アルベロス

同義語:靴屋のナイフArchimedesの双子の円arbelos

概要

アルベロス(arbelos)とは、一直線上に点 $A$、$C$、$B$ をこの順に $AC=2a$、$CB=2b$ となるようにとり、$AB$、$AC$、$CB$ を直径とする半円を同じ側に描いたとき、大きい半円の内側で小さい 2 つの半円の外側にある図形である。$C$ で $AB$ に立てた垂線が大きい半円と交わる点を $D$ とすると $CD^2=AC\cdot CB$ で、アルベロスの面積 $\pi ab$ は $CD$ を直径とする円の面積に等しい。線分 $CD$ で分けた左右の部分に内接する円(直線 $CD$、大きい半円、小さい半円の 1 つに接する円)の半径はどちらも $\dfrac{ab}{a+b}$ で等しい(Archimedes の双子の円)。3 つの半円すべてに接する円の半径は $\dfrac{ab(a+b)}{a^2+ab+b^2}$ である。

$$\newcommand{C}[0]{\mathbb{C}} \newcommand{div}[0]{\mathbin{÷}} \newcommand{N}[0]{\mathbb{N}} \newcommand{Q}[0]{\mathbb{Q}} \newcommand{R}[0]{\mathbb{R}} \newcommand{Z}[0]{\mathbb{Z}} $$

前提知識: 方べきの定理(高校数学), 三平方の定理(高校数学), 2円の位置関係と共通接線, 直径に対する円周角

高校での出発点:3 つの半円で囲まれた図形

一直線の上に 3 点 $A$、$C$、$B$ をこの順にとり、線分 $AB$、$AC$、$CB$ をそれぞれ直径とする半円を、直線の同じ側に描く。大きい半円の内側で、2 つの小さい半円の外側にある部分は、3 つの弧で囲まれた細長い図形になる。この図形の面積を計算してみる。

$AC=4$、$CB=2$ のときの面積

$AC=4$、$CB=2$ とする。$AB=6$ である。
(1) 図形の面積。直径 $6$、$4$、$2$ の半円の面積は、半径がそれぞれ $3$、$2$、$1$ なので $\dfrac12\pi\cdot3^2=\dfrac92\pi$、$\dfrac12\pi\cdot2^2=2\pi$、$\dfrac12\pi\cdot1^2=\dfrac12\pi$ である。囲まれた図形は、大きい半円から 2 つの小さい半円を取り除いたものなので、面積は
$$ \frac92\pi-2\pi-\frac12\pi=\frac{9-4-1}{2}\pi=2\pi $$
である。
(2) $C$ で立てた垂線。$A$ を原点、直線 $AB$ を $x$ 軸にとると、$C=(4,0)$ で、大きい半円は中心 $(3,0)$、半径 $3$ の円 $(x-3)^2+y^2=9$ の $y\ge0$ の部分である。$C$ で $AB$ に立てた垂線 $x=4$ との交点を $D$ とすると、$(4-3)^2+y^2=9$ より $y^2=8$、$y>0$ から $y=2\sqrt2$ である。よって $CD=2\sqrt2$ である。
(3) $CD$ を直径とする円の面積。半径は $\sqrt2$ なので、面積は $\pi\left(\sqrt2\right)^2=2\pi$ である。
(1) と (3) の値が一致した。

色を付けた部分が 3 つの半円で囲まれた図形(アルベロス)で、その面積は、C で立てた垂線 CD を直径とする破線の円の面積と等しい 色を付けた部分が 3 つの半円で囲まれた図形(アルベロス)で、その面積は、C で立てた垂線 CD を直径とする破線の円の面積と等しい
この図形を アルベロス という。ギリシャ語で靴屋が革を切るナイフのことで、刃の形が似ていることからこの名がある。ex-arb-start の一致は偶然ではない。この記事で答える問いは次の 3 つである。

  1. アルベロスの面積は、いつも $CD$ を直径とする円の面積に等しいか。→ thm-arb-area
  2. 線分 $CD$ はアルベロスを左右 2 つの部分に分ける。それぞれの部分にぴったり入る円(内接する円)の大きさはどうなるか。→ thm-arb-twin
  3. 3 つの半円すべてに接する円の半径は何か。→ prop-arb-incircle
    使う高校の計算この記事の結果背後にある見方
    直角三角形の相似・方べきの定理$CD^2=AC\cdot CB$、面積 $=$ $CD$ を直径とする円$CD$ は $AC$ と $CB$ の相乗平均
    2 円が接する条件と三平方の定理双子の円の半径はどちらも $\dfrac{ab}{a+b}$$a$ と $b$ の調和平均の半分
    同じ条件の連立方程式内接円の半径 $\dfrac{ab(a+b)}{a^2+ab+b^2}$反転(Pappus の円鎖)、Descartesの円定理

