Lerayスペクトル系列(de Rham理論)

同義語:Leray spectral sequence in de Rham theory

概要

Lerayスペクトル系列(de Rham理論)(Leray spectral sequence in de Rham theory)とは、多様体 $X$ からの連続写像 $\pi\colon X\to Y$ と $Y$ の開被覆 $\mathfrak U$ について、Čech–de Rham 複体から作り、逆像の de Rham コホモロジーの前層 $\mathcal H^q$ の Čech コホモロジー $E_2^{p,q}$ から $H^{p+q}_{dR}(X)$ に収束するスペクトル系列である。滑らかなファイバー束と、束を自明にする良い被覆では、底が連結かつ単連結で $H^q_{dR}(F)$ が有限次元なら $E_2^{p,q}\cong H^p_{dR}(M)\otimes H^q_{dR}(F)$ となる。底とファイバーから全空間のコホモロジーを近似する道具である。

$$\newcommand{C}[0]{\mathbb{C}} \newcommand{div}[0]{\mathbin{÷}} \newcommand{N}[0]{\mathbb{N}} \newcommand{Q}[0]{\mathbb{Q}} \newcommand{R}[0]{\mathbb{R}} \newcommand{Z}[0]{\mathbb{Z}} $$

前提知識: Čech–de Rham複体, スペクトル系列, 二重複体, ファイバー束

Leray スペクトル系列(de Rham 理論の場合、Leray spectral sequence in de Rham theory)とは、多様体 $X$ から位相空間 $Y$ への連続写像 $\pi$ と $Y$ の開被覆 $\mathfrak U$ について、逆像の被覆 $\pi^{-1}\mathfrak U$ に関する Čech–de Rham複体 を列でフィルターして得られるスペクトル系列
$$ E_2^{p,q}=\check H^p(\mathfrak U,\mathcal H^q)\ \Longrightarrow\ H^{p+q}_{dR}(X),\qquad\mathcal H^q(W):=H^q_{dR}(\pi^{-1}W) $$
のことである。$E_2$ 項は、底の開集合の逆像の de Rham コホモロジーという前層の、被覆に関する Čech コホモロジーである。
$\pi$ がファイバー $F$ をもつ $C^\infty$ 級のファイバー束で、$\mathfrak U$ が各成員の上で束を自明にする良い被覆なら、前層 $\mathcal H^q$ は被覆の交わりの上で局所定数層と一致し、底が連結かつ単連結で $H^q_{dR}(F)$ が有限次元なら
$$ E_2^{p,q}\cong H^p_{dR}(M)\otimes H^q_{dR}(F) $$
となる。全空間のコホモロジーを、底とファイバーのコホモロジーから近似する道具である。
この記事では、構成と $E_2$ 項の同定、ファイバー束での局所定数性と単連結な底での形を証明し、射影の例で計算する。球面束ではファイバーの向きの類の微分が $-e$($e$ は Euler 類)になることを示し、積をもつ二重複体で $E_\infty$ と全複体のコホモロジーが環として同型でない例を挙げる。層の高次順像による形は Lerayスペクトル系列 が扱う。

定義と構成

多様体は $C^\infty$ 級で Hausdorff かつ第 2 可算とし、$H^\bullet$ は de Rham コホモロジーとする。$X$ を多様体、$Y$ を位相空間、$\pi\colon X\to Y$ を連続写像、$\mathfrak U=\{U_\alpha\}_{\alpha\in I}$ を $Y$ の開被覆とし、$I$ に全順序を 1 つ固定する。$U_{\alpha_0\cdots\alpha_p}:=U_{\alpha_0}\cap\cdots\cap U_{\alpha_p}$ と書く。
$Y$ 上の前層 $\mathcal H^q$ を、開集合 $W$ に $\mathcal H^q(W):=H^q(\pi^{-1}W)$ を、開集合の包含 $W'\subset W$ に引き戻し $H^q(\pi^{-1}W)\to H^q(\pi^{-1}W')$ を対応させて定める($\mathcal H^q(\emptyset)=0$)。アーベル群の前層 $\mathcal P$ について、交代的な Čech 余鎖の群
$$ C^p(\mathfrak U,\mathcal P):=\prod_{\alpha_0<\cdots<\alpha_p}\mathcal P(U_{\alpha_0\cdots\alpha_p}) $$
に $(\delta c)_{\alpha_0\cdots\alpha_{p+1}}:=\sum_{i=0}^{p+1}(-1)^ic_{\alpha_0\cdots\widehat{\alpha_i}\cdots\alpha_{p+1}}|_{U_{\alpha_0\cdots\alpha_{p+1}}}$ を入れた複体のコホモロジーを $\check H^p(\mathfrak U,\mathcal P)$ と書く(Čechコホモロジー の定義「Čech複体」と注意「交代複体」)。

