Gauss曲率

同義語:Gaussian curvatureガウス曲率Gauss curvature

概要

Gauss曲率(Gaussian curvature)とは、$\mathbb R^3$ の曲面の各点で単位法ベクトルの変化を表す形作用素の行列式、つまり 2 つの主曲率の積 $K=\kappa_1\kappa_2$ のことで、第 1・第 2 基本形式の係数から $K=(LN-M^2)/(EG-F^2)$ と計算できる。球面では正、円柱では $0$、鞍の形では負になり、その絶対値は単位法ベクトルが単位球面に描く像の面積の拡大率に等しい。Gauss の驚異の定理により $K$ は曲面の上で測る長さ(第 1 基本形式)だけで決まり、そのため球面の地図は角と面積を同時には保てない。Gauss–Bonnet の定理、断面曲率、双曲幾何学への出発点である。

$$\newcommand{C}[0]{\mathbb{C}} \newcommand{div}[0]{\mathbin{÷}} \newcommand{N}[0]{\mathbb{N}} \newcommand{Q}[0]{\mathbb{Q}} \newcommand{R}[0]{\mathbb{R}} \newcommand{Z}[0]{\mathbb{Z}} $$

前提知識: 曲率(曲線), 偏微分, 固有値, 行列式

球面はどの向きにも同じだけ曲がっている。円柱は円周の向きには曲がるが、軸の向きにはまっすぐである。馬の鞍の形の曲面は、前後の向きには上に、左右の向きには下に曲がる。曲面の 1 点での曲がり方は 1 つの数では表せず、向きごとの曲がり方の最大と最小(主曲率 $\kappa_1,\kappa_2$)の 2 つの数で表される。その積
$$ K=\kappa_1\kappa_2 $$
が Gauss 曲率 である。球面では正、円柱では $0$、鞍の形では負になる。
Gauss 曲率は、曲面が $\mathbb R^3$ の中でどう曲がっているかを使って定義されるのに、実は曲面の上で測った長さだけで決まる。これが Gauss の 驚異の定理(Theorema Egregium)である。曲面の上に住んでいて外が見えない生き物でも、自分の住む曲面の Gauss 曲率を測れる。この記事では、次の問いに答える。

  1. 曲面の曲がり方を点ごとにどう測るか。→ def-gc-shape、def-gc-gauss、prop-gc-normal
  2. 曲面の式からどう計算するか。→ thm-gc-formula
  3. なぜ主曲率の「積」に意味があるのか。→ thm-gc-gauss-map
  4. Gauss 曲率は曲面の上の長さだけで決まるか。→ thm-gc-egregium、cor-gc-isometry、cor-gc-map
    曲面主曲率 $\kappa_1,\ \kappa_2$Gauss 曲率 $K$平均曲率 $H$
    平面$0,\ 0$$0$$0$
    半径 $r$ の球面(内向きの $\nu$)$1/r,\ 1/r$$1/r^2$$1/r$
    半径 $r$ の円柱(内向きの $\nu$)$1/r,\ 0$$0$$1/(2r)$
    鞍面 $z=xy$ の原点$1,\ -1$$-1$$0$
    表の値は ex-gc-basic で計算する。平面と円柱は Gauss 曲率が同じ $0$ で、実際に紙を丸めれば平面から円柱が作れる。球面は Gauss 曲率が $0$ でないので、紙を伸び縮みさせずに球面に貼ることはできない(cor-gc-map)。

曲面と 2 つの基本形式

曲面片と第 1 基本形式

正則曲面片と第 1 基本形式

$U\subset\mathbb R^2$ を開集合とし、$C^2$ 級の写像 $x\colon U\to\mathbb R^3$、$(u,v)\mapsto x(u,v)$ がすべての点で $x_u\times x_v\neq0$ を満たすとき、$x$ を 正則曲面片 という($x_u=\partial x/\partial u$ などと書き、$\times$ はベクトルの外積)。$x_u,x_v$ の張る平面 $T_p$ を点 $p=x(u,v)$ での 接平面、
$$ \nu=\frac{x_u\times x_v}{|x_u\times x_v|} $$
を 単位法ベクトル という。
$$ E=\langle x_u,x_u\rangle,\qquad F=\langle x_u,x_v\rangle,\qquad G=\langle x_v,x_v\rangle $$
を 第 1 基本形式 の係数という。接ベクトル $X=ax_u+bx_v$ の長さの 2 乗は $Ea^2+2Fab+Gb^2$ である。

$x_u,x_v$ は 1 次独立なので、Cauchy–Schwarz の不等式から $EG-F^2=|x_u|^2|x_v|^2-\langle x_u,x_v\rangle^2=|x_u\times x_v|^2>0$ である。$W=\sqrt{EG-F^2}$ とおく。曲面の上の曲線 $c(t)=x\bigl(u(t),v(t)\bigr)$ の長さは $\displaystyle\int\sqrt{Eu'^2+2Fu'v'+Gv'^2}\,dt$、領域 $x(D)$ の面積は $\displaystyle\iint_DW\,du\,dv$ で、どちらも $E,F,G$ だけで決まる。$E,F,G$ だけから決まる量を、曲面の 内在的な 量という。