言葉の準備:アルベロスと座標

アルベロス

正の数 $a$、$b$ に対し、一直線上に点 $A$、$C$、$B$ をこの順に $AC=2a$、$CB=2b$ となるようにとる。線分 $AB$、$AC$、$CB$ を直径とする半円 $\Gamma$、$\gamma_1$、$\gamma_2$ を、直線 $AB$ の同じ側に描く。$\Gamma$ の周と内部のうち、$\gamma_1$ と $\gamma_2$ の内部にない部分を アルベロス(arbelos、靴屋のナイフ)という。

以下、座標を次のように決める。$A=(0,0)$、$C=(2a,0)$、$B=(2a+2b,0)$ とし、半円は $y\ge0$ の側に描く。3 つの半円の中心と半径は次のとおりである。

  • $\Gamma$:中心 $O=(a+b,0)$、半径 $a+b$。
  • $\gamma_1$:中心 $O_1=(a,0)$、半径 $a$。
  • $\gamma_2$:中心 $O_2=(2a+b,0)$、半径 $b$。
    $C$ で直線 $AB$ に立てた垂線(直線 $x=2a$)が $\Gamma$ と交わる点を $D$ とする。$\gamma_1$ と $\gamma_2$ は $C$ で接し、$\Gamma$ と $\gamma_1$ は $A$ で、$\Gamma$ と $\gamma_2$ は $B$ で接している(中心がどれも直線 $AB$ の上にあり、接点もその上にある)。
    アルベロスの面積は、半円の面積 $\dfrac12\pi(\text{半径})^2$ を使って
    $$ \frac12\pi(a+b)^2-\frac12\pi a^2-\frac12\pi b^2 $$
    と書ける。
小さな数のアルベロス
  1. $a=b=1$($C$ が $AB$ の中点)。$AC=CB=2$、$AB=4$ で、面積は $\dfrac12\pi\cdot4-\dfrac12\pi-\dfrac12\pi=\pi$ である。$\Gamma$ は $(x-2)^2+y^2=4$ で、$x=2$ のとき $y=2$ なので $CD=2$ である。$CD$ を直径とする円の面積は $\pi\cdot1^2=\pi$ で、面積と一致する。
  2. $a=3$、$b=1$。$AC=6$、$CB=2$、$AB=8$ で、面積は $\dfrac12\pi\cdot16-\dfrac12\pi\cdot9-\dfrac12\pi\cdot1=\dfrac{16-9-1}{2}\pi=3\pi$ である。$\Gamma$ は $(x-4)^2+y^2=16$ で、$x=6$ のとき $y^2=16-4=12$、$y=2\sqrt3$ なので $CD=2\sqrt3$ である。$CD$ を直径とする円の面積は $\pi\left(\sqrt3\right)^2=3\pi$ で、やはり一致する。

主定理 1:アルベロスの面積

面積の一致を示すには、$CD$ の長さが分かればよい。ex-arb-start と ex-arb-def では $CD^2$ が $8=4\cdot2$、$4=2\cdot2$、$12=6\cdot2$ で、どれも $AC\cdot CB$ に等しかった。

垂線の長さ

def-arb の記号で、$CD^2=AC\cdot CB$ が成り立つ。したがって $CD=2\sqrt{ab}$ である。

方べきの定理を使う

方針:半円 $\Gamma$ を円全体に広げ、弦 $AB$ と弦 $DD^{*}$ が $C$ で交わる形にして、方べきの定理を使う。
段 1(円全体に広げる)。$\Gamma$ を含む円(中心 $O$、半径 $a+b$)を $K$ とする。直線 $x=2a$ は $K$ と 2 点で交わる。1 つは $D$ で、もう 1 つを $D^{*}$ とする。$K$ は直線 $AB$($x$ 軸)に関して対称なので(円の方程式 $(x-a-b)^2+y^2=(a+b)^2$ は $y$ を $-y$ に替えても変わらない)、$D^{*}$ は $D$ を $x$ 軸で折り返した点で、$CD^{*}=CD$ である。
段 2(方べきの定理)。$K$ の 2 本の弦 $AB$ と $DD^{*}$ は、円の内部の点 $C$ で交わる。方べきの定理(方べきの定理(高校数学))により
$$ CA\cdot CB=CD\cdot CD^{*} $$
である。
段 3(結論)。段 1 の $CD^{*}=CD$ を代入すると $CD^2=AC\cdot CB=2a\cdot2b=4ab$ となる。$CD>0$ なので $CD=2\sqrt{ab}$ である。$\square$

