代数群(algebraic group)とは、体 $k$ 上有限型のスキームで、積・単位元・逆元が $k$ 上の射で与えられて群の公理をみたすもの、すなわち $k$ 上有限型の群スキームのことである。一般線型群 $\mathrm{GL}_n$ や加法群・乗法群のようなアフィンなものと、楕円曲線やアーベル多様体のような固有なものがある。平行移動による等質性から、連結な代数群は既約であり、幾何的に被約なら滑らかになる。アフィンな代数群はすべて $\mathrm{GL}_n$ の閉部分群として実現され、完全体上の連結な群多様体はアフィンな群とアーベル多様体の拡大になる。
代数群(algebraic group)は、体 $k$ 上の有限型のスキームで、群の演算が射で与えられるもの、すなわち $k$ 上有限型の群スキームのことである。可逆行列の群 $\mathrm{GL}_n$、その部分群である特殊線型群・直交群・シンプレクティック群、加法群 $\mathbb{G}_a$ や乗法群 $\mathbb{G}_m$ のようなアフィンなものと、楕円曲線やアーベル多様体のように射影的なものがある。代数群は、群論・Lie 群論・代数幾何学・数論が出会う場所にあり、行列群を体を取り替えて(有限体、$p$ 進体、数体の上で)同時に扱う枠組みを与える。
代数群の議論を支えるのは、平行移動によってすべての点が同じ形をしているという等質性である。そのため、代数多様体一般では起こる「連結だが既約でない」という現象が代数群では起こらず(ag-thm-irreducible)、幾何的に被約なら滑らかになる(ag-thm-smooth)。またアフィンな代数群はすべて $\mathrm{GL}_n$ の閉部分群として実現される(ag-thm-linear)。この記事は群スキームの一般論(群スキーム)のうち、体上有限型という場合に固有の性質を扱う。
$k$ を体とする。$k$ 上有限型のスキームを $k$ 上の代数的スキームといい、射は $k$ 上の射とする。
$k$ 上の代数群(algebraic group)とは、$k$ 上の代数的スキーム $G$ と $k$ 上の射
$$
m\colon G\times_kG\to G,\qquad e\colon\operatorname{Spec}k\to G,\qquad i\colon G\to G
$$
の組で、結合律・単位元・逆元の図式が可換になるもの、すなわち $\operatorname{Spec}k$ 上の群スキームで $k$ 上有限型なもの(群スキーム の定義「群スキーム」)をいう。代数群の準同型とは $m$ と両立する $k$ 上の射をいう。代数群 $G$ の閉部分スキーム $H$ で、$m,e,i$ が $H$ に制限されて $H$ が代数群になるものを $G$ の代数的部分群(閉部分群)という。
$k$ 代数 $R$ に対し $G(R):=\operatorname{Hom}_k(\operatorname{Spec}R,G)$ は群になり、$R\mapsto G(R)$ は $k$ 代数の圏から群の圏への関手である。代数群の構造を与えることは、この関手を群に値をとる関手に持ち上げることと同じである(群スキーム の命題「点の関手による言いかえ」)。
$G$ を $k$ 上の代数群とする。
$G$ を $k$ 上の代数群、$a\in G(k)$ とし、$a$ を射 $a\colon\operatorname{Spec}k\to G$ とみる。構造射を $\pi\colon G\to\operatorname{Spec}k$ として
$$
l_a:=m\circ(a\circ\pi,\ \mathrm{id}_G)\colon G\longrightarrow G
$$
(点では $x\mapsto ax$)とおく。$a,b\in G(k)$ について $l_a\circ l_b=l_{ab}$、$l_e=\mathrm{id}_G$ が成り立ち、$l_a$ は $k$ スキームの同型で $l_a(e)=a$ である。とくに $k$ が代数閉体なら、$G$ の閉点の全体は $G(k)$ と一致し、$G$ の自己同型群は閉点の上に推移的に作用する。
