半代数的集合(semialgebraic set)とは、実数体 $\mathbb{R}$、より一般に実閉体 $R$ の上で、多項式の等式 $P=0$ と不等式 $Q>0$ から有限個の和・共通部分・補集合で作られる $R^n$ の部分集合のことである。有限個の基本半代数的集合 $\{P=0,\ Q_1>0,\dots,Q_m>0\}$ の和と同じであり、多項式写像による逆像・直積・切り口で閉じている。直線の半代数的集合はちょうど有限個の点と区間の和であり、このため $\mathbb{Z}$ や正弦関数のグラフは半代数的でない。円の射影 $[-1,1]$ のように代数的集合の射影は代数的とは限らないが、半代数的集合の射影は半代数的であり(Tarski–Seidenberg の定理)、実代数幾何と o-極小構造の出発点になる。
半代数的集合(semialgebraic set)とは、$\mathbb{R}^n$ の部分集合のうち、実数係数の多項式の等式 $P(x)=0$ と不等式 $Q(x)>0$ を有限個組み合わせて書けるものである。円 $x^2+y^2=1$ のような代数的集合のほか、開円板 $x^2+y^2< 1$、多角形、半直線 $x\ge0$ なども半代数的集合であり、有限個の和・共通部分・補集合をとっても半代数的集合のままである。一方、整数全体 $\mathbb{Z}\subset\mathbb{R}$ や正弦関数のグラフのように、無限に振動したり無限個の離れた点をもったりする集合は半代数的集合でない。
半代数的集合の理論は、実数体 $\mathbb{R}$ を、代数的な性質が同じ実閉体に置き換えても同じように展開できる。半代数的集合の族の最も重要な性質は、座標への射影で閉じていること(Tarski–Seidenbergの定理)であり、これにより閉包・内部・連結成分などの位相的な操作も半代数的集合の中で完結する。この記事では、定義と標準形、演算で閉じること、直線の半代数的集合の形を証明し、半代数的でない集合の例を確かめる。
この記事では、$R$ を実閉体とする。いちばん大事な場合は $R=\mathbb{R}$ である。実閉体の順序は体の構造から決まり(実閉体 の系「順序の一意性」)、$R$ には順序から決まる位相(開区間を開基とする位相)を、$R^n$ にはその直積位相を入れる。$R$ の加法と乗法は連続なので、多項式 $P\in R[X_1,\dots,X_n]$ が定める関数 $R^n\to R$ は連続である。
多項式 $P,Q_1,\dots,Q_m\in R[X_1,\dots,X_n]$ について、$\{x\in R^n\mid P(x)=0,\ Q_1(x)>0,\ \dots,\ Q_m(x)>0\}$ を $\{P=0,\ Q_1>0,\ \dots,\ Q_m>0\}$ と略記する。
$R^n$ の部分集合の族 $\mathcal{S}_n$ を、次の 2 条件を満たす族のうち最小のものとする。
(i) すべての $P\in R[X_1,\dots,X_n]$ について、$\{P=0\}$ と $\{P>0\}$ は $\mathcal{S}_n$ に属する。
(ii) $\mathcal{S}_n$ は有限個の和、有限個の共通部分、補集合をとる操作で閉じている。
$\mathcal{S}_n$ に属する集合を $R^n$ の半代数的集合という。部分環 $D\subset R$ があって、(i) で使う多項式の係数がすべて $D$ に入るようにとれるとき、その集合は $D$ 上で定義されるという。
条件 (i)(ii) を満たす族はある($R^n$ のすべての部分集合の族)。それらすべての共通部分がやはり (i)(ii) を満たすので、最小の族 $\mathcal{S}_n$ が定まる。
順序体では $a_1^2+\cdots+a_k^2=0$ と「すべての $a_i$ が $0$」が同値である(平方はすべて $0$ 以上)。したがって $Z(P_1,\dots,P_k)=\{P_1^2+\cdots+P_k^2=0\}$ であり、実代数的集合はただ 1 つの多項式の零点集合として書ける。これは複素数の上の代数的集合との大きな違いである。