別の証明(直角三角形の相似・座標)を開く

直角三角形の相似による証明。$AB$ は $\Gamma$ の直径なので、$\angle ADB=90^\circ$ である(直径に対する円周角)。三角形 $ACD$ と三角形 $DCB$ で、$\angle ACD=\angle DCB=90^\circ$ である。また三角形 $ADB$ の内角の和から $\angle DAC=90^\circ-\angle DBA$、三角形 $DCB$ の内角の和から $\angle CDB=90^\circ-\angle DBC$ で、$\angle DBA=\angle DBC$ なので $\angle DAC=\angle CDB$ である。2 組の角が等しいので 2 つの三角形は相似で、$\dfrac{AC}{CD}=\dfrac{CD}{CB}$、つまり $CD^2=AC\cdot CB$ である。

座標による証明。$D=(2a,y)$ は $\Gamma$ の上にあるので $(2a-a-b)^2+y^2=(a+b)^2$ で、$y^2=(a+b)^2-(a-b)^2=4ab$ である。

アルベロスの面積

def-arb のアルベロスの面積は $\pi ab$ で、これは $CD$ を直径とする円の面積に等しい。

半円の面積を展開する

段 1(アルベロスの面積)。アルベロスは大きい半円 $\Gamma$ から 2 つの小さい半円 $\gamma_1$、$\gamma_2$ を取り除いた図形である。$\gamma_1$ と $\gamma_2$ は $\Gamma$ の内部にあり、互いに重ならない($\gamma_1$ は $0\le x\le2a$、$\gamma_2$ は $2a\le x\le2a+2b$ の範囲にあり、共有点は $C$ だけ)。よって面積は
$$ \frac12\pi(a+b)^2-\frac12\pi a^2-\frac12\pi b^2 =\frac12\pi\left(\cancel{a^2}+2ab+\cancel{b^2}-\cancel{a^2}-\cancel{b^2}\right) =\pi ab $$
である。
段 2(円の面積)。lem-arb-cd により $CD=2\sqrt{ab}$ なので、$CD$ を直径とする円の半径は $\sqrt{ab}$ で、面積は $\pi\left(\sqrt{ab}\right)^2=\pi ab$ である。
段 1 と段 2 の値が等しい。$\square$

$a=3$、$b=2$ で確かめる

$AC=6$、$CB=4$、$AB=10$ とする。アルベロスの面積は
$$ \frac12\pi\cdot5^2-\frac12\pi\cdot3^2-\frac12\pi\cdot2^2=\frac{25-9-4}{2}\pi=\boxed{6\pi} $$
である。$\Gamma$ は $(x-5)^2+y^2=25$ で、$x=6$ のとき $y^2=24$ なので $CD=2\sqrt6$ である。$CD^2=24=6\cdot4=AC\cdot CB$ で lem-arb-cd と合い、$CD$ を直径とする円の面積 $\pi\left(\sqrt6\right)^2=6\pi$ も一致する。

相加平均と相乗平均の図

$CD=2\sqrt{ab}$ は、$AC=2a$ と $CB=2b$ の相乗平均 $\sqrt{2a\cdot2b}$ である。一方、$\Gamma$ の半径 $a+b$ は $2a$ と $2b$ の相加平均 $\dfrac{2a+2b}{2}$ である。$D$ は $\Gamma$ の上の点で、$CD$ は $D$ から直径 $AB$ までの距離なので、半径 $OD$ 以下である(直角三角形 $OCD$ で、斜辺 $OD$ は辺 $CD$ より短くない)。よって
$$ \sqrt{2a\cdot2b}\le\frac{2a+2b}{2} $$
で、等号は $C=O$、つまり $a=b$ のときに限る。これは相加平均と相乗平均の不等式の、図による証明になっている(相加平均と相乗平均)。

主定理 2:Archimedes の双子の円

線分 $CD$ はアルベロスを左右 2 つの部分に分ける。左の部分は $\Gamma$、$\gamma_1$、線分 $CD$ で、右の部分は $\Gamma$、$\gamma_2$、線分 $CD$ で囲まれている。左の部分は $\gamma_1$ が大きい分だけ広く見える(ex-arb-start では $AC=4$、$CB=2$)。それぞれの部分にぴったり入る円を考える。

双子の円

def-arb のアルベロスで、中心が $y>0$ の側にあり、次の 3 つを満たす円を 左の双子の円 という。
(R1) 直線 $CD$ に、その左側($x<2a$ の側)から接する。
(R1) $\Gamma$ を含む円に内側から接する。
(R1) $\gamma_1$ を含む円に外側から接する。
$\gamma_1$ を $\gamma_2$ に、「左側」を「右側($x>2a$ の側)」に替えて定めた円を 右の双子の円 という。2 つをあわせて Archimedes の双子の円 という。

2 つの円が接する条件は、中心の間の距離で書ける。半径 $r_1$、$r_2$ の 2 円が外側から接する(外接する)のは中心の間の距離が $r_1+r_2$ のとき、半径 $r_1>r_2$ の円に内側から接する(内接する)のは中心の間の距離が $r_1-r_2$ のときである(2円の位置関係と共通接線)。以下はこの条件と三平方の定理だけで計算する。