$k$ 代数 $R$ に対する点 $x\in G(R)$ について、$l_a(x)=a_Rx$($a_R$ は $a$ の $G(R)$ での像)であり、$G(R)$ の結合律から $l_a(l_b(x))=a_R(b_Rx)=(ab)_Rx=l_{ab}(x)$、単位元の性質から $l_e(x)=x$ である。これがすべての $R$ と $x$ について成り立つので、米田の補題(米田の補題)により射として $l_a\circ l_b=l_{ab}$、$l_e=\mathrm{id}_G$ である。すると $l_a\circ l_{a^{-1}}=l_e=\mathrm{id}$、$l_{a^{-1}}\circ l_a=\mathrm{id}$ なので $l_a$ は同型である。$l_a(e)=ae=a$ である。
$k$ が代数閉体のとき、有限型 $k$ スキームの点が閉点であることと剰余体が $k$ の有限次拡大であることは同値であり(Vak25 Exercise 5.3.F、p. 164)、代数閉体の有限次拡大は $k$ 自身なので、閉点はちょうど剰余体が $k$ の点、すなわち $G(k)$ の点である。閉点 $a,b$ について $l_{ba^{-1}}$ は $a$ を $b$ に写す自己同型である。$\square$
この命題は MilAG 1.4(p. 18)の内容である。$k$ が代数閉体でないとき、$G(k)$ の点だけでは閉点の全体に推移的に作用するとは限らない。
$k$ を代数閉体、$G$ を $k$ 上の代数群とする。$G$ が連結なら、$G$ は既約である。
$G$ は $k$ 上有限型なので、その位相空間は Noether 空間であり、有限個の既約成分 $Z_1,\dots,Z_r$ の和集合で、どの $Z_i$ もほかの成分の和集合に含まれない(既約成分)。$r\ge2$ と仮定して矛盾を導く。
1 段目:ちょうど 1 つの既約成分にのる閉点がある。$W:=G\setminus(Z_2\cup\cdots\cup Z_r)$ は開集合で、$Z_1\not\subset Z_2\cup\cdots\cup Z_r$ なので空でなく、$W\subset Z_1$ である。有限型 $k$ スキームでは閉点が稠密なので(Vak25 Exercise 5.3.F)、$W$ は閉点 $x$ を含む。$x$ は $Z_1$ にのり、ほかの成分にはのらない。
2 段目:すべての閉点がちょうど 1 つの既約成分にのる。閉点 $y$ をとる。ag-prop-translation により $x$ を $y$ に写す $G$ の自己同型 $\sigma$ がある。$\sigma$ は位相空間の同相写像なので既約成分を既約成分に写し、$x$ を含む既約成分の個数と $y$ を含む既約成分の個数は等しい。よって $y$ もちょうど 1 つの既約成分にのる。
3 段目:既約成分は互いに交わらない。$i\neq j$ で $Z_i\cap Z_j\neq\emptyset$ とすると、これは準コンパクトなスキーム $G$ の空でない閉集合なので閉点を含む(Vak25 Exercise 5.1.E、p. 157)。その閉点は 2 つの既約成分にのり、2 段目に反する。
したがって $G=Z_1\sqcup\cdots\sqcup Z_r$ は互いに交わらない有限個の閉集合の和集合であり、各 $Z_i$ はほかの成分の和集合の補集合として開集合でもある。$r\ge2$ なら $Z_1$ は空でも全体でもない開かつ閉な集合となり、$G$ の連結性に反する。よって $r=1$ であり、$G$ は既約である。$\square$
この定理は MilAG Corollary 1.16(p. 22)の内容で、同書は $k$ が代数閉体でない場合も、連結な代数群は幾何的に連結であること(同 Proposition 1.14)を使って同じ結論を導いている。連結性と既約性が一致するのは群の構造による等質性のおかげで、一般の代数的スキームでは成り立たない(ag-ex-counterexamples の 1 行目)。$k$ が代数閉体なら、$G$ の各連結成分は空でない開集合なので閉点 $g$ を含み(Vak25 Exercise 5.3.F)、平行移動 $l_g$ によって単位元成分 $G^\circ$ と同相になる。$G^\circ$ は連結な代数群なので既約であり、$G$ の連結成分と既約成分は一致する。
$k$ 上の代数群 $G$ について、次は同値である。