Leray の二重複体

$\pi^{-1}\mathfrak U:=\{\pi^{-1}U_\alpha\}_{\alpha\in I}$ は $X$ の開被覆である。この被覆に関する $X$ の Čech–de Rham 複体(Čech–de Rham複体 の定義「Čech–de Rham 複体」)
$$ K^{p,q}:=C^p(\pi^{-1}\mathfrak U,\Omega^q)=\prod_{\alpha_0<\cdots<\alpha_p}\Omega^q\bigl(\pi^{-1}U_{\alpha_0\cdots\alpha_p}\bigr),\qquad D=\delta+(-1)^pd $$
を、$\pi$ と $\mathfrak U$ の Leray の二重複体という。全複体 $\operatorname{Tot}K$ の列によるフィルトレーション
$$ F^p\operatorname{Tot}^nK:=\bigoplus_{p'\ge p}K^{p',\,n-p'} $$
から得られるスペクトル系列(スペクトル系列 の定義「フィルター付き複体のスペクトル系列」)を、$\pi$ と $\mathfrak U$ の Leray スペクトル系列という。$H^n(X)$ のフィルトレーション $F^pH^n(X)$ を、$H^n(F^p\operatorname{Tot}K)\to H^n(\operatorname{Tot}K)$ の像を下の同型 $r_*$ の逆で $H^n(X)$ へ移したものと定める。

一般の連続写像に対する構成

上の状況で、Leray スペクトル系列 $(E_r^{p,q},d_r)_{r\ge1}$、$d_r\colon E_r^{p,q}\to E_r^{p+r,\,q-r+1}$ は次をみたす。

  1. $E_r^{p,q}=0$($p<0$ または $q<0$)であり、$E_1^{p,q}=C^p(\mathfrak U,\mathcal H^q)$、$d_1=\delta$、したがって $E_2^{p,q}=\check H^p(\mathfrak U,\mathcal H^q)$ である。
  2. 各 $(p,q)$ について $r>\max(p,q+1)$ なら $E_r^{p,q}=E_{r+1}^{p,q}=:E_\infty^{p,q}$ であり、$E_\infty^{p,q}\cong F^pH^{p+q}(X)/F^{p+1}H^{p+q}(X)$ である。ここで $F^0H^n(X)=H^n(X)$、$F^{n+1}H^n(X)=0$ である。

収束先.増大写像 $r\colon\Omega^\bullet(X)\to\operatorname{Tot}^\bullet K$ は、任意の開被覆についてコホモロジーの同型 $r_*\colon H^\bullet(X)\cong H^\bullet(\operatorname{Tot}K)$ を誘導する(Čech–de Rham複体 の定理「de Rham と Čech の同型」の 1。$\pi^{-1}\mathfrak U$ が空集合を含んでもよい)。$K$ は第 1 象限の二重複体で、$\operatorname{Tot}^nK$ の上のフィルトレーションは $F^0=\operatorname{Tot}^n$、$F^{n+1}=0$ と有界である。よって 二重複体 の定理「二重複体の2つのスペクトル系列」(列によるフィルトレーション)により、スペクトル系列は $H^{p+q}(\operatorname{Tot}K)$ に収束し、$E_1^{p,q}$ は列の微分のコホモロジー、$d_1$ は $\delta$ が誘導する写像、$E_2=H_\delta H_d(K)$ である。$E_r^{p,q}$ が $r>\max(p,q+1)$ で変わらないのは、$d_r$ の行き先 $(p+r,q-r+1)$ が $q<0$ の領域に、入ってくる元 $(p-r,q+r-1)$ が $p<0$ の領域に入るからである。
$E_1$ 項.第 $p$ 列は、複体 $(\Omega^\bullet(\pi^{-1}U_{\alpha_0\cdots\alpha_p}),(-1)^pd)$ の $\alpha_0<\cdots<\alpha_p$ についての直積である。符号 $(-1)^p$ は核と像を変えず、直積の複体では核と像を成分ごとにとれるので、そのコホモロジーは $\prod H^q(\pi^{-1}U_{\alpha_0\cdots\alpha_p})=C^p(\mathfrak U,\mathcal H^q)$ である。$\delta$ は形式の制限の交代和なので、誘導される写像はコホモロジー類の制限の交代和、すなわち前層 $\mathcal H^q$ の Čech の差分作用素である。よって $E_2^{p,q}=\check H^p(\mathfrak U,\mathcal H^q)$ である。$\square$

この構成に $Y$ の多様体の構造は要らず、$\mathfrak U$ が良い被覆である必要もない。$\pi$ が恒等写像 $\mathrm{id}_M$ で $\mathfrak U$ が良い被覆なら、$\mathcal H^q$ は $q>0$ の交わりの上で $0$ なので $E_2$ は $q=0$ の行だけになり、Čech–de Rham複体 の定理「de Rham と Čech の同型」の 2 と同じ結論 $H^p(M)\cong\check H^p(\mathfrak U,\mathbb R)$ を与える。一般には $\mathcal H^q$ の値は開集合ごとに大きく異なる。