半代数的集合は、「有限個の多項式の符号で場合分けして書ける集合」である。多項式は有限個の根しかもたず、根と根の間では符号を変えないので、半代数的集合は細かく見ても無限に複雑になることがない。直線の上ではこれが「有限個の点と区間の和」という形になり(prop-semialgebraic-line)、高い次元でも有限個の胞体に分けられ、連結成分は有限個である。正弦関数のグラフのように無限回振動する集合や、$\mathbb{Z}$ のように無限個の離れた点からなる集合は、この有限性に反するので半代数的でない。実数の完備性はどこにも使わず、多項式についての中間値の定理だけを使うので、理論はそのまま実閉体の上で成り立つ。
定義は「生成される族」という形なので、具体的な形を与えておく。
$A\subset R^n$ について、次は同値である。
有限個の基本半代数的集合の和として書ける $R^n$ の部分集合の族を $\mathcal{C}$ とする(空集合は 0 個の和として $\mathcal{C}$ に入る)。
2 ⇒ 1。基本半代数的集合 $\{P=0\}\cap\{Q_1>0\}\cap\cdots\cap\{Q_m>0\}$ は $\mathcal{S}_n$ の元の有限個の共通部分なので $\mathcal{S}_n$ に属し、その有限個の和も $\mathcal{S}_n$ に属する。よって $\mathcal{C}\subset\mathcal{S}_n$ である。
1 ⇒ 2。$\mathcal{C}$ が定義の (i)(ii) を満たすことを示せば、$\mathcal{S}_n$ の最小性から $\mathcal{S}_n\subset\mathcal{C}$ となる。
(i):零多項式を $0$ と書くと $\{0=0\}=R^n$ なので、$\{P=0\}$ は $m=0$ の基本半代数的集合であり、$\{P>0\}=\{0=0,\ P>0\}$ も基本半代数的集合である。
(ii) の和:$\mathcal{C}$ の元の有限個の和は、基本半代数的集合の有限個の和なので $\mathcal{C}$ に属する。
(ii) の共通部分:2 つの基本半代数的集合の共通部分は
$$
\{P=0,\ Q_1>0,\dots,Q_m>0\}\cap\{P'=0,\ Q'_1>0,\dots,Q'_{m'}>0\}=\{P^2+P'^2=0,\ Q_1>0,\dots,Q'_{m'}>0\}
$$
であり($P^2+P'^2=0$ は $P=P'=0$ と同値)、また基本半代数的集合である。$\bigl(\bigcup_iB_i\bigr)\cap\bigl(\bigcup_jB'_j\bigr)=\bigcup_{i,j}(B_i\cap B'_j)$ なので、$\mathcal{C}$ は 2 つの元の共通部分で閉じ、帰納的に有限個の共通部分で閉じる。
(ii) の補集合:基本半代数的集合 $B=\{P=0,\ Q_1>0,\dots,Q_m>0\}$ の補集合は、$R$ が全順序であることから
$$
R^n\setminus B=\{P>0\}\cup\{-P>0\}\cup\bigcup_{j=1}^m\bigl(\{Q_j=0\}\cup\{-Q_j>0\}\bigr)
$$
であり、$\mathcal{C}$ に属する。$\mathcal{C}$ の元 $\bigcup_iB_i$ の補集合は $\bigcap_i(R^n\setminus B_i)$ で、$\mathcal{C}$ の元の有限個の共通部分なので $\mathcal{C}$ に属する。
以上の構成で使う多項式は、もとの多項式から和・積・符号の反転だけで作られるので、係数が $D$ に入るという条件は保たれる。$\square$
半代数的集合の族は、定義から有限個の和・共通部分・補集合で閉じている。さらに次の操作でも閉じている。
3 で、$A$ が $D$ 上で定義されていても、切り口 $A_y$ を定める多項式の係数には $y$ の成分が入る。このように、係数を一般の実数(パラメータ)まで許すことが、半代数的集合の族を扱いやすくしている。
多項式写像による像が半代数的であることは、定義からは分からない。これは射影 $R^{n+1}\to R^n$ による像が半代数的であるという Tarski–Seidenbergの定理 の内容であり、そこから像・合成・閉包・内部などについての閉包性が従う。