この記事では証明しない。MilAG Proposition 1.18・1.22(pp. 22–23)と Proposition 1.18 (a) の完全体の場合を参照。2 ⇒ 1 の筋は等質性である。$G_{\bar k}$ は被約な有限型スキームなので、滑らかな点を少なくとも 1 つもつ(同書 A.52)。ag-prop-translation の平行移動は $G_{\bar k}$ の自己同型で閉点の上に推移的に働くので、すべての閉点が滑らかになり、$G_{\bar k}$、したがって $G$ が滑らかになる。3 ⇒ 1 も同じく、単位元という 1 点での条件が平行移動で全体に広がることによる。標数 $0$ の体の上では、アフィン代数群はすべて滑らかである(Cartier の定理。MilAG Theorem 3.38、p. 62。この記事では証明しない)。
この節では $G=\operatorname{Spec}A$ をアフィン代数群とし、$A=\mathcal{O}(G)$ の余積・余単位・対蹠射を $\Delta,\varepsilon,S$ と書く。$k$ 代数 $R$ について $G(R)=\operatorname{Hom}_{k\text{-alg}}(A,R)$ であり、その積は $g\cdot h=\mu_R\circ(g\otimes h)\circ\Delta$($\mu_R$ は $R$ の積)、単位元は $\varepsilon$ の合成、逆元は $g\circ S$ で与えられる。Hopf 代数の公理として、余結合律 $(\Delta\otimes\mathrm{id})\circ\Delta=(\mathrm{id}\otimes\Delta)\circ\Delta$、余単位律 $(\varepsilon\otimes\mathrm{id})\circ\Delta=\mathrm{id}=(\mathrm{id}\otimes\varepsilon)\circ\Delta$、対蹠律 $\mu_A\circ(S\otimes\mathrm{id})\circ\Delta=\eta\circ\varepsilon$($\eta\colon k\to A$)を使う(Hopf代数 の定義「Hopf代数」)。
$k$ ベクトル空間 $V$ と線形写像 $\rho\colon V\to V\otimes_kA$ の組で
$$
(\rho\otimes\mathrm{id}_A)\circ\rho=(\mathrm{id}_V\otimes\Delta)\circ\rho,\qquad(\mathrm{id}_V\otimes\varepsilon)\circ\rho=\mathrm{id}_V
$$
をみたすものを $A$ 余加群(comodule)という。部分空間 $W\subset V$ で $\rho(W)\subset W\otimes A$ となるものを部分余加群という。余結合律と余単位律により、$(A,\Delta)$ 自身は $A$ 余加群である。これを正則表現という。
$(V,\rho)$ を $A$ 余加群とする。任意の $v\in V$ は、$V$ の有限次元の部分余加群に含まれる。
$A$ の $k$ 上の基底 $(e_i)_{i\in I}$ をとり、$\rho(v)=\sum_iv_i\otimes e_i$(有限和、$v_i\in V$)、$\Delta(e_i)=\sum_{j,l}r_{ijl}\,e_j\otimes e_l$($r_{ijl}\in k$、各 $i$ について有限和)と書く。余加群の第 1 の公理の両辺を $v$ に施すと
$$
\sum_l\rho(v_l)\otimes e_l=(\rho\otimes\mathrm{id})(\rho(v))=(\mathrm{id}\otimes\Delta)(\rho(v))=\sum_{i,j,l}r_{ijl}\,v_i\otimes e_j\otimes e_l
$$
である。$(V\otimes A)\otimes A$ の元は $\sum_lw_l\otimes e_l$($w_l\in V\otimes A$)の形にただ 1 通りに書けるので、$e_l$ の係数を比べて $\rho(v_l)=\sum_{i,j}r_{ijl}\,v_i\otimes e_j$ を得る。そこで $W$ を $v_i$ たちが張る有限次元の部分空間とすると、$\rho(v_l)\in W\otimes A$ であり、$W$ は部分余加群である。第 2 の公理から $v=(\mathrm{id}\otimes\varepsilon)(\rho(v))=\sum_i\varepsilon(e_i)v_i\in W$ である。$\square$