微分の計算

$d_r$ は次のように計算できる(BT82 (14.12)、p. 164。この記事では証明しない)。$x\in F^p\operatorname{Tot}^nK$ の成分が $K^{p,n-p},K^{p+1,n-p-1},\dots,K^{p+r-1,n-p-r+1}$ にだけあり、$Dx$ が $K^{p+r,\,n-p-r+1}$ の成分だけをもつとき、$x$ の $K^{p,n-p}$ 成分 $b$ は $d$ で閉じていて、その $E_1$ での類は $E_r$ まで生き残り、$d_r[b]=[Dx]$ である。$x$ は、$b$ から出発して $\delta$ と $d$ を交互に打ち消していく「ジグザグ」である。

円周から線分への射影

$X=S^1\subset\mathbb R^2$、$Y=[-1,1]$、$\pi(x,y)=x$ とする。$0< a< b<1$ をとり、$Y$ の開集合 $U_0=[-1,-a)$、$U_1=(-b,b)$、$U_2=(a,1]$ で $Y$ を覆う(BT82 Example 14.34、pp. 180–182)。
$\pi^{-1}U_0$、$\pi^{-1}U_2$ はそれぞれ $(\mp1,0)$ を含む 1 つの開いた弧、$\pi^{-1}U_1$ は $y>0$ の弧と $y<0$ の弧の 2 つ、$\pi^{-1}U_{01}$、$\pi^{-1}U_{12}$ もそれぞれ上下 2 つの弧で、$U_{02}=\emptyset$ である。弧はどれも区間と微分同相なので $q>0$ で $\mathcal H^q=0$ であり、$E_1$ は $q=0$ の行
$$ 0\to\underbrace{\mathbb R\oplus\mathbb R^2\oplus\mathbb R}_{C^0}\xrightarrow{\ \delta\ }\underbrace{\mathbb R^2\oplus\mathbb R^2}_{C^1}\to0 $$
だけになる。上下の成分の順をそろえると $\delta(b,(c_1,c_2),d)=((c_1-b,\,c_2-b),(d-c_1,\,d-c_2))$ である。核は $b=c_1=c_2=d$ の $1$ 次元で、$C^0$ は $4$ 次元だから像は $3$ 次元である。線形形式 $\Lambda(r,s,t,u):=r-s-u+t$ は像の上で $0$ になり全射なので、像は $\ker\Lambda$ に等しく、$E_2^{1,0}\cong\mathbb R$ は $\Lambda$ で読める。たとえば $U_{01}$ の上の弧で $1$、ほかで $0$ の余鎖 $\tau$ は $\Lambda(\tau)=1$ で生成元である。
$E_2$ は $q=0$ の行だけなので $d_r=0$($r\ge2$)で $E_2=E_\infty$ であり、$H^0(S^1)=\mathbb R$、$H^1(S^1)=\mathbb R$、ほかは $0$ を得る。前層 $\mathcal H^0$ は端の開集合で $\mathbb R$、中央で $\mathbb R^2$ と値を変え、局所的に一定ではない。

ファイバー束の場合

$\pi\colon E\to M$ を、多様体 $F$ をファイバーとする $C^\infty$ 級のファイバー束とする。すなわち ファイバー束 の定義「ファイバー束」の局所自明化 $\pi^{-1}(T)\cong T\times F$ が微分同相で取れるものとする。この開集合 $T$ を自明化する開集合という。$\mathfrak U$ を $M$ の良い被覆(Čech–de Rham複体 の定義「良い被覆と被覆の Čech コホモロジー」)で、各 $U_\alpha$ が自明化する開集合に含まれるものとする。良い被覆は開被覆のなかで共終なので(同記事、BT82 Corollary 5.2、p. 43)、このような $\mathfrak U$ はつねに存在する。$F$ のコンパクト性やコホモロジーの有限性は、断らない限り仮定しない。

可縮な開集合の上のファイバーへの制限

$W\subset M$ を $\mathbb R^m$ と微分同相な開集合で、自明化する開集合に含まれるものとし、$b\in W$、$i_b\colon F_b:=\pi^{-1}(b)\hookrightarrow\pi^{-1}(W)$ を包含とする。

  1. $i_b^*\colon H^q(\pi^{-1}W)\to H^q(F_b)$ はすべての $q$ で同型である。
  2. $W'\subset W$ も同じ条件をみたし $b\in W'$ なら、制限 $\rho\colon H^q(\pi^{-1}W)\to H^q(\pi^{-1}W')$ は同型で、$i_b^*=i_b'^*\circ\rho$($i_b'\colon F_b\hookrightarrow\pi^{-1}(W')$)が成り立つ。