直線 $R$ の半代数的集合は、次のように完全に分かる。以下、区間は端点に $\pm\infty$ を許し、開区間 $(a,b)$ は $a< b$、$a\in R\cup\{-\infty\}$、$b\in R\cup\{+\infty\}$ に対する $\{x\in R\mid a< x< b\}$ を表す。
$A\subset R$ について、次は同値である。
2 ⇒ 1。点 $\{a\}=\{X-a=0\}$、開区間 $(a,b)=\{X-a>0\}\cap\{b-X>0\}$、$(a,+\infty)=\{X-a>0\}$、$(-\infty,b)=\{b-X>0\}$、$(-\infty,+\infty)=\{0=0\}$ は半代数的であり、その有限個の和も半代数的である。
1 ⇒ 2。thm-semialgebraic-normal-form により、$A$ は有限個の多項式 $P_1,\dots,P_s\in R[X]$ の条件「$P_j=0$」「$P_j>0$」を和と共通部分で組み合わせた集合である。$P_j$ のうち零多項式でないものの $R$ の中の根は、それぞれ次数以下の個数しかないので、全部合わせても有限個である。それらを $c_1< c_2< \cdots< c_N$ とし、$c_0:=-\infty$、$c_{N+1}:=+\infty$ とおく。
各開区間 $I_k:=(c_k,c_{k+1})$($0\le k\le N$)の上で、各 $P_j$ の符号は一定である。実際、零多項式なら $I_k$ 上でつねに $0$ であり、そうでなければ $P_j$ は $I_k$ に根をもたないので、$I_k$ の 2 点で符号が異なれば、その間に根があるという 実閉体 の命題「多項式の中間値の定理」($R=\mathbb{R}$ なら中間値の定理)に反する。
したがって、点 $x$ が $A$ に属するかどうかは、$x$ での $P_1,\dots,P_s$ の符号だけで決まるので、$I_k$ の上で一定である。よって $A$ は、$c_1,\dots,c_N$ のうち $A$ に属するものと、$I_0,\dots,I_N$ のうち $A$ に含まれるものの和であり、2 の形をしている。$\square$
この命題は、後で o-極小構造 の定義の出発点になる:実数体の上で 1 階の論理式で定義できる $\mathbb{R}$ の部分集合は(Tarski–Seidenbergの定理 により半代数的なので)有限個の点と区間の和である。
実閉体でない順序体では、この命題は成り立たない(ex-semialgebraic-rationals)。証明で使ったのは、多項式についての中間値の定理だけである。
次の関数は半代数的である(グラフを書き下す)。
円 $C=\{x^2+y^2-1=0\}\subset R^2$ を $x$ 座標へ射影すると、閉区間 $[-1,1]$ になる。実際、$(x,y)\in C$ なら $1-x^2=y^2\ge0$ であり、逆に $1-x^2\ge0$ なら $y:=\sqrt{1-x^2}$ について $(x,y)\in C$ である。$[-1,1]=\{1-x^2>0\}\cup\{1-x^2=0\}$ は半代数的である。
しかし $[-1,1]$ は実代数的集合でない。$R$ の実代数的集合は 1 つの多項式 $P$ の零点集合 $\{P=0\}$ であり、$P$ が零多項式なら $R$ 全体、そうでなければ有限集合である。$[-1,1]$ は無限集合で $R$ でもないので、どちらでもない。代数的集合の射影を書くには不等式が要る。これが、半代数的集合という族を考える理由の 1 つである(複素数の上では、代数的集合の射影は等式と「$\ne$」で書ける構成可能集合になる:Chevalleyの定理)。
$S:=\{x^3-x^2-y^2>0\}\subset\mathbb{R}^2$ とする。$(2,0)\in S$ なので $S$ は空でない。原点 $(0,0)$ は $x^3-x^2-y^2\ge0$ を満たすが、$S$ の閉包に属さない。実際、$\lvert x\rvert< 1$ なら $x^3-x^2=x^2(x-1)\le0$ なので $x^3-x^2-y^2\le0$ であり、原点の近傍 $\{\lvert x\rvert< 1\}$ は $S$ と交わらない。したがって、閉包 $\overline S$ は「$>$ を $\ge$ に緩めた集合」$\{x^3-x^2-y^2\ge0\}$ と一致しない。それでも $\overline S$ は半代数的集合である(Tarski–Seidenbergの定理 の系「閉包・内部・像」)。この例は BPR16 Remark 3.2(p. 96)にある。