Archimedes の双子の円

def-arb のアルベロスの左右の双子の円は、それぞれただ 1 つあり、半径はどちらも
$$ \frac{ab}{a+b} $$
である。左の双子の円の中心は $\left(2a-\dfrac{ab}{a+b},\ 2a\sqrt{\dfrac{b}{a+b}}\right)$、右の双子の円の中心は $\left(2a+\dfrac{ab}{a+b},\ 2b\sqrt{\dfrac{a}{a+b}}\right)$ である。

中心の座標を三平方の定理で求める

方針:左の双子の円の中心を $(p,q)$、半径を $r$ とおき、(i)(ii)(iii) の条件をそれぞれ式にして $r$ を求める。右の円も同じ計算をする。
段 1(条件 (i) を式にする)。直線 $x=2a$ に左側から接するので、中心から直線までの距離 $2a-p$ が半径 $r$ に等しい。よって $p=2a-r$ である。中心は $y>0$ の側にあるので $q>0$ である。
段 2(条件 (iii) を式にする)。$\gamma_1$ の中心 $O_1=(a,0)$、半径 $a$ の円に外接するので、中心の間の距離は $a+r$ である。三平方の定理により、$O_1$ と $(p,q)$ の距離の 2 乗は $(p-a)^2+q^2=(a-r)^2+q^2$ なので
$$ (a-r)^2+q^2=(a+r)^2 $$
である。展開すると $a^2-2ar+r^2+q^2=a^2+2ar+r^2$ となり、
$$ q^2=4ar\qquad\cdots(1) $$
を得る。
段 3(条件 (ii) を式にする)。$\Gamma$ の中心 $O=(a+b,0)$、半径 $a+b$ の円に内接するので、中心の間の距離は $a+b-r$ である。$(p-a-b)^2+q^2=(a-b-r)^2+q^2$ なので
$$ (a-b-r)^2+q^2=(a+b-r)^2 $$
である。$X^2-Y^2=(X-Y)(X+Y)$ を使うと
$$ q^2=(a+b-r)^2-(a-b-r)^2=\bigl((a+b-r)-(a-b-r)\bigr)\bigl((a+b-r)+(a-b-r)\bigr)=2b\cdot(2a-2r) $$
で、
$$ q^2=4b(a-r)\qquad\cdots(2) $$
を得る。
段 4($r$ を求める)。(1) と (2) の右辺が等しいので $4ar=4b(a-r)$ である。両辺を $4$ で割って移項すると $ar+br=ab$、つまり $(a+b)r=ab$ で、
$$ r=\frac{ab}{a+b} $$
である。(1) から $q^2=\dfrac{4a^2b}{a+b}$、$q=2a\sqrt{\dfrac{b}{a+b}}$ である。逆に、この $p$、$q$、$r$ は段 1〜3 の 3 つの式をすべて満たすので、条件 (i)(ii)(iii) を満たす円はこれ 1 つだけある。
段 5(右の双子の円)。中心を $(p',q')$、半径を $r'$ とする。直線 $x=2a$ に右側から接するので $p'=2a+r'$ である。$\gamma_2$ の中心 $O_2=(2a+b,0)$、半径 $b$ の円に外接するので $(p'-2a-b)^2+q'^2=(b+r')^2$、つまり $(r'-b)^2+q'^2=(r'+b)^2$ で、
$$ q'^2=4br'\qquad\cdots(3) $$
である。$\Gamma$ を含む円に内接するので $(p'-a-b)^2+q'^2=(a+b-r')^2$、つまり $(a-b+r')^2+q'^2=(a+b-r')^2$ で、
$$ q'^2=(a+b-r')^2-(a-b+r')^2=(2b-2r')\cdot2a=4a(b-r')\qquad\cdots(4) $$
である。(3)(4) から $4br'=4a(b-r')$、$(a+b)r'=ab$ で、$r'=\dfrac{ab}{a+b}$ である。(3) から $q'=2b\sqrt{\dfrac{a}{a+b}}$ である。
段 6(円が本当に左右の部分の中にある)。左の円が直線 $x=2a$ に接する点は $(2a,q)$ で、$q^2=\dfrac{4a^2b}{a+b}<\dfrac{4a^2b+4ab^2}{a+b}=4ab=CD^2$ なので、接点は線分 $CD$ の上にある。$\Gamma$・$\gamma_1$ との接点は、それぞれ中心を結ぶ直線の上にあり(2円の位置関係と共通接線)、$q>0$ なので $y>0$ の側、つまり半円の弧の上にある。右の円も同じである。$\square$

左右の部分の広さが違っても、入る円の大きさは同じになる。これが「双子」の名の由来である。
C で立てた垂線 CD の左右に入る 2 つの青い円は、どちらも半径 2/3 である。緑と橙の破線は、左の円の中心と O₁、O を結ぶ線分で、長さは半径の和 8/3 と差 7/3 C で立てた垂線 CD の左右に入る 2 つの青い円は、どちらも半径 2/3 である。緑と橙の破線は、左の円の中心と O₁、O を結ぶ線分で、長さは半径の和 8/3 と差 7/3