要点:可縮な $W$ の上の自明な束 $W\times F$ は、ファイバーへの包含と射影がホモトピー逆写像になる。

証明を開く

1:自明化 $\pi^{-1}(W)\cong W\times F$ のもとで $F_b$ は $\{b\}\times F$ に移る。$\mathrm{pr}\colon W\times F\to F$ を射影、$j_b(f):=(b,f)$ とすると $\mathrm{pr}\circ j_b=\mathrm{id}_F$ である。$W\cong\mathbb R^m$ の座標で $b$ を原点とし $h_t(w):=tw$ とおくと、$(t,w,f)\mapsto(h_t(w),f)$ は $j_b\circ\mathrm{pr}$ と恒等写像を結ぶ $C^\infty$ 級ホモトピーである。de Rhamコホモロジー の系「ホモトピー不変性と Poincaré の補題」の 1 により $\mathrm{pr}^*$ と $j_b^*$ は互いに逆の同型であり、$i_b^*$ も同型である。

2:$i_b$ は $i_b'$ と包含 $\pi^{-1}(W')\hookrightarrow\pi^{-1}(W)$ の合成なので $i_b^*=i_b'^*\circ\rho$ である。1 により $i_b^*$ と $i_b'^*$ は同型だから $\rho$ も同型である。$\square$

ファイバー束の E2 項

上の状況で、$\pi$ と $\mathfrak U$ の Leray スペクトル系列は $H^\bullet(E)$ に収束し(thm-lrdr-general)、次が成り立つ。

  1. 各 $q$ について、前層 $\mathcal H^q$ の層化 $\mathcal L^q$ は、茎が $H^q(F)$ に同型な局所定数層である。空でない交わり $U_{\alpha_0\cdots\alpha_p}$ の上で自然な写像 $\mathcal H^q(U_{\alpha_0\cdots\alpha_p})\to\mathcal L^q(U_{\alpha_0\cdots\alpha_p})$ は同型であり、とくに $\mathcal H^q$ の交わりの間の制限写像はすべて同型で、$E_2^{p,q}\cong\check H^p(\mathfrak U,\mathcal L^q)$ である。
  2. $M$ が連結かつ単連結なら、$G_q:=H^q(F_{b_0})$($b_0\in M$)とおくと $\mathcal L^q$ は値 $G_q$ の定数層に同型であり、$E_2^{p,q}$ は、空でない交わりごとに $G_q$ の元を与える交代的な族の複体 $C^\bullet(\mathfrak U;G_q)$ のコホモロジー $\check H^p(\mathfrak U;G_q)$ に同型である。
  3. 2 の仮定に加えて $H^q(F)$ が有限次元なら、$E_2^{p,q}\cong H^p(M)\otimes H^q(F)$ である。

1.$T$ を自明化する開集合、$\varphi\colon\pi^{-1}(T)\cong T\times F$ を自明化とする。$T$ の開集合 $W$ について $\theta_W:=(\mathrm{pr}\circ\varphi)^*\colon H^q(F)\to\mathcal H^q(W)$ とおくと、これは制限と可換で、$T$ 上の定数前層 $H^q(F)$ から $\mathcal H^q|_T$ への前層の射である。層化の普遍性(層化 の定義「前層の層化」)により、定数層 $H^q(F)_T$(層化 の例「定数前層から局所定数関数へ」)から $\mathcal L^q|_T$ への層の射 $\Theta$ が得られる。点 $b\in T$ で、$\mathbb R^m$ と微分同相な $b$ の近傍は近傍の基本系をなし、その上で $\theta_W$ は同型である(lem-lrdr-fiber-restriction の証明の $\mathrm{pr}^*$)。茎は近傍の基本系で計算でき(茎 の命題「近傍基による茎の計算」)、層化は茎を変えない(層化 の定理「層化は茎を保つ」)ので、$\Theta$ は各茎で同型であり、したがって層の同型である(層 の命題「層の射の茎による判定」)。よって $\mathcal L^q$ は局所定数で、茎は $H^q(F)$ に同型である。
空でない交わり $W=U_{\alpha_0\cdots\alpha_p}$ はある $U_{\alpha_0}\subset T$ に含まれ、$\mathbb R^m$ と微分同相なので連結である。合成 $H^q(F)\xrightarrow{\theta_W}\mathcal H^q(W)\to\mathcal L^q(W)$ は $\Theta_W\colon H^q(F)_T(W)=H^q(F)\to\mathcal L^q(W)$ に等しく同型であり、$\theta_W$ も同型だから、$\mathcal H^q(W)\to\mathcal L^q(W)$ は同型である。この写像は前層の射なので、成分ごとの同型が複体の同型 $C^\bullet(\mathfrak U,\mathcal H^q)\cong C^\bullet(\mathfrak U,\mathcal L^q)$ を与え(空の交わりでは両辺 $0$)、thm-lrdr-general の 1 から $E_2^{p,q}\cong\check H^p(\mathfrak U,\mathcal L^q)$ である。制限写像が同型であることは lem-lrdr-fiber-restriction の 2 からも直接わかる。
2.多様体は局所弧状連結なので、局所系 の定理「局所系と基本群の表現の対応」の 3 により、連結かつ単連結な $M$ の上の局所定数層 $\mathcal L^q$ は定数層に同型であり、その値は茎 $\mathcal L^q_{b_0}\cong G_q$ である。空でない交わりは連結なので、定数層の切断はそこで $G_q$ の元 $1$ つであり、$C^p(\mathfrak U,\mathcal L^q)\cong C^p(\mathfrak U;G_q)$ が $\delta$ と両立する。
3.$G_q$ の基底 $e_1,\dots,e_h$ をとると、$G_q$ に値をとる族 $c$ はその座標 $(c^1,\dots,c^h)$ と一対一に対応し、$\delta$ は座標ごとに働く。よって $C^\bullet(\mathfrak U;G_q)\cong C^\bullet(\mathfrak U;\mathbb R)^{\oplus h}$ であり、$\check H^p(\mathfrak U;G_q)\cong\check H^p(\mathfrak U;\mathbb R)\otimes G_q$ である。良い被覆なので $\check H^p(\mathfrak U;\mathbb R)\cong H^p(M)$(Čech–de Rham複体 の定理「de Rham と Čech の同型」の 2)であり、$G_q\cong H^q(F)$ だから主張が従う。$\square$