形作用素と第 2 基本形式

$|\nu|=1$ を微分すると $\langle\nu_u,\nu\rangle=\langle\nu_v,\nu\rangle=0$ なので、$\nu_u,\nu_v$ は接平面 $T_p$ に入る。曲面の曲がり方は、点を動かしたときの $\nu$ の向きの変わり方に表れる。

形作用素と第 2 基本形式

def-gc-patch の曲面片について、線形写像 $S\colon T_p\to T_p$ を
$$ S(ax_u+bx_v)=-(a\nu_u+b\nu_v) $$
で定め、点 $p$ での 形作用素(Weingarten 写像)という。また
$$ L=\langle x_{uu},\nu\rangle,\qquad M=\langle x_{uv},\nu\rangle,\qquad N=\langle x_{vv},\nu\rangle $$
を 第 2 基本形式 の係数とし、$\mathrm{II}(ax_u+bx_v,\ cx_u+dx_v)=Lac+M(ad+bc)+Nbd$ と書く。

曲面の上の曲線 $c(t)=x\bigl(u(t),v(t)\bigr)$ に沿って $\nu$ を微分すると $(\nu\circ c)'=u'\nu_u+v'\nu_v=-S(c')$ なので、$S(X)$ は「速度 $X$ で点を動かしたときの $\nu$ の変化の $-1$ 倍」であり、曲面片の径数のとり方によらない。

形作用素の自己随伴性

接ベクトル $X,Y\in T_p$ について $\langle S(X),Y\rangle=\mathrm{II}(X,Y)=\langle X,S(Y)\rangle$ である。

$\langle\nu,x_u\rangle=0$ を $u$、$v$ で微分すると $\langle\nu_u,x_u\rangle=-\langle\nu,x_{uu}\rangle=-L$、$\langle\nu_v,x_u\rangle=-\langle\nu,x_{uv}\rangle=-M$ である。同じく $\langle\nu,x_v\rangle=0$ から $\langle\nu_u,x_v\rangle=-M$、$\langle\nu_v,x_v\rangle=-N$ である。よって $\langle S(x_u),x_u\rangle=L$、$\langle S(x_u),x_v\rangle=\langle S(x_v),x_u\rangle=M$、$\langle S(x_v),x_v\rangle=N$ で、両辺の双線形性から主張が従う。$\square$

主曲率・Gauss 曲率・平均曲率

$S$ は 2 次元の内積空間 $T_p$ の自己随伴な線形写像なので、実数の固有値をもち、固有ベクトルからなる正規直交基底がとれる(固有値)。

主曲率・Gauss 曲率・平均曲率

点 $p$ での形作用素 $S$ の 2 つの固有値 $\kappa_1\ge\kappa_2$ を 主曲率、対応する固有ベクトルの向きを 主方向 という。
$$ K=\kappa_1\kappa_2=\det S,\qquad H=\frac{\kappa_1+\kappa_2}{2}=\frac12\operatorname{tr}S $$
をそれぞれ点 $p$ での Gauss 曲率、平均曲率 という。

単位法ベクトルを $-\nu$ に取りかえると $S$ は $-S$ になり、主曲率はどちらも符号を変える。このとき $H$ は符号を変えるが、$K=\det S$ は変わらない。Gauss 曲率は法ベクトルの向きのとり方によらない。

第 1・第 2 基本形式による表示

基底 $(x_u,x_v)$ に関する $S$ の表現行列は
$$ \begin{pmatrix}E&F\\ F&G\end{pmatrix}^{-1}\begin{pmatrix}L&M\\ M&N\end{pmatrix} $$
であり、
$$ K=\frac{LN-M^2}{EG-F^2},\qquad H=\frac{EN-2FM+GL}{2(EG-F^2)} $$
である。

$S(x_u)=ax_u+cx_v$、$S(x_v)=bx_u+dx_v$ とし、$A=\begin{pmatrix}a&b\\ c&d\end{pmatrix}$ とおく。prop-gc-self-adjoint の証明の式 $\langle S(x_u),x_u\rangle=L$ などに代入すると
$$ L=aE+cF,\quad M=aF+cG,\quad M=bE+dF,\quad N=bF+dG $$
で、これは行列の等式 $\begin{pmatrix}L&M\\ M&N\end{pmatrix}=\begin{pmatrix}E&F\\ F&G\end{pmatrix}A$ のことである。$EG-F^2>0$ なので左の行列は可逆で、$A$ は主張の形になる。行列式をとると $\det S=\det A=\dfrac{LN-M^2}{EG-F^2}$ である。また
$$ \begin{pmatrix}E&F\\ F&G\end{pmatrix}^{-1}=\frac1{EG-F^2}\begin{pmatrix}G&-F\\ -F&E\end{pmatrix} $$
との積の対角成分は $\dfrac{GL-FM}{EG-F^2}$ と $\dfrac{-FM+EN}{EG-F^2}$ なので、$\operatorname{tr}S=\dfrac{EN-2FM+GL}{EG-F^2}$ である。$\square$