$k$ 上のアフィン代数群 $G$ は線型代数群である。すなわち、ある $n$ と、閉埋め込みであるような代数群の準同型 $G\to\mathrm{GL}_n$ が存在する。
$A=\mathcal{O}(G)$ は有限生成なので、生成元 $x_1,\dots,x_r$ をとる。ag-lem-finite を正則表現 $(A,\Delta)$ に当て、各 $x_s$ を含む有限次元の部分余加群の和をとると、$x_1,\dots,x_r$ を含む有限次元の部分余加群 $V\subset A$ が得られる。$V$ の基底 $e_1,\dots,e_n$ をとり、$\Delta(e_j)=\sum_{i=1}^ne_i\otimes a_{ij}$($a_{ij}\in A$)と書く。
(i)行列 $a:=(a_{ij})$ の性質。余結合律を $e_j$ に施すと、左辺は $\sum_i\Delta(e_i)\otimes a_{ij}=\sum_{i,l}e_l\otimes a_{li}\otimes a_{ij}$、右辺は $\sum_le_l\otimes\Delta(a_{lj})$ なので、$e_l$ の係数を比べて $\Delta(a_{lj})=\sum_ia_{li}\otimes a_{ij}$ である。$(\mathrm{id}\otimes\varepsilon)\circ\Delta=\mathrm{id}$ を $e_j$ に施すと $e_j=\sum_ie_i\,\varepsilon(a_{ij})$ なので $\varepsilon(a_{ij})=\delta_{ij}$ である。対蹠律を $a_{ij}$ に施すと $\sum_lS(a_{il})a_{lj}=\varepsilon(a_{ij})=\delta_{ij}$ であり、行列 $(S(a_{ij}))$ と $a$ の積は単位行列である。行列式の積公式から $\det a$ は $A$ の単元である。
(ii)準同型。$k$ 代数 $R$ と $g\in G(R)$ に対し $r(g):=(g(a_{ij}))_{i,j}\in M_n(R)$ とおく。$r(g)$ は (i) により可逆行列である。$g,h\in G(R)$ について、(i) の $\Delta(a_{ij})$ の式から
$$
(g\cdot h)(a_{ij})=\mu_R\bigl((g\otimes h)(\Delta(a_{ij}))\bigr)=\sum_lg(a_{il})\,h(a_{lj})
$$
なので $r(g\cdot h)=r(g)r(h)$ である。$r$ は $R$ について自然なので、代数群の準同型 $r\colon G\to\mathrm{GL}_n$ が得られる。これに対応する $k$ 代数の準同型は $\theta\colon k[x_{ij}][1/\det]\to A$、$x_{ij}\mapsto a_{ij}$ である($\det a$ が単元なので定まる)。
(iii)閉埋め込み。$\theta$ の像は $a_{ij}$ を含む。余単位律 $(\varepsilon\otimes\mathrm{id})\circ\Delta=\mathrm{id}$ を $e_j$ に施すと $e_j=\sum_i\varepsilon(e_i)\,a_{ij}$ なので、$e_j$ も $\theta$ の像に入り、像は $V$ を含む。$V$ は $A$ の生成元を含むので、$\theta$ の像は $A$ 全体であり、$\theta$ は全射である。全射な環準同型が定める射は閉埋め込みなので(閉埋め込み)、$r$ は閉埋め込みである。$\square$
この定理と証明は MilAG Proposition 4.6(p. 71)と Theorem 4.8(p. 72)による。逆に、$\mathrm{GL}_n$ の閉部分スキームはアフィンなので、線型代数群はアフィンである。したがって体上では「アフィン代数群」と「線型代数群」は同じものである。この定理により、アフィン代数群は行列の群として具体的に扱える。たとえば $G$ の部分群や表現を、$\mathrm{GL}_n$ の中の行列の言葉で書ける。