これは BT82 Theorem 14.18(p. 170)の形で、そこでは単連結性と有限次元性を仮定して $E_2$ の形を述べている。3 の有限次元性は、無限個の交わりがあるとき直積 $\prod_IG_q$ と $(\prod_I\mathbb R)\otimes G_q$ が一致しないことから要る。
層の理論の形との関係.この記事の $E_2$ 項は、層の高次順像による Leray スペクトル系列の $E_2$ 項 $H^p(M,R^q\pi_*\mathbb R_E)$ と同じ群になる(2 つのスペクトル系列そのものの比較はこの記事では扱わない)。

理由を開く

$\mathcal L^q$ は前層 $W\mapsto H^q(\pi^{-1}W;\mathbb R)$ の層化、すなわち高次順像 $R^q\pi_*\mathbb R_E$(Lerayスペクトル系列 の注意「高次順像の具体的な形」)に、層の de Rham の定理(層コホモロジー の定理「de Rham の定理と特異コホモロジーとの比較」の 1)の自然な同型を通じて同型である。各交わりの上で $\mathcal L^q$ は定数層で、交わりは可縮だから、正の次数の層コホモロジーは消える(同定理の 2)。よって Lerayの定理(非輪状被覆) により $\check H^p(\mathfrak U,\mathcal L^q)\cong H^p(M,R^q\pi_*\mathbb R_E)$ である。位相空間の Serre ファイブレーションについての同じ形の定理は Serreスペクトル系列 にある。

2 次元球面から円板への射影

$\pi\colon S^2\to D^2$、$\pi(x,y,z)=(x,y)$ はファイバー束ではない(内部の点のファイバーは 2 点、境界では 1 点)が、thm-lrdr-general は使える。極座標 $(r,\theta)$ と $0< a< b<1$ をとり、$V_0=\{r< b\}$、$V_i=\{r>a,\ \theta\in I_i\}$($i=1,2,3$)で $D^2$ を覆う。$I_i$ は中心 $0,2\pi/3,4\pi/3$、半幅 $c\in(\pi/3,\pi/2)$ の円周上の弧で、2 つずつは 1 つの弧で交わり、3 つは交わらない。
交わりの逆像はどれも可縮な成分に分かれるので $E_1$ は $q=0$ の行だけになり、次の表のようになる。

逆像の形を開く

$\pi^{-1}V_0$ は $z>0$ と $z<0$ の 2 つの円板、$\pi^{-1}V_i$ は赤道をまたぐ 1 つの帯、$\pi^{-1}(V_i\cap V_j)$ も 1 つの帯、$\pi^{-1}(V_0\cap V_i)$ と $\pi^{-1}(V_0\cap V_i\cap V_j)$ はそれぞれ上下 2 つの帯である。どれも可縮なので $E_1$ は $q=0$ の行だけで、その次元は $C^0=2+3=5$、$C^1=3\cdot2+3=9$、$C^2=3\cdot2=6$ である。

次数 $p$$0$$1$$2$
$\dim C^p$$5$$9$$6$
$\operatorname{rank}\delta\colon C^p\to C^{p+1}$$4$$5$$0$
$E_2^{p,0}=E_\infty^{p,0}$$\mathbb R$$0$$\mathbb R$