法曲率

主曲率が「向きごとの曲がり方の最大と最小」であることを確かめる。

法曲率と Euler の公式

$c(s)$ を、曲面片の上にある弧長で径数付けられた $C^2$ 級の曲線とする。

  1. $\langle c''(s),\nu\rangle=\mathrm{II}\bigl(c'(s),c'(s)\bigr)$ である。とくにこの値(法曲率)は、点と接ベクトル $c'(s)$ だけで決まり、曲線の選び方によらない。
  2. 点 $p$ の主方向の単位ベクトルを $e_1,e_2$(固有値 $\kappa_1,\kappa_2$)とし、単位接ベクトル $X=\cos\theta\,e_1+\sin\theta\,e_2$ に対して $\kappa_n(\theta)=\mathrm{II}(X,X)$ とおくと
    $$ \kappa_n(\theta)=\kappa_1\cos^2\theta+\kappa_2\sin^2\theta $$
    である。よって $\kappa_1$、$\kappa_2$ は単位接ベクトル全体での法曲率の最大値と最小値である。
  1. $\langle c',\nu\circ c\rangle=0$ を微分すると $\langle c'',\nu\rangle=-\langle c',(\nu\circ c)'\rangle=\langle c',S(c')\rangle=\mathrm{II}(c',c')$ である(prop-gc-self-adjoint)。
  2. $S(X)=\kappa_1\cos\theta\,e_1+\kappa_2\sin\theta\,e_2$ と $X$ の内積をとれば式を得る。$\cos^2\theta+\sin^2\theta=1$ なので $\kappa_n(\theta)$ は $\kappa_2$ と $\kappa_1$ の間の値をとり、$\theta=0$ で $\kappa_1$、$\theta=\pi/2$ で $\kappa_2$ になる。$\square$

曲線の曲率を $\kappa$、主法線ベクトルを $N_c$ とすると $c''=\kappa N_c$ なので、1 は $\kappa\langle N_c,\nu\rangle=\mathrm{II}(c',c')$ とも書ける(Meusnier の定理)。点 $p$ を通り $X$ と $\nu$ を含む平面で曲面を切った切り口の曲線では $N_c=\pm\nu$ なので、法曲率の絶対値はその切り口の曲率(曲率(曲線))に等しい。

例

平面・球面・円柱・グラフ
  1. 平面 $x(u,v)=(u,v,0)$ では $\nu=(0,0,1)$ が一定なので $S=0$、$K=H=0$ である。
  2. 半径 $r$ の球面の曲面片 $x$($|x|=r$)で内向きの $\nu=-x/r$ をとると、$\nu_u=-x_u/r$、$\nu_v=-x_v/r$ なので $S=\dfrac1r\,\mathrm{id}$ で、$\kappa_1=\kappa_2=\dfrac1r$、$K=\dfrac1{r^2}$、$H=\dfrac1r$ である。どの向きにも同じだけ曲がる。
  3. 半径 $r$ の円柱 $x(u,v)=(r\cos v,\ r\sin v,\ u)$ で内向きの $\nu=(-\cos v,\ -\sin v,\ 0)$ をとると、$\nu_u=0$、$\nu_v=(\sin v,\ -\cos v,\ 0)=-x_v/r$ なので、$S(x_u)=0$、$S(x_v)=x_v/r$ である。主曲率は $\dfrac1r$(円周の向き)と $0$(軸の向き)で、$K=0$、$H=\dfrac1{2r}$ である。
  4. $C^2$ 級の関数 $f$ のグラフ $x(u,v)=\bigl(u,v,f(u,v)\bigr)$ では
    $$ K=\frac{f_{uu}f_{vv}-f_{uv}^2}{\bigl(1+f_u^2+f_v^2\bigr)^2} $$
    である。とくに $f_u=f_v=0$ となる点では、$K$ は $f$ の 2 階偏導関数を並べた行列(Hesse 行列)の行列式に等しい。鞍面 $f=uv$ の原点では $K=0\cdot0-1^2=-1$、放物面 $f=(u^2+v^2)/2$ の原点では $K=1$ である。
(4) の計算を開く