半代数的でないことを示すには、半代数的集合がもつ有限性を使う。直線の上では prop-semialgebraic-line が使える。高い次元では、次の補題が便利である。
$A\subset R^n$ が半代数的で、内部が空なら、零多項式でない $F\in R[X_1,\dots,X_n]$ で $A\subset\{F=0\}$ となるものがある。
thm-semialgebraic-normal-form により $A=B_1\cup\cdots\cup B_k$、$B_i=\{P_i=0,\ Q_{i,1}>0,\dots,Q_{i,m_i}>0\}$ と書ける。$P_i$ が零多項式なら $B_i=\{Q_{i,1}>0,\dots,Q_{i,m_i}>0\}$ は、連続関数で開集合 $(0,+\infty)$ を引き戻したものの共通部分なので開集合であり、$B_i\subset A$ から $B_i$ は $A$ の内部に含まれて空である。よって空でない $B_i$ では $P_i\ne0$ であり、$B_i\subset\{P_i=0\}$ となる。$F$ を、空でない $B_i$ についての $P_i$ の積とする(空でない $B_i$ がなければ $F:=1$)。$R[X_1,\dots,X_n]$ は整域なので $F\ne0$ であり、$A\subset\{F=0\}$ である。$\square$
$A\subset R^n$ を半代数的集合、$f\colon A\to R$ を半代数的関数とすると、零多項式でない $F\in R[X_1,\dots,X_n,Y]$ で、すべての $x\in A$ について $F(x,f(x))=0$ となるものがある。
グラフ $\Gamma_f\subset R^{n+1}$ の内部が空であることを示せば、lem-semialgebraic-thin から従う。内部が空でないとすると、直積位相の定義から、開集合 $U\times(c,d)$($U\subset R^n$ は空でない開集合、$c< d$)で $\Gamma_f$ に含まれるものがある。$x\in U$ と、$(c,d)$ の異なる 2 点 $y=(3c+d)/4$、$y'=(c+d)/2$ をとると、$(x,y)$ と $(x,y')$ がともに $\Gamma_f$ に属し、$f(x)=y\ne y'=f(x)$ となって矛盾する。$\square$
以下の 3 つの例は、prop-semialgebraic-line と cor-semialgebraic-function-algebraic の使い方を示す。
$\mathbb{Z}\subset\mathbb{R}$ は半代数的でない。$\mathbb{Z}$ はどの開区間 $(a,b)$ も含まない($(a,b)$ は整数でない点を含む)ので、prop-semialgebraic-line の形に書けるとすれば有限個の点の和、すなわち有限集合になるが、$\mathbb{Z}$ は無限集合である。$\mathbb{Z}=\bigcup_{n\in\mathbb{Z}}\{n\}$ は半代数的集合 $\{n\}$ の可算個の和なので、この例は「有限個の和」という条件を「可算個の和」に弱められないことを示す。
$\Gamma:=\{(x,\sin x)\mid x\in\mathbb{R}\}\subset\mathbb{R}^2$ は半代数的でない。半代数的だとすると、多項式写像 $\iota\colon\mathbb{R}\to\mathbb{R}^2$、$x\mapsto(x,0)$ による逆像 $\iota^{-1}(\Gamma)=\{x\mid\sin x=0\}=\pi\mathbb{Z}$ は、prop-semialgebraic-operations の 1 により $\mathbb{R}$ の半代数的集合になる。しかし $\pi\mathbb{Z}$ は無限集合で開区間を含まないので、ex-semialgebraic-integers と同じ理由で半代数的でない。正弦関数は解析関数であり、グラフは $\mathbb{R}^2$ の中の滑らかな曲線だが、無限回振動するので半代数的でない。