$E_2=E_\infty$ なので、$H^\bullet(S^2)$ は次数 $0,2$ で $\mathbb R$、ほかで $0$ である。

階数の計算を開く

$V_0$ の上下の成分を $0^\pm$ と書くと、この Čech 複体は、頂点 $0^+,0^-,1,2,3$、辺(境界の 3 辺 $\{i,j\}$ と 6 本の $\{0^\pm,i\}$)、面(6 個の $\{0^\pm,i,j\}$)をもつ三角両錐の表面の交代的な余鎖の複体と一致する。$C^0\to C^1$ の核は頂点の値がすべて等しいものなので $1$ 次元、階数は $4$ である。$1$ 余鎖 $(t_{ij},u^\pm_i)$($t_{ij}$ は境界の辺 $\{i,j\}$、$u^\pm_i$ は辺 $\{0^\pm,i\}$ の値)が閉じる条件は、各面 $\{0^\pm,i,j\}$ で $u^\pm_j-u^\pm_i=t_{ij}$ である。$u^+_i-u^-_i$ は $i$ によらない定数 $c$ になるので、閉じた余鎖は $u^+_1,u^+_2,u^+_3,c$ で決まり、核は $4$ 次元である。よって $C^1\to C^2$ の階数は $9-4=5$、$\check H^1=4-4=0$、$\check H^2=6-5=1$ である。$\square$

球面束の転入と Euler 類

$V\to M$ を向き付けられた階数 $n\ge2$ の実ベクトル束、$|\cdot|$ をファイバー計量、$p\colon S\to M$ を単位球面束(ファイバー $S^{n-1}$)とし、記号と向きは 大域角形式 の記事にそろえる。$M$ は $V$ を自明化する有限の良い被覆 $\mathfrak U$ をもつとする(たとえば $M$ がコンパクトなら存在する)。同記事の定理「大域角形式の存在」と定理「大域角形式と Euler 類」により、$p_*\psi=1$、$d\psi=-p^*e$ をみたす $(n-1)$ 形式 $\psi$ と閉 $n$ 形式 $e$ があり、$[e]=e(V)$(Euler類)である。
$p$ と $\mathfrak U$ の Leray スペクトル系列を考える。空でない交わりの上で $S_{U_{\alpha_0\cdots\alpha_p}}:=p^{-1}(U_{\alpha_0\cdots\alpha_p})\cong U_{\alpha_0\cdots\alpha_p}\times S^{n-1}$ は連結で、コホモロジーは次数 $0$ と $n-1$ にだけ $\mathbb R$ である(lem-lrdr-fiber-restriction)。よって $E_1$ は $q=0$ と $q=n-1$ の 2 行だけで、$\mathcal H^0$ は交わりの上で定数 $\mathbb R$($p^*$ で引き戻した定数関数)だから、$E_2^{k,0}=\check H^k(\mathfrak U;\mathbb R)$ である。これを Čech–de Rham複体 の定理「de Rham と Čech の同型」の同型 $[c]\mapsto r_*^{-1}i_*[c]$ で $H^k(M)$ と同一視する。各 $U_\alpha$ 上の類 $\sigma_\alpha:=[\psi|_{S_{U_\alpha}}]$ は、大域的な形式の制限なので交わりで一致し、$\sigma:=(\sigma_\alpha)_\alpha\in E_2^{0,n-1}$ を定める。$\sigma_\alpha$ はファイバーでの積分が $1$ の類、すなわちファイバーの向きの生成元である。

球面束の転入

上の状況で、$E_2^{0,n-1}=E_n^{0,n-1}$、$E_2^{n,0}=E_n^{n,0}$ であり、
$$ d_n\sigma=-e(V)\in E_n^{n,0}=\check H^n(\mathfrak U;\mathbb R)\cong H^n(M) $$
が成り立つ。

要点:大域角形式 $\psi$ の制限から出発し、$d\psi=-p^*e$ の右辺を底の Čech–de Rham 複体で Čech 余輪体まで押しやるジグザグを作ると、その末尾が $-e$ を代表する。

証明を開く

$E_n$ までの安定.$2\le r\le n-1$ のとき、$E_r^{0,n-1}$ から出る $d_r$ の行き先 $q=n-r$ と、$E_r^{n,0}$ に入る $d_r$ の出発点 $q=r-1$ はどちらも $1\le q\le n-2$ の行にあり、その行は $0$ である。$E_r^{0,n-1}$ に入る微分と $E_r^{n,0}$ から出る微分は $p<0$ または $q<0$ の項と結ぶので $0$ である。