$x_u=(1,0,f_u)$、$x_v=(0,1,f_v)$ なので $E=1+f_u^2$、$F=f_uf_v$、$G=1+f_v^2$、$EG-F^2=1+f_u^2+f_v^2=W^2$ である。$x_u\times x_v=(-f_u,\ -f_v,\ 1)$ なので $\nu=(-f_u,-f_v,1)/W$ で、$x_{uu}=(0,0,f_{uu})$ などから $L=f_{uu}/W$、$M=f_{uv}/W$、$N=f_{vv}/W$ である。thm-gc-formula により $K=\dfrac{(f_{uu}f_{vv}-f_{uv}^2)/W^2}{W^2}$ である。鞍面の原点では $E=G=1$、$F=0$、$L=N=0$、$M=1$ なので $S$ の表現行列は $\begin{pmatrix}0&1\\ 1&0\end{pmatrix}$、主曲率は $1$ と $-1$、主方向は $u=\pm v$ の向きである。

Gauss 曲率の符号は、点の近くでの曲面の形を表す。$K>0$ の点の近くでは曲面は接平面の片側にあり(球面の形)、$K<0$ の点の近くでは接平面の両側にまたがる(鞍の形)。これは、点を原点、接平面を $z=0$、主方向を座標軸にとって曲面をグラフ $z=f(u,v)$ で表すと $f=\dfrac12(\kappa_1u^2+\kappa_2v^2)+o(u^2+v^2)$ となることによる(滑らかな曲面について Lee18 Proposition 8.24(p. 247))。$K>0$ なら $\kappa_1,\kappa_2$ は同符号で $f$ は原点の近くの原点以外で同じ符号をとり、$K<0$ なら 2 つの主方向で $f$ の符号が異なる。
原点(赤い点)での接平面(灰色)と 3 つの曲面。左:球面の一部(K > 0)は接平面の片側にある。中:放物柱面 z = 0.6u²(K = 0)は一方向にだけ曲がる。右:鞍面 z = uv(原点で K = −1)は接平面の両側にまたがる 原点(赤い点)での接平面(灰色)と 3 つの曲面。左:球面の一部(K > 0)は接平面の片側にある。中:放物柱面 z = 0.6u²(K = 0)は一方向にだけ曲がる。右:鞍面 z = uv(原点で K = −1)は接平面の両側にまたがる

Gauss の球面像

主曲率の積に意味があることは、単位法ベクトル $\nu$ を単位球面の点とみる写像(Gauss 写像)から分かる。Gauss 曲率の絶対値は、Gauss 写像による面積の拡大率である。

Gauss 写像と面積

def-gc-patch の曲面片($x$ は $C^2$ 級なので $\nu$ は $C^1$ 級)について、各点で
$$ \nu_u\times\nu_v=K\,(x_u\times x_v) $$
が成り立つ。したがって、$U$ の中の有界な閉領域 $D$ について、$\nu$ の像の面積(重なりを込めて数えたもの)$\displaystyle\iint_D|\nu_u\times\nu_v|\,du\,dv$ は $\displaystyle\iint_D|K|\,W\,du\,dv$ に等しい。さらに $p=x(u_0,v_0)$ で $K(p)\neq0$ なら、$(u_0,v_0)$ を中心とする半径 $\varepsilon$ の円板 $D_\varepsilon\subset U$ について
$$ \lim_{\varepsilon\to0}\frac{\nu(D_\varepsilon)\ \text{の面積}}{x(D_\varepsilon)\ \text{の面積}}=|K(p)| $$
である。

要点:$\nu_u=-S(x_u)$、$\nu_v=-S(x_v)$ で、2 次元の線形写像 $A$ について $Aa\times Ab=(\det A)(a\times b)$ が成り立つから、$\nu_u\times\nu_v=\det S\,(x_u\times x_v)$ である。面積の式はこの長さを積分したもので、極限は $|K|W$ の連続性による。

詳しい証明を開く

段 1(線形代数)。2 次元部分空間 $P\subset\mathbb R^3$ とその上の線形写像 $A\colon P\to P$、$a,b\in P$ について $Aa\times Ab=(\det A)(a\times b)$ を示す。$P$ の正規直交基底 $e_1,e_2$ をとり $e_3=e_1\times e_2$ とすると、$a=a_1e_1+a_2e_2$、$b=b_1e_1+b_2e_2$ について $a\times b=(a_1b_2-a_2b_1)e_3$ である。$Aa$、$Ab$ の成分の行列は $A$ の表現行列と $\begin{pmatrix}a_1&b_1\\ a_2&b_2\end{pmatrix}$ の積なので、行列式の積の公式から $Aa\times Ab=\det A\,(a_1b_2-a_2b_1)e_3$ である。

段 2。$P=T_p$、$A=-S$ とすると $\nu_u=-S(x_u)$、$\nu_v=-S(x_v)$ で、$\det(-S)=\det S=K$(2 次元なので符号は変わらない)だから、段 1 により $\nu_u\times\nu_v=K\,(x_u\times x_v)$ である。両辺の長さをとれば $|\nu_u\times\nu_v|=|K|\,W$ で、積分の等式を得る。