$a=2$、$b=1$ で確かめる

ex-arb-start の $AC=4$、$CB=2$ では、$r=\dfrac{2\cdot1}{2+1}=\dfrac23$ である。
(1) 左の双子の円。中心は $\left(4-\dfrac23,\ q\right)=\left(\dfrac{10}3,\ q\right)$ で、(1) から $q^2=4\cdot2\cdot\dfrac23=\dfrac{16}3$、$q=\dfrac{4\sqrt3}{3}$ である。$O_1=(2,0)$ との距離の 2 乗は $\left(\dfrac43\right)^2+\dfrac{16}3=\dfrac{16+48}{9}=\dfrac{64}9$ で、距離 $\dfrac83=2+\dfrac23$(半径の和)である。$O=(3,0)$ との距離の 2 乗は $\left(\dfrac13\right)^2+\dfrac{16}3=\dfrac{1+48}9=\dfrac{49}9$ で、距離 $\dfrac73=3-\dfrac23$(半径の差)である。
(2) 右の双子の円。中心は $\left(\dfrac{14}3,\ q'\right)$ で、(3) から $q'^2=4\cdot1\cdot\dfrac23=\dfrac83$、$q'=\dfrac{2\sqrt6}3$ である。$O_2=(5,0)$ との距離の 2 乗は $\left(\dfrac13\right)^2+\dfrac83=\dfrac{25}9$ で、距離 $\dfrac53=1+\dfrac23$、$O$ との距離の 2 乗は $\left(\dfrac53\right)^2+\dfrac83=\dfrac{49}9$ で、距離 $\dfrac73=3-\dfrac23$ である。
2 つの円の中心の高さは $\dfrac{4\sqrt3}3\approx2.31$ と $\dfrac{2\sqrt6}3\approx1.63$ で違う。2 つの円は直線 $CD$ に関して対称な位置にはないが、半径は等しい。

調和平均との関係

$r=\dfrac{ab}{a+b}$ は、逆数をとると
$$ \frac1r=\frac1a+\frac1b $$
と書ける。$a$ と $b$ の調和平均 $H$ は $\dfrac2H=\dfrac1a+\dfrac1b$ で定めるので、$r=\dfrac H2$ である。双子の円の半径は $\gamma_1$、$\gamma_2$ の半径の調和平均の半分で、とくに $r< a$、$r< b$ である。$\Gamma$ の半径 $a+b$ が相加平均、$CD$ の半分 $\sqrt{ab}$ が相乗平均に対応していたこと(rem-arb-amgm)とあわせて、アルベロスには 3 つの平均が現れる。

$a=3$、$b=1$ の双子の円

$AC=6$、$CB=2$ のアルベロスの双子の円の半径と、2 つの中心の座標を求めよ。

解答を開く

$r=\dfrac{3\cdot1}{3+1}=\dfrac34$ である。左の円の中心は $\left(6-\dfrac34,\ q\right)=\left(\dfrac{21}4,\ q\right)$ で、$q^2=4\cdot3\cdot\dfrac34=9$ より $q=3$ である。右の円の中心は $\left(\dfrac{27}4,\ q'\right)$ で、$q'^2=4\cdot1\cdot\dfrac34=3$ より $q'=\sqrt3$ である。確かめ:$O_1=(3,0)$ と $\left(\dfrac{21}4,3\right)$ の距離の 2 乗は $\dfrac{81}{16}+9=\dfrac{225}{16}$ で、距離 $\dfrac{15}4=3+\dfrac34$ である。$O=(4,0)$ との距離の 2 乗は $\dfrac{25}{16}+9=\dfrac{169}{16}$ で、距離 $\dfrac{13}4=4-\dfrac34$ である。

アルベロスに内接する円

双子の円は直線 $CD$ に接する円だった。直線 $CD$ を使わず、3 つの半円すべてに接する円も考えられる。

アルベロスに内接する円

def-arb のアルベロスで、$\Gamma$ を含む円に内側から接し、$\gamma_1$、$\gamma_2$ を含む円に外側から接し、中心が $y>0$ の側にある円はただ 1 つあり、その半径 $\rho$ と中心 $(p,q)$ は
$$ \rho=\frac{ab(a+b)}{a^2+ab+b^2},\qquad p=\frac{a(a+b)(2a+b)}{a^2+ab+b^2},\qquad q=2\rho $$
である。とくに、中心から直線 $AB$ までの距離は、この円の直径に等しい。この円を、アルベロスに 内接する円 という。