ジグザグ.$e$ は閉形式なので、Čech–de Rham複体 の定理「de Rham と Čech の同型」により、Čech 余輪体 $\varepsilon\in C^n(\mathfrak U;\mathbb R)$ と $\beta\in\operatorname{Tot}^{n-1}C^\bullet(\mathfrak U,\Omega^\bullet_M)$ で $r_M(e)-i(\varepsilon)=D\beta$、$[\varepsilon]=i_*^{-1}r_*[e]$ となるものがある。$p^*$ は各交わりの上の形式の引き戻しとして $M$ の Čech–de Rham 複体から $S$ の Leray の二重複体への写像を与え、$\delta$ と $d$ の両方と可換である。$x:=r_S(\psi)+p^*\beta\in\operatorname{Tot}^{n-1}K$ とおくと、$Dr_S=r_Sd$(Čech–de Rham複体 の命題「微分の関係式」)と $d\psi=-p^*e$ から $Dx=-p^*r_M(e)+p^*\bigl(r_M(e)-i(\varepsilon)\bigr)=-p^*i(\varepsilon)\in K^{n,0}$ である。$x$ の成分は $K^{k,n-1-k}$($0\le k\le n-1$)にあり、$Dx$ は $K^{n,0}$ の成分だけをもつ。よって節「微分の計算」により、$x$ の $K^{0,n-1}$ 成分 $b=r_S(\psi)+p^*\beta_0$($\beta_0$ は $\beta$ の $K^{0,n-1}$ 成分)の類は $E_n$ まで生き残り、$d_n[b]=[Dx]$ である。

類の同定.各 $U_\alpha$ の上で、$p^*\beta_0$ はファイバーへの制限が $0$ なのでファイバーでの積分は $0$、$\psi$ のファイバーでの積分は $1$ である。$H^{n-1}(S_{U_\alpha})\cong\mathbb R$ は $\sigma_\alpha$ で生成され、ファイバーに沿った積分は $\sigma_\alpha$ を $1$ に送るのでこの $1$ 次元の空間の上で単射である。よって $[b|_{S_{U_\alpha}}]=\sigma_\alpha$、すなわち $[b]=\sigma$ である。一方 $-p^*i(\varepsilon)$ は、交わりの上の定数関数 $-\varepsilon$ を引き戻したものなので、$E_1^{n,0}=C^n(\mathfrak U,\mathcal H^0)=C^n(\mathfrak U;\mathbb R)$ の元 $-\varepsilon$ である。したがって $d_n\sigma=-[\varepsilon]$ であり、$[\varepsilon]$ は上の同一視で $[e]=e(V)$ に対応する。$\square$

符号は、全複体の微分 $D=\delta+(-1)^pd$、大域角形式の規約 $d\psi=-p^*e$、Čech と de Rham の同一視の向きで決まる。BT82 Remark 14.20(p. 171)は同じ現象を「符号を除いて Euler 類」と述べている。系として、$e(V)=0$ と $d_n\sigma=0$ は同値である。2 行のスペクトル系列から Gysin 列が得られ(BT82 Proposition 14.33、p. 179)、別の方法による証明が Gysin列 の定理「de Rham コホモロジーの Gysin 列」にある。$n=1$(ファイバー $S^0$)では $H^0(S^0)=\mathbb R^2$ で 2 行の形にならないので、この命題の範囲に入れない。

積の構造

Leray の二重複体には、$\omega\in K^{p,q}$、$\eta\in K^{r,s}$ について
$$ (\omega\cdot\eta)_{\alpha_0\cdots\alpha_{p+r}}:=(-1)^{qr}\,\omega_{\alpha_0\cdots\alpha_p}\wedge\eta_{\alpha_p\cdots\alpha_{p+r}} $$
(右辺は $U_{\alpha_0\cdots\alpha_{p+r}}$ の逆像へ制限する)で積が入り、$D$ はこの積について全次数の反導分になる(BT82 p. 174、Remark 14.25 と Exercise 14.26)。実際、成分を展開すると $\delta(\omega\cdot\eta)=(\delta\omega)\cdot\eta+(-1)^{p+q}\omega\cdot\delta\eta$ と $d(\omega\cdot\eta)=(-1)^r(d\omega)\cdot\eta+(-1)^q\omega\cdot d\eta$ が成り立ち、$\omega\cdot\eta\in K^{p+r,q+s}$ の上で $D=\delta+(-1)^{p+r}d$ だから $D(\omega\cdot\eta)=(D\omega)\cdot\eta+(-1)^{p+q}\omega\cdot D\eta$ である。積は列のフィルトレーションを保つので、各 $E_r$ は積をもち、$d_r$ は $d_r(xy)=(d_rx)y+(-1)^{p+q}x\,d_ry$($x\in E_r^{p,q}$)をみたす(BT82 Theorem 14.29、p. 175。この記事では証明しない)。しかし $E_\infty$ と全複体のコホモロジーは、環としては一般に同型でない。次の例は写像から作った二重複体ではなく、積をもつ二重複体の代数的な例である。