段 3(極限)。$K(p)\neq0$ なら $\nu_u\times\nu_v\neq0$ なので、$(u,v)\mapsto\nu(u,v)$ は $(u_0,v_0)$ の近くで単射で、その像は球面の正則曲面片である(逆関数定理)。小さい $\varepsilon$ では $\nu(D_\varepsilon)$ の面積は $\displaystyle\iint_{D_\varepsilon}|K|W$ に等しい。$|K|W$ と $W$ は連続なので、$\varepsilon\to0$ のとき $\displaystyle\iint_{D_\varepsilon}|K|W\Big/\iint_{D_\varepsilon}W\to|K(u_0,v_0)|$ である。$\square$

球面では $\nu$ の像は球面全体を 1 回覆い、面積は $4\pi$ である。これは $\displaystyle\iint K\,dA=4\pi$ のことで、Gauss–Bonnetの定理 の球面の場合にあたる。平面や円柱では $\nu$ の像は点や円周(面積 $0$)で、$K=0$ に対応する。

主定理:驚異の定理

$K=\dfrac{LN-M^2}{EG-F^2}$ の分子は、$\mathbb R^3$ の中での曲がり方を表す第 2 基本形式でできている。それでも $K$ は第 1 基本形式だけで決まる。

驚異の定理(Brioschi の公式)

$x\colon U\to\mathbb R^3$ を $C^3$ 級の正則曲面片とする。下付きの添字で偏微分を表すと
$$ K\,(EG-F^2)^2=\det\begin{pmatrix}-\frac12E_{vv}+F_{uv}-\frac12G_{uu}&\frac12E_u&F_u-\frac12E_v\\ F_v-\frac12G_u&E&F\\ \frac12G_v&F&G\end{pmatrix}-\det\begin{pmatrix}0&\frac12E_v&\frac12G_u\\ \frac12E_v&E&F\\ \frac12G_u&F&G\end{pmatrix} $$
が成り立つ。とくに、各点の Gauss 曲率は、その点での $E,F,G$ とその 2 階までの偏導関数だけで決まる。

方針:$LN-M^2$ を、ベクトルを並べた行列式の積として書き、それを内積の行列式に直す。内積のほとんどは $E,F,G$ の偏導関数で書け、残る 2 つの内積も差をとると書ける。
段 1(第 2 基本形式を行列式で書く)。$W\nu=x_u\times x_v$ と $\langle a,b\times c\rangle=\det(a,b,c)$(列ベクトルを並べた行列式)から
$$ WL=\det(x_{uu},x_u,x_v),\qquad WM=\det(x_{uv},x_u,x_v),\qquad WN=\det(x_{vv},x_u,x_v) $$
である。
段 2(内積の行列式に直す)。3 次正方行列 $P,Q$ について $\det P\det Q=\det(P^{\mathsf T}Q)$ であり、$P^{\mathsf T}Q$ の $(i,j)$ 成分は $P$ の第 $i$ 列と $Q$ の第 $j$ 列の内積である。$P=(x_{uu},x_u,x_v)$、$Q=(x_{vv},x_u,x_v)$、$R=(x_{uv},x_u,x_v)$ とすると
$$ W^2(LN-M^2)=\det\begin{pmatrix}\langle x_{uu},x_{vv}\rangle&\langle x_{uu},x_u\rangle&\langle x_{uu},x_v\rangle\\ \langle x_u,x_{vv}\rangle&E&F\\ \langle x_v,x_{vv}\rangle&F&G\end{pmatrix}-\det\begin{pmatrix}\langle x_{uv},x_{uv}\rangle&\langle x_{uv},x_u\rangle&\langle x_{uv},x_v\rangle\\ \langle x_u,x_{uv}\rangle&E&F\\ \langle x_v,x_{uv}\rangle&F&G\end{pmatrix} $$
である。
段 3($E,F,G$ の 1 階の偏導関数で書ける内積)。$E=\langle x_u,x_u\rangle$ などを微分して
$$ \langle x_{uu},x_u\rangle=\tfrac12E_u,\quad \langle x_{uv},x_u\rangle=\tfrac12E_v,\quad \langle x_{uv},x_v\rangle=\tfrac12G_u,\quad \langle x_{vv},x_v\rangle=\tfrac12G_v $$
である。また $F_u=\langle x_{uu},x_v\rangle+\langle x_u,x_{uv}\rangle$ から $\langle x_{uu},x_v\rangle=F_u-\frac12E_v$、同じく $\langle x_{vv},x_u\rangle=F_v-\frac12G_u$ である。
段 4(残る 2 つの内積の差)。$x$ は $C^3$ 級なので偏微分の順序を入れ替えられる。$E_v=2\langle x_{uv},x_u\rangle$ をさらに $v$ で、$G_u=2\langle x_{uv},x_v\rangle$ をさらに $u$ で、$F_u$ をさらに $v$ で微分すると
$$ E_{vv}=2\langle x_{uvv},x_u\rangle+2|x_{uv}|^2,\quad G_{uu}=2\langle x_{uuv},x_v\rangle+2|x_{uv}|^2,\quad F_{uv}=\langle x_{uuv},x_v\rangle+\langle x_{uu},x_{vv}\rangle+|x_{uv}|^2+\langle x_u,x_{uvv}\rangle $$
である。よって
$$ \langle x_{uu},x_{vv}\rangle-|x_{uv}|^2=-\tfrac12E_{vv}+F_{uv}-\tfrac12G_{uu} $$
である。
段 5(まとめ)。段 2 の 2 つの行列式を第 1 行で展開すると、$(1,1)$ 成分以外の項はどちらも段 3 の式で $E,F,G$ の 1 階の偏導関数で書ける。$(1,1)$ 成分は、それぞれ $(EG-F^2)$ を掛けて加わる。そこで 2 つ目の行列式の $(1,1)$ 成分 $|x_{uv}|^2$ を 1 つ目の $(1,1)$ 成分へ移すと(行列式は $(1,1)$ 成分について 1 次式なので、差は変わらない)、1 つ目の $(1,1)$ 成分は段 4 の $-\frac12E_{vv}+F_{uv}-\frac12G_{uu}$、2 つ目の $(1,1)$ 成分は $0$ になる。これが主張の右辺である。左辺は thm-gc-formula により $W^2(LN-M^2)=K\,(EG-F^2)^2$ である。$\square$