2 つずつ引き算する

要点:中心の間の距離の 3 つの条件を式にし、2 つずつ引き算すると 2 乗の項が消えて、$bp=(2a+b)\rho$ と $a(2a+2b-p)=(a+2b)\rho$ の 2 つの 1 次式になる。これを解くと $\rho$ と $p$ が出る。$q$ は $\gamma_1$ との条件の式に代入して求めると $2\rho$ になる。

詳しい計算(段 1〜5)を開く

段 1(条件を式にする)。中心の間の距離の条件(2円の位置関係と共通接線)と三平方の定理から$$(p-a)^2+q^2=(a+\rho)^2\quad\cdots(5),\qquad (p-2a-b)^2+q^2=(b+\rho)^2\quad\cdots(6),\qquad (p-a-b)^2+q^2=(a+b-\rho)^2\quad\cdots(7)$$である。

段 2((5) から (7) を引く)。$X^2-Y^2=(X-Y)(X+Y)$ を両辺に使うと、左辺は $\bigl((p-a)-(p-a-b)\bigr)\bigl((p-a)+(p-a-b)\bigr)=b(2p-2a-b)$、右辺は $\bigl((a+\rho)-(a+b-\rho)\bigr)\bigl((a+\rho)+(a+b-\rho)\bigr)=(2\rho-b)(2a+b)$ である。展開すると $2bp-2ab-b^2=2(2a+b)\rho-2ab-b^2$ なので$$bp=(2a+b)\rho\qquad\cdots(8)$$である。

段 3((6) から (7) を引く)。同じく、左辺は $\bigl((p-2a-b)-(p-a-b)\bigr)\bigl((p-2a-b)+(p-a-b)\bigr)=-a(2p-3a-2b)$、右辺は $\bigl((b+\rho)-(a+b-\rho)\bigr)\bigl((b+\rho)+(a+b-\rho)\bigr)=(2\rho-a)(a+2b)$ である。展開して $-2ap+3a^2+2ab=2(a+2b)\rho-a^2-2ab$、整理して$$a(2a+2b-p)=(a+2b)\rho\qquad\cdots(9)$$である。

段 4($\rho$ と $p$ を求める)。(8) から $p=\dfrac{(2a+b)\rho}{b}$ を (9) に代入し、両辺に $b$ を掛けると $2ab(a+b)-a(2a+b)\rho=b(a+2b)\rho$ で、$$2ab(a+b)=\bigl(a(2a+b)+b(a+2b)\bigr)\rho=2(a^2+ab+b^2)\rho$$となる。よって $\rho=\dfrac{ab(a+b)}{a^2+ab+b^2}$、$p=\dfrac{(2a+b)\rho}{b}=\dfrac{a(a+b)(2a+b)}{a^2+ab+b^2}$ である。

段 5($q$ を求める)。$S=a^2+ab+b^2$ とおく。$p-a=\dfrac{a\bigl((a+b)(2a+b)-S\bigr)}{S}=\dfrac{a(a^2+2ab)}{S}=\dfrac{a^2(a+2b)}{S}$、$a+\rho=\dfrac{a\bigl(S+b(a+b)\bigr)}{S}=\dfrac{a(a^2+2ab+2b^2)}{S}$ である。(5) から$$q^2=(a+\rho)^2-(p-a)^2=\frac{a^2}{S^2}\bigl((a^2+2ab+2b^2)-(a^2+2ab)\bigr)\bigl((a^2+2ab+2b^2)+(a^2+2ab)\bigr)=\frac{a^2}{S^2}\cdot2b^2\cdot2(a+b)^2$$で、$q>0$ から $q=\dfrac{2ab(a+b)}{S}=2\rho$ である。逆に、求めた $p$、$q$、$\rho$ は (5)(6)(7) をすべて満たす((8)(9) と (5) から (6)(7) が出る)ので、条件を満たす円はこれ 1 つだけある。$\square$

$a=2$、$b=1$ と $a=b=1$
  1. $a=2$、$b=1$(ex-arb-start)。$S=4+2+1=7$ で、$\rho=\dfrac{2\cdot1\cdot3}{7}=\dfrac67$、$p=\dfrac{2\cdot3\cdot5}{7}=\dfrac{30}7$、$q=\dfrac{12}7$ である。$O_1=(2,0)$ との距離の 2 乗は $\left(\dfrac{16}7\right)^2+\left(\dfrac{12}7\right)^2=\dfrac{400}{49}$ で、距離 $\dfrac{20}7=2+\dfrac67$ である。$O_2=(5,0)$ との距離の 2 乗は $\left(\dfrac57\right)^2+\left(\dfrac{12}7\right)^2=\dfrac{169}{49}$ で、距離 $\dfrac{13}7=1+\dfrac67$ である。$O=(3,0)$ との距離の 2 乗は $\left(\dfrac97\right)^2+\left(\dfrac{12}7\right)^2=\dfrac{225}{49}$ で、距離 $\dfrac{15}7=3-\dfrac67$ である。
  2. $a=b=1$。$S=3$ で、$\rho=\dfrac{2}{3}$、$p=\dfrac{2\cdot3}{3}=2$、$q=\dfrac43$ である。中心は $C=(2,0)$ の真上にある($a=b$ なので図が左右対称)。