次の表の各行は、上の定理の仮定を 1 つだけ外した例である。
| 外す条件 | 反例 | 成り立たなくなること |
|---|---|---|
| 群の構造(ag-thm-irreducible) | $\mathbb{A}^2_k$ の閉部分スキーム $V(xy)$(2 本の座標軸の和) | 連結だが既約でない |
| $G$ がアフィン(ag-thm-linear) | 代数閉体上の楕円曲線 $E$ | $\mathrm{GL}_n$ の閉部分群として実現できない |
| $G$ が $k$ 上有限型(ag-thm-linear) | $\operatorname{Spec}k[t_1,t_2,t_3,\dots]$(加法群の可算個の積) | $\mathrm{GL}_n$ の閉部分群として実現できない |
| 幾何的に被約(ag-thm-smooth の 2。被約は残す) | 完全でない標数 $p$ の体上の $V(Y^p-aX^p)\subset\mathbb{G}_a^2$($a\notin k^p$) | 滑らかである |
1 行目:$V(xy)$ は 2 本の直線 $V(x)$、$V(y)$ の和で、原点で交わるので連結だが、既約でない。このスキームには代数群の構造が入らない(MilAG Summary 1.17 の後の注意、p. 22)。実際、構造が入れば ag-thm-irreducible により既約になるはずである。
2 行目:$\mathrm{GL}_n$ はアフィンで、アフィンスキームの閉部分スキームはアフィンだから、$\mathrm{GL}_n$ の閉部分群はアフィンである。一方 $E$ は連結・被約・完備なので $\Gamma(E,\mathcal{O}_E)=k$ であり(アーベル多様体 の補題「完備連結スキーム上の大域関数」)、$E$ がアフィンなら $E\cong\operatorname{Spec}k$ は 1 点になって $\dim E=1$ に反する。
3 行目:$k[t_1,t_2,\dots]$ は $\Delta(t_i)=t_i\otimes1+1\otimes t_i$ で Hopf 代数になり、アフィン群スキーム $G$ を定めるが、有限生成でない(有限個の元は有限個の変数しか含まない)。$\mathrm{GL}_n$ の閉部分スキームの座標環は $k[x_{ij}][1/\det]$ の商で有限生成だから、$G$ は $\mathrm{GL}_n$ の閉部分群と同型にならない。
4 行目:$G:=V(Y^p-aX^p)\subset\mathbb{G}_a^2$ は代数的部分群である。標数 $p$ では $(Y_1+Y_2)^p-a(X_1+X_2)^p=(Y_1^p-aX_1^p)+(Y_2^p-aX_2^p)$ なので、和と符号の反転で閉じている。この $G$ は被約だが滑らかでない(MilAG Example 1.19、p. 23)。
被約であること:$Y^p-aX^p$ が $k[X,Y]$ で既約なら、それが生成するイデアルは素イデアルで、商は整域なので被約である。$\bar k$ で $\alpha^p=a$ となる $\alpha$ をとると $Y^p-aX^p=(Y-\alpha X)^p$ である。$k[X,Y]$ での真の分解 $gh$ があれば、$\bar k[X,Y]$ の一意分解により $g=c(Y-\alpha X)^i$($0< i< p$、$c\in\bar k^\times$)である。$g$ の $Y^i$ の係数 $c$ と $XY^{i-1}$ の係数 $-ic\alpha$ はともに $k$ に属するので $i\alpha\in k$ であり、$0< i< p$ から $i$ は $k$ で可逆なので $\alpha\in k$、すなわち $a\in k^p$ となって仮定に反する。
滑らかでないこと:$\bar k$ に底変換すると座標環は $\bar k[X,Y]/((Y-\alpha X)^p)$ で、$Y-\alpha X$ の像は $0$ でない冪零元である。よって $G$ は幾何的に被約でなく、ag-thm-smooth により滑らかでない。
代数群の構造論は、アフィンな部分とアーベル多様体の部分への分解から始まる。
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