第 1 基本形式の等しい曲面片

$C^3$ 級の正則曲面片 $x,y\colon U\to\mathbb R^3$ の第 1 基本形式の係数 $E,F,G$ が $U$ 上で等しいなら、各点 $(u,v)$ での $x$ と $y$ の Gauss 曲率は等しい。

thm-gc-egregium の右辺は $E,F,G$ とその偏導関数だけでできているので、$x$ と $y$ で同じ値になり、$(EG-F^2)^2>0$ で割れば $K$ も等しい。$\square$

第 1 基本形式が等しいことは、$x(u,v)\mapsto y(u,v)$ が曲面の上の曲線の長さを保つ(局所的な等長写像である)ことと同じである。こうして Gauss 曲率は、曲面を伸び縮みさせずに曲げても変わらない。Riemann 計量の言葉では、Gauss 曲率は 2 次元 Riemann 多様体の断面曲率(断面曲率 の定理「Gauss の驚異の定理」)であり、スカラー曲率の半分に等しい(Lee18 Theorem 8.27(p. 249))。

直交座標と等角座標

$F=0$ のとき(座標曲線が直交するとき)、thm-gc-egregium の式は扱いやすい形になる。

直交座標・等角座標での Gauss 曲率

$C^3$ 級の正則曲面片で $F=0$ なら
$$ K=-\frac{1}{2\sqrt{EG}}\left(\frac{\partial}{\partial v}\frac{E_v}{\sqrt{EG}}+\frac{\partial}{\partial u}\frac{G_u}{\sqrt{EG}}\right) $$
である。さらに $E=G=\lambda^2$($\lambda>0$)、$F=0$ なら
$$ K=-\frac{\Delta\log\lambda}{\lambda^2},\qquad \Delta=\frac{\partial^2}{\partial u^2}+\frac{\partial^2}{\partial v^2} $$
である。

要点:$F=0$ を thm-gc-egregium に代入して 2 つの行列式を展開し、右辺の微分を展開した式と比べる。$E=G=\lambda^2$ ではさらに $E_v/\sqrt{EG}=2\lambda_v/\lambda=2(\log\lambda)_v$ となる。

詳しい計算を開く

$F=0$ では、1 つ目の行列式は第 1 行で展開して

$$\Bigl(-\tfrac12E_{vv}-\tfrac12G_{uu}\Bigr)EG+\tfrac14E_uG_uG+\tfrac14E_vG_vE$$

2 つ目の行列式は $-\frac14E_v^2G-\frac14G_u^2E$ である。よって

$$(EG)^2K=-\tfrac12EG\,(E_{vv}+G_{uu})+\tfrac14\bigl(E_uG_uG+E_vG_vE+E_v^2G+G_u^2E\bigr)$$

である。一方、主張の右辺の微分を展開すると

$$\frac{\partial}{\partial v}\frac{E_v}{\sqrt{EG}}=\frac{E_{vv}}{\sqrt{EG}}-\frac{E_v(E_vG+EG_v)}{2(EG)^{3/2}}$$

で、$u$ の項も同様なので、右辺に $(EG)^2$ を掛けたものは $-\frac12EG(E_{vv}+G_{uu})+\frac14\bigl(E_v^2G+EE_vG_v+E_uG_uG+EG_u^2\bigr)$ となり、上の式と一致する。$E=G=\lambda^2$ のときは $\sqrt{EG}=\lambda^2$、$E_v/\lambda^2=2\lambda_v/\lambda=2(\log\lambda)_v$、$G_u/\lambda^2=2(\log\lambda)_u$ なので、$K=-\dfrac{1}{2\lambda^2}\cdot2\bigl((\log\lambda)_{vv}+(\log\lambda)_{uu}\bigr)$ である。$\square$