指数関数 $\exp\colon\mathbb{R}\to\mathbb{R}$ は半代数的関数でない。半代数的だとすると、cor-semialgebraic-function-algebraic により、零多項式でない $F(x,y)=\sum_{k=0}^da_k(x)y^k$($a_k\in\mathbb{R}[x]$)で、すべての実数 $x$ について $\sum_{k=0}^da_k(x)e^{kx}=0$ となるものがある。$a_k\ne0$ となる最大の $k$ を $k_0$ とし、両辺を $e^{k_0x}$ で割ると
$$
a_{k_0}(x)=-\sum_{k< k_0}a_k(x)e^{-(k_0-k)x}
$$
となる。$x\to+\infty$ のとき、右辺の各項は多項式と $e^{-x}$ の正の冪の積なので $0$ に収束する(指数関数は任意の多項式より速く増大する)。一方、左辺は零でない多項式なので、定数なら $0$ でない値にとどまり、次数が $1$ 以上なら絶対値が $+\infty$ に発散する。どちらの場合も矛盾である。$\sin$ と違って $\exp$ は振動しないが、「多項式の関係を満たす」という半代数的関数の性質をもたない。
有理数体 $\mathbb{Q}$ の上で同じ定義をすると、$A:=\{x\in\mathbb{Q}\mid x^2-2>0\}$ は「半代数的」だが、端点を $\mathbb{Q}\cup\{\pm\infty\}$ にもつ有限個の点と区間の和ではない。そのような和だとして、現れる端点と点の全体を有限集合 $E$ とする。$E$ の点は有理数か $\pm\infty$ なので $\sqrt2\notin E$ であり、$\sqrt2$ に十分近い有理数 $p< \sqrt2< q$ を、閉区間 $[p,q]$ が $E$ の点を含まないようにとれる($E$ は有限で $\mathbb{Q}$ は $\mathbb{R}$ で稠密)。$E$ で区切られた各区間の上で、$A$ に属するかどうかは一定なので、$p$ と $q$ についても一致するはずだが、$p\notin A$、$q\in A$ である。prop-semialgebraic-line の証明で使った多項式の中間値の定理が $\mathbb{Q}$ では成り立たない($x^2-2$ は $1$ で負、$2$ で正だが $\mathbb{Q}$ に根がない)ことが原因である。
条件と反例をまとめる。
| 外す条件 | 反例 | 成り立たなくなること |
|---|---|---|
| 有限個の和 | $\mathbb{Z}=\bigcup_n\{n\}$(ex-semialgebraic-integers) | 半代数的であること |
| 多項式で書けること | $\sin$ のグラフ、$\exp$ のグラフ(ex-semialgebraic-sine、ex-semialgebraic-exp) | 半代数的であること |
| 不等式を使うこと(等式だけにする) | 円の射影 $[-1,1]$(ex-semialgebraic-projection) | 実代数的集合の射影が実代数的であること |
| 実閉体であること | $\mathbb{Q}$ の上の $\{x^2>2\}$(ex-semialgebraic-rationals) | 直線の半代数的集合が有限個の点と区間の和であること |
| (閉包を記述だけで求める) | $\{x^3-x^2-y^2>0\}$(ex-semialgebraic-closure) | 閉包が「$>$ を $\ge$ に緩めた集合」であること |
Tarski–Seidenbergの定理(半代数的集合の射影は半代数的)を使うと、次のことが分かる。この節の主張はこの記事では証明しない。
$R$ を実閉体とする。
2 の有限性は ex-semialgebraic-sine の議論の高次元版であり、たとえば $\{\sin x=0\}$ のような無限個の成分をもつ集合を半代数的集合の世界から排除する。
Mathpediaは寄付と、参考文献の書籍リンク(Amazonアソシエイト)の紹介料で運営されています。 支援について / 寄付する