内接円と双子の円の半径の比は
$$ \frac{\rho}{r}=\frac{ab(a+b)}{a^2+ab+b^2}\cdot\frac{a+b}{ab}=\frac{(a+b)^2}{a^2+ab+b^2}=\frac{a^2+2ab+b^2}{a^2+ab+b^2}>1 $$
なので、内接円の方がいつも大きい。
赤い円はアルベロスに内接する円(半径 6/7)で、中心の高さ 12/7 は直径に等しい。緑の破線の円は、C と、内接円が小さい 2 つの半円に接する点 T₁、T₂ を通る円で、半径は双子の円と同じ 2/3 赤い円はアルベロスに内接する円(半径 6/7)で、中心の高さ 12/7 は直径に等しい。緑の破線の円は、C と、内接円が小さい 2 つの半円に接する点 T₁、T₂ を通る円で、半径は双子の円と同じ 2/3
内接円は、$\Gamma$ と $\gamma_1$ に接しながら並ぶ円の列の 1 番目でもある。$\gamma_2$ から始めて、$\Gamma$ と $\gamma_1$ に接し、1 つ前の円にも接する円を次々に並べると、$n$ 番目の円の中心から直線 $AB$ までの距離は、その円の直径の $n$ 倍になる(Pappus の円鎖)。prop-arb-incircle の $q=2\rho$ はその $n=1$ の場合である。一般の $n$ の証明は、$A$ を中心とする反転を使って 円に関する反転 で行う(同記事の例は、この記事の ex-arb-start と同じ $AC=4$、$CB=2$ の図で、$\rho=\dfrac67$ も計算している)。
アルベロスの中の円をまとめておく。

円接するもの・通る点半径求め方
$CD$ を直径とする円$C$、$D$ を通る$\sqrt{ab}$方べきの定理(lem-arb-cd)
双子の円(左右 2 つ)直線 $CD$、$\Gamma$、$\gamma_1$(右は $\gamma_2$)$\dfrac{ab}{a+b}$三平方の定理(thm-arb-twin)
内接円(Pappus の円鎖の 1 番目)$\Gamma$、$\gamma_1$、$\gamma_2$$\dfrac{ab(a+b)}{a^2+ab+b^2}$連立方程式(prop-arb-incircle)、曲率の式(Descartesの円定理)
$C$、$T_1$、$T_2$ を通る円直線 $AB$ に $C$ で接する$\dfrac{ab}{a+b}$座標で確かめる(rem-arb-bankoff)

例と反例

アルベロスの 2 つの定理は、図の決め方のどれか 1 つを変えると成り立たなくなる。

外す条件反例成り立たなくなること
3 つの半円を直線の同じ側に描く$AC=4$、$CB=2$ で、小さい 2 つの半円を反対側に描く囲まれた部分の面積が $CD$ を直径とする円の面積に等しい(thm-arb-area)
$D$ は $C$ で $AB$ に立てた垂線の上の点同じ図で、$\Gamma$ の最も高い点 $D'=(3,3)$ をとる面積が $CD'$ を直径とする円の面積に等しい
双子の円は直線 $CD$ に接する$a=b=1$ で、直線 $CD$ の代わりに $\gamma_2$ に接する円(内接円)をとる半径が $\dfrac{ab}{a+b}$ になる(thm-arb-twin)
小さい 2 つの半円を反対側に描くと、3 つの弧で囲まれた部分は 3 つの半円を合わせた形になり、面積は 7π になる 小さい 2 つの半円を反対側に描くと、3 つの弧で囲まれた部分は 3 つの半円を合わせた形になり、面積は 7π になる
赤い線分 CD' は垂線ではなく、CD' を直径とする赤い円の面積 5π/2 は、アルベロスの面積 2π と等しくない。緑の破線は CD を直径とする円 赤い線分 CD' は垂線ではなく、CD' を直径とする赤い円の面積 5π/2 は、アルベロスの面積 2π と等しくない。緑の破線は CD を直径とする円
反例:半円を反対側に描く

$A=(0,0)$、$C=(4,0)$、$B=(6,0)$ で、$\Gamma$ は $y\ge0$ の側に、$\gamma_1$、$\gamma_2$ は $y\le0$ の側に描く。3 つの弧は $A\to B\to C\to A$ とつながって 1 つの図形を囲む。この図形は、上半分の半円 $\Gamma$ と、下半分の 2 つの半円を合わせたもので、面積は
$$ \frac92\pi+2\pi+\frac12\pi=7\pi $$
である。$CD$ を直径とする円の面積 $2\pi$ とは等しくない。3 つの半円が同じ側にあるときは、小さい半円の面積を「引く」ので $\pi ab$ が残った。反対側にあると「足す」ことになり、$\dfrac12\pi\bigl((a+b)^2+a^2+b^2\bigr)=\pi(a^2+ab+b^2)$ になる。