等角座標の式は、双曲計量 の記事で Gauss 曲率の定義として使われている式であり、上半平面に長さ $\displaystyle\int\frac{\sqrt{du^2+dv^2}}{v}$ を入れた 双曲幾何学 の平面の曲率が $-1$ であることも、この式から分かる。

回転面と擬球

平面の曲線 $\bigl(f(u),\ g(u)\bigr)$($f>0$、$f'^2+g'^2=1$、弧長の径数)を $z$ 軸のまわりに回した回転面 $x(u,v)=\bigl(f(u)\cos v,\ f(u)\sin v,\ g(u)\bigr)$ では $E=1$、$F=0$、$G=f^2$ なので、cor-gc-orthogonal により
$$ K=-\frac1{2f}\cdot\frac{\partial}{\partial u}\frac{2ff'}{f}=-\frac{f''}{f} $$
である(Lee18 Problem 8-3(p. 256))。
(1) 半径 $r$ の球面は $f=r\sin(u/r)$ で、$K=\dfrac1{r^2}$ である。
(2) 中心の円の半径 $R$、管の半径 $r$($R>r>0$)のトーラスは $f=R+r\cos(u/r)$ で、$K=\dfrac{\cos(u/r)}{r\bigl(R+r\cos(u/r)\bigr)}$ である。外側($\cos>0$)で正、内側で負になる。
(3) $u<0$ で $f(u)=e^u$、$g(u)=\displaystyle\int_0^u\sqrt{1-e^{2w}}\,dw$ とすると $f''=f$ なので $K\equiv-1$ である。この回転面は 擬球 とよばれ、Gauss 曲率がいつも $-1$ の曲面の例である。

懸垂面と螺旋面

懸垂面 $x(u,v)=(\cosh u\cos v,\ \cosh u\sin v,\ u)$ と螺旋面 $y(u,v)=(\sinh u\cos v,\ \sinh u\sin v,\ v)$ は、どちらも
$$ E=\cosh^2u,\qquad F=0,\qquad G=\cosh^2u $$
である。cor-gc-isometry によって Gauss 曲率は等しく、cor-gc-orthogonal で $\lambda=\cosh u$ とすると $(\log\cosh u)''=1/\cosh^2u$ なので
$$ K=-\frac{1}{\cosh^4u} $$
である。$\mathbb R^3$ の中では、懸垂面は回転面、螺旋面はねじれた面で、形はまったく違うが、曲面の上で測る長さは同じである。

懸垂面と螺旋面の第 1 基本形式の計算を開く

懸垂面:$x_u=(\sinh u\cos v,\ \sinh u\sin v,\ 1)$、$x_v=(-\cosh u\sin v,\ \cosh u\cos v,\ 0)$ なので $E=\sinh^2u+1=\cosh^2u$、$F=0$、$G=\cosh^2u$ である。螺旋面:$y_u=(\cosh u\cos v,\ \cosh u\sin v,\ 0)$、$y_v=(-\sinh u\sin v,\ \sinh u\cos v,\ 1)$ なので $E=\cosh^2u$、$F=0$、$G=\sinh^2u+1=\cosh^2u$ である。

地図の不可能性

球面の地図は長さを保てない

球面の開集合 $V$ から平面への $C^3$ 級の写像 $\varphi$ で、各点の微分 $d\varphi$ が単射なものを考える。$\varphi$ が、接ベクトルどうしのなす角と、面積(各点での面積の拡大率が $1$)の両方を保つことはない。とくに、曲線の長さを保つ $\varphi$ はない。

段 1(角と面積を保つ線形写像)。$A$ を 2 次元の内積空間 $P$ から $\mathbb R^2$ への線形写像で、ベクトルのなす角を保つとする。$P$ の正規直交基底 $e_1,e_2$ について、$e_1\perp e_2$ から $Ae_1\perp Ae_2$、$(e_1+e_2)\perp(e_1-e_2)$ から $A(e_1+e_2)\perp A(e_1-e_2)$、つまり $|Ae_1|^2=|Ae_2|^2$ である。よって $\lambda=|Ae_1|>0$ として $A/\lambda$ は長さを保ち、$A$ による面積の拡大率は $\lambda^2$ である。面積も保つなら $\lambda=1$ で、$A$ は長さを保つ。
段 2。$\varphi$ が角と面積を保つとすると、段 1 により各点の $d\varphi$ は長さを保つ。$V$ の中の点の近くで球面の $C^3$ 級の正則曲面片 $x$ をとり、平面を $\mathbb R^3$ の $z=0$ とみて $y=\varphi\circ x$ とおく。連鎖律により $y_u=d\varphi(x_u)$、$y_v=d\varphi(x_v)$ なので、$y$ は正則曲面片で、第 1 基本形式の係数は $x$ と等しい。cor-gc-isometry により Gauss 曲率も等しいはずだが、球面では $K=1/r^2$(ex-gc-basic)、平面では $K=0$ で、矛盾する。長さを保つ写像は角と面積を保つので、後半も従う。$\square$