環の拡大の問題

$\mathbb R$ 上の次数付き可換環 $K:=\mathbb R[x,y]\otimes\Lambda(u)$ を、$x,y,u$ の双次数を $(0,2)$、$(1,3)$、$(0,3)$ として双次数付きにする(全次数は $2,4,3$。$u^2=0$)。$K$ の元は $f+gu$($f,g\in\mathbb R[x,y]$)と一意に書ける。反導分 $D$ を $D(x)=D(y)=0$、$D(u)=x^2-y$ で定めると $D(f+gu)=g\,(x^2-y)$ であり、$D^2=0$ である。$g$ が双次数 $(p,q)$ のとき $\delta(gu):=-gy$、$d(gu):=(-1)^pgx^2$、$\delta=d=0$($\mathbb R[x,y]$ の上)とおくと、$\delta,d$ は双次数 $(1,0)$、$(0,1)$ で $\delta^2=d^2=0$、$\delta d=d\delta=0$、$D=\delta+(-1)^pd$ となり、$K$ は積をもつ第 1 象限の二重複体である。
このとき $E_\infty\cong\mathbb R[x,y]/(x^2)$、$H_D(K)\cong\mathbb R[x]$($|x|=2$)であり、どちらも各偶数次で $1$ 次元だが、全次数 $2$ の元の 2 乗は $E_\infty$ では $0$、$H_D(K)$ では $0$ でない。

計算を開く

$E_\infty$.縦のコホモロジーは、$d(f+gu)=\pm gx^2$ と $x^2$ が零因子でないことから $H_d(K)=\mathbb R[x,y]/(x^2)$ であり、積もこの剰余環の積である。$E_1=\mathbb R[x,y]/(x^2)$ の元はすべて全次数が偶数なので、全次数を $1$ 上げる $d_r$($r\ge1$)はすべて $0$ で、$E_\infty=E_1=\mathbb R[x,y]/(x^2)$ である。

$H$.同様に $H_D(K)=\mathbb R[x,y]/(x^2-y)\cong\mathbb R[x]$ である。$H$ の次数 $2$ の部分は $\mathbb R[x]$ で、$[x]^2=[x^2]\ne0$ である。一方 $E_\infty$ の全次数 $2$ の部分は $\mathbb R\bar x$ で $\bar x^2=0$ である。どちらも各偶数次で $1$ 次元なので次数付きベクトル空間としては同型だが、次数付き環としては同型でない。$H$ の中で $x^2=y$ はフィルトレーション $F^1$ に落ちているので、次数付き商では積が $0$ になる。

反例

外す条件反例成り立たなくなること
被覆の交わりが $\mathbb R^m$ と微分同相(良い被覆)$\mathrm{id}\colon S^2\to S^2$(ファイバーは 1 点)と被覆 $\{S^2\}$$E_2^{p,q}\cong\check H^p(\mathfrak U;H^q(F))$
底の単連結性円周の 2 重被覆 $S^1\to S^1$、$z\mapsto z^2$$E_2^{p,q}\cong H^p(M)\otimes H^q(F)$
$\pi$ の局所自明性射影 $\mathbb R^2\setminus\{0\}\to\mathbb R$、$(x,y)\mapsto x$$\mathcal H^q$ の制限写像が交わりの間で同型
(収束しても)積の拡大ex-lrdr-ring-extension$E_\infty$ と全複体のコホモロジー $H_D(K)$ が環として同型(積をもつ二重複体の代数的な例)
各行の確かめを開く

1 行目:被覆が 1 つの開集合だけなので $E_2^{0,2}=\mathcal H^2(S^2)=H^2(S^2)=\mathbb R$ だが、ファイバーは 1 点で $H^2(F)=0$ である。スペクトル系列自体は $H^\bullet(S^2)$ に収束するが、$E_2$ はファイバーのコホモロジーで書けない。

2 行目:ファイバーは 2 点で $H^0(F)=\mathbb R^2$、良い被覆として 3 つの弧をとれる。$E_2$ は $q=0$ の行だけなので $E_2=E_\infty$ で、その全次元は $\dim H^\bullet(S^1)=2$ である。一方 $H^\bullet(S^1)\otimes H^\bullet(F)$ の全次元は $4$ である。$\mathcal L^0$ はファイバーの 2 点を入れ替えるモノドロミーをもつ局所定数層で、定数層ではない。

3 行目:開区間 $W$ について、$0\in W$ なら $\pi^{-1}W=(W\times\mathbb R)\setminus\{0\}$ で $\mathcal H^1(W)=\mathbb R$、$0\notin W$ なら $\pi^{-1}W=W\times\mathbb R$ で $\mathcal H^1(W)=0$ である。$0$ を含む区間から含まない部分区間への制限は同型でない。底 $\mathbb R$ は単連結で、良い被覆もとれる。

関連項目

参考文献

[1]
Raoul Bott, Loring W. Tu, Differential Forms in Algebraic Topology, Graduate Texts in Mathematics 82, Springer, 1982, Corollary 5.2(p. 43)、§14:(14.12)(p. 164)、Theorem 14.18(p. 170)、Remark 14.20(p. 171)、積の定義と Remark 14.25・Exercise 14.26(p. 174)、Theorem 14.29(p. 175)、Proposition 14.33(p. 179)、Example 14.34(pp. 180–182)

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