反例:$D$ を垂線の外にとる

ex-arb-start の図で、$\Gamma$ の最も高い点 $D'=(3,3)$ をとる。$CD'^2=(4-3)^2+(0-3)^2=10$ で、$AC\cdot CB=8$ と等しくない。$CD'$ を直径とする円の面積は $\pi\cdot\dfrac{10}{4}=\dfrac52\pi$ で、アルベロスの面積 $2\pi$ と等しくない。
prf-arb-cd のどこが崩れるかを見る。直線 $CD'$ が $\Gamma$ を含む円ともう一度交わる点を $E$ とすると、方べきの定理から $CD'\cdot CE=CA\cdot CB=8$ はやはり成り立つ。しかし $CE=\dfrac{8}{\sqrt{10}}=\dfrac{4\sqrt{10}}5$ で、$CD'=\sqrt{10}$ とは等しくない。$CD'$ が直径 $AB$ に垂直でないので、段 1 の「折り返すと $CE=CD'$」が使えない。

注意:双子の円と内接円は別の円

$a=b=1$ では、アルベロスは直線 $CD$ に関して左右対称である。双子の円の半径は $\dfrac{1\cdot1}{1+1}=\dfrac12$、内接円の半径は ex-arb-incircle (2) の $\dfrac23$ で、等しくない。内接円の中心 $(2,\tfrac43)$ は直線 $CD$($x=2$)の上にあり、内接円は直線 $CD$ に接するのではなく、$CD$ に切られる。条件 (i) の「直線 $CD$ に接する」を「もう一方の小さい半円に接する」に替えると、別の円になる。

大学数学で見る:Archimedes の円

半径が $\dfrac{ab}{a+b}$ の円は、双子の円のほかにもアルベロスの中にたくさん見つかっている。こうした円をまとめて Archimedes の円 と呼ぶ。次はその 1 つである。

$C$ と 2 つの接点を通る円

内接円が $\gamma_1$、$\gamma_2$ に接する点を $T_1$、$T_2$ とする。3 点 $C$、$T_1$、$T_2$ を通る円は、中心が $\left(2a,\dfrac{ab}{a+b}\right)$、半径が $\dfrac{ab}{a+b}$ で、直線 $AB$ に $C$ で接する(図 3 の緑の円)。この記事では一般の場合の証明をしないが、下で $a=2$、$b=1$ の場合を座標で確かめる。

$a=2$、$b=1$ での確認を開く

内接円の中心は $P=\left(\dfrac{30}7,\dfrac{12}7\right)$、半径は $\dfrac67$ である(ex-arb-incircle)。接点 $T_1$ は線分 $O_1P$ を $a:\rho=2:\dfrac67=7:3$ に内分する点で、$T_1=\dfrac{3O_1+7P}{10}=\left(\dfrac{6+30}{10},\dfrac{12}{10}\right)=\left(\dfrac{18}5,\dfrac65\right)$ である。$T_2$ は線分 $O_2P$ を $b:\rho=1:\dfrac67=7:6$ に内分する点で、$T_2=\dfrac{6O_2+7P}{13}=\left(\dfrac{30+30}{13},\dfrac{12}{13}\right)=\left(\dfrac{60}{13},\dfrac{12}{13}\right)$ である。中心 $M=\left(4,\dfrac23\right)$ からの距離の 2 乗は、$C$ で $\dfrac49$、$T_1$ で $\left(\dfrac25\right)^2+\left(\dfrac{8}{15}\right)^2=\dfrac{36+64}{225}=\dfrac49$、$T_2$ で $\left(\dfrac{8}{13}\right)^2+\left(\dfrac{10}{39}\right)^2=\dfrac{576+100}{1521}=\dfrac{676}{1521}=\dfrac49$ で、3 点とも半径 $\dfrac23$ の円の上にある。

円の列を扱うときには、円に関する反転 が強力な道具になる。$A$ を中心とする反転で $\Gamma$ と $\gamma_1$ は平行な 2 直線に移り、2 直線の両方に接する円はすべて同じ大きさになる。アルベロスの中で円が規則正しく並ぶ理由の多くは、この見方で説明できる。

さらに先へ

  • 内接円の半径は、互いに接する 4 つの円の曲率(半径の逆数)の間の 2 次の関係式からも求まる。これは次の記事 Descartesの円定理 で扱い、prop-arb-incircle の式を確かめ直す。
  • 内接円に続いて円を並べる Pappus の円鎖は、円に関する反転 の定理として証明されている。
  • 2 つの円の間に円を並べて輪にする問題は Steinerの円鎖 で扱う。反転で 2 円を同心円に移すのが鍵になる。

関連項目

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