地図の図法には、角を保つもの(Mercator 図法など)や、面積を保つもの(Archimedesの帽子箱定理 の節「応用 3:正積円筒図法」)があるが、両方を同時に満たす図法はない。地球儀を平面の地図に写すと必ずどこかがゆがむのは、球面の Gauss 曲率が $0$ でないからである。

例と反例

cor-gc-isometry は「第 1 基本形式が等しい $\Rightarrow$ Gauss 曲率が等しい」という主張である。量を取りかえたり、向きを逆にしたりすると成り立たない。

外す条件反例成り立たなくなること
量が Gauss 曲率である(平均曲率に替える)平面 $(u,v,0)$ と円柱 $(\cos v,\ \sin v,\ u)$第 1 基本形式が等しければ値が等しい
第 1 基本形式が等しい(Gauss 曲率が等しいだけにする)螺旋面 $(u\cos v,\ u\sin v,\ v)$ と回転面 $(u\cos v,\ u\sin v,\ \log u)$同じ $(u,v)$ の点の対応が長さを保つ
反例の確かめ

1 行目:平面 $(u,v,0)$ と円柱 $(\cos v,\ \sin v,\ u)$ はどちらも $E=G=1$、$F=0$ で、Gauss 曲率はどちらも $0$ である。平均曲率は平面で $0$、半径 $1$ の円柱で $\pm\dfrac12$($\nu$ の向きによる。ex-gc-basic の (3))で、等しくない(Lee18 Exercise 8.26(p. 249))。平均曲率は $\mathbb R^3$ の中での曲がり方により、内在的な量ではない。
2 行目:$u>0$ とする。螺旋面 $(u\cos v,\ u\sin v,\ v)$ は $E=1$、$F=0$、$G=1+u^2$、回転面 $(u\cos v,\ u\sin v,\ \log u)$ は $E=1+\dfrac1{u^2}$、$F=0$、$G=u^2$ で、cor-gc-orthogonal からどちらも
$$ K=-\frac1{(1+u^2)^2} $$
である。同じ $(u,v)$ の点どうしで Gauss 曲率は等しいが、$E$ が異なるので、$u$ 方向の曲線の長さが一致しない。たとえば $v=0$、$1\le u\le2$ の曲線の長さは、螺旋面では $1$、回転面では $\displaystyle\int_1^2\sqrt{1+u^{-2}}\,du>1$ である。驚異の定理の逆は成り立たない。

2 行目の Gauss 曲率の計算を開く

螺旋面:$\sqrt{EG}=\sqrt{1+u^2}$、$G_u/\sqrt{EG}=2u/\sqrt{1+u^2}$ で、その $u$ による微分は $2/(1+u^2)^{3/2}$ なので、$K=-\dfrac{1}{2\sqrt{1+u^2}}\cdot\dfrac{2}{(1+u^2)^{3/2}}=-\dfrac1{(1+u^2)^2}$ である。回転面:$EG=u^2+1$ なので $\sqrt{EG}=\sqrt{1+u^2}$、$G_u/\sqrt{EG}=2u/\sqrt{1+u^2}$ で、$E_v=0$ だから同じ計算になる。

補足

全曲率と位相。 閉曲面の Gauss 曲率を面積で積分した値は、曲面の形によらず $2\pi\chi$($\chi$ は Euler標数)になる(Gauss–Bonnetの定理)。測地線の三角形では、内角の和と $\pi$ の差が三角形の上の $K$ の積分に等しい(Gauss–Bonnetの定理 の命題「測地三角形の角度の過不足」)。
一般の次元へ。 曲面の上の長さだけを使って Gauss 曲率を定めることができ、Riemann 多様体の Riemann曲率テンソル と 断面曲率 はその高次元への一般化である。Gauss 曲率がいつも $1$、$0$、$-1$ の 2 次元の幾何が、それぞれ球面の幾何、平面の幾何、双曲幾何学 である。

関連項目

参考文献

[1]
John M. Lee, Introduction to Riemannian Manifolds, Graduate Texts in Mathematics 176, Springer, 2018, Chapter 8:形作用素(shape operator、p. 235)、主曲率・Gauss 曲率・平均曲率の定義(pp. 237–238)、Proposition 8.24(主曲率によるグラフ表示、p. 247)、Exercise 8.26(平面と円柱の平均曲率、p. 249)、Theorem 8.27(Gauss’s Theorema Egregium、p. 249)、Problem 8-3(回転面の Gauss 曲率、p. 256)、Problem 8-9(Gauss 写像、p. 257)

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