_i$ もこのどれかと同型になるように番号を付ける。このとき、$(i,t)\mapsto Ae_i/J^te_i$($1\le i\le m$、$1\le t\le\ell(Ae_i)$)は、有限次元の直既約な左 $A$ 加群の同型類との全単射である。とくに直既約な左 $A$ 加群は同型を除いてちょうど $\sum_{i=1}^m\ell(Ae_i)$ 個であり、$A$ は有限表現型である。
$Ae_i/J^te_i$ は $0$ でない一列加群なので直既約であり(lem-nak-uniserial の 3)、thm-nak-main によりどの直既約加群もこの形のものと同型である。$Ae_i/J^te_i\cong Ae_j/J^{s}e_j$ とする。長さを比べて $t=s$ であり、lem-nak-uniserial の 1 により両辺の $J$ による商、すなわち $Ae_i/Je_i\cong Ae_j/Je_j$ である。この同型 $\beta$ と商写像 $p_i,p_j$ について、$Ae_i$ は射影的なので $p_jq=\beta p_i$ となる $q\colon Ae_i\to Ae_j$ がある。$q$ の像は $Je_j$ に含まれないので、一列性と極大性により $Ae_j$ に等しい。同様に全射 $Ae_j\to Ae_i$ もあるので $\dim Ae_i=\dim Ae_j$ で、$q$ は同型である。よって $i=j$ である。$\square$
$n\ge1$ について $A:=k[x]/(x^n)$ とする。$A$ の $0$ でない元は $x^iu$($0\le i< n$、$u(0)\neq0$)と書け、このとき $u$ は $A$ の単元である。よって $0$ でないイデアルは、その元の $i$ の最小値を $i_0$ として $(x^{i_0})$ に等しく、イデアルは $A\supsetneq(x)\supsetneq\cdots\supsetneq(x^n)=0$ と一列に並ぶ。$A$ は可換な局所環なので冪等元は $0,1$ だけで、原始冪等元は $1$ であり、$A$ は中山代数である。$J=(x)$、$\ell(A)=n$ で、cor-nak-count により直既約加群は $k[x]/(x^t)$($1\le t\le n$)の $n$ 個である。
$A$ 加群は、$x$ の作用を $N$ として、$N^n=0$ となる線形変換 $N$ をもつベクトル空間と同じものである。$k[x]/(x^t)$ は基底 $x^{t-1},\dots,x,1$ の上で $N$ がずらしの行列(冪零行列 の例「ずらしの行列」)になる加群なので、thm-nak-main の 2 は、冪零な変換が大きさ $n$ 以下の Jordan 細胞の直和に相似であるという Jordan標準形 の主張(固有値 $0$ の場合)にあたる。
標数 $p>0$ の体 $k$ と位数 $p^m$ の巡回群 $G=\langle g\rangle$ について、$(g-1)^{p^m}=g^{p^m}-1=0$ なので $g-1\mapsto x$ により群環 $k[G]\cong k[x]/(x^{p^m})$ であり(両辺とも $p^m$ 次元で、$x$ の像が群環を生成する)、$k[G]$ も中山代数である。
$A:=T_n(k)$ を $n$ 次の上三角行列の環とし、$e_j$ を $(j,j)$ 成分だけが $1$ の行列とする。$J$ は対角成分が $0$ の上三角行列の全体である(Hopkins–Levitzkiの定理 の例「上三角行列環」)。
$k$ 上の 3 次の行列で、次の形のもの全体がなす 2 つの代数を考える。
$$
B:=\left\{\begin{pmatrix}a&x&y\\0&b&0\\0&0&c\end{pmatrix}\right\},\qquad C:=\left\{\begin{pmatrix}a&0&0\\x&b&0\\y&0&c\end{pmatrix}\right\}\qquad(a,b,c,x,y\in k).
$$
どちらも積で閉じた 5 次元の代数で、$C$ は $B$ の転置である。
| 外す条件 | 反例 | 成り立たなくなること |
|---|---|---|
| 右の射影加群 $eA$ が一列 | $B$ | 直既約な左加群 $D(e_1B)$ が一列でない |
| 左の射影加群 $Ae$ が一列 | $C$ | 直既約な左加群 $Ce_1$ が一列でない |
| $A$ が有限次元 | $k[\![x]\!]$ | 直既約な有限生成加群 $k[\![x]\!]/(x^t)$($t\ge1$)が無限個ある |
$e_1,e_2,e_3$ を対角成分の行列単位とする。$e_1Be_1=e_1Ce_1=k$ なので、$e_1$ を $0$ でない直交する冪等元の和 $f+f'$ に書くと $f=e_1fe_1\in k e_1$ から $f\in\{0,e_1\}$ となり、$e_1$ は原始的である。$e_2,e_3$ も同様である。
1 行目。 $Be_2$ は列ベクトル $(p,q,0)^{\mathsf T}$ の全体で、$B$ を左から掛けると $(ap+xq,\,bq,\,0)^{\mathsf T}$ になる。$q\neq0$ の元は全体を生成し、$q=0$ の元は $k(1,0,0)^{\mathsf T}$ を生成するので、部分加群は $0\subset k(1,0,0)^{\mathsf T}\subset Be_2$ だけで一列である。$Be_3$ も同様で、$Be_1=k(1,0,0)^{\mathsf T}$ は単純である。一方 $e_1B$ は行ベクトル $(p,q,r)$ の全体で、$B$ を右から掛けると $(pa,\,px+qb,\,py+rc)$ になるので、$k(0,1,0)$ と $k(0,0,1)$ はともに部分加群で、比較できない。よって $e_1B$ は一列でなく、$B$ は中山代数でない。$e_1B$ は直既約であり($e_1$ が原始的)、$D$ は直和を直和に移す双対なので $D(e_1B)$ も直既約な左加群である。lem-nak-duality の 1 により $D(e_1B)$ は一列でない。
2 行目。 転置を考えると、$C$ では右の射影加群 $e_jC$ が一列で、$Ce_1$(列ベクトル $(p,q,r)^{\mathsf T}$ の全体、作用は $(ap,\,xp+bq,\,yp+cr)^{\mathsf T}$)は比較できない部分加群 $k(0,1,0)^{\mathsf T}$ と $k(0,0,1)^{\mathsf T}$ をもつ。$Ce_1$ 自身が一列でない直既約な左加群である。
3 行目。 $k[\![x]\!]$ の $0$ でないイデアルは $(x^i)$ だけなので(形式的冪級数環、$x^iu$ で $u$ は単元)、$k[\![x]\!]$ は一列であり、商 $k[\![x]\!]/(x^t)$ も一列で直既約である。長さが $t$ で異なるので互いに同型でなく、有限表現型ではない。$J(k[\![x]\!])=(x)$ は冪零でなく、cor-nak-count の数え方は使えない。$\square$
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