絡み数

同義語:linking numberまつわり数Gaussの絡み数Gauss linking numberSeifert曲面Seifert surface交差の符号

概要

絡み数(linking number)とは、空間の中の互いに交わらない $2$ つの向き付けられた閉曲線 $K,L$ が何回からみ合っているかを数える整数で、$K$ と $L$ の点を結ぶ方向ベクトルがつくる写像 $K\times L\to S^2$ の写像度として定める。値は $K$ と $L$ を入れ替えても変わらず、射影図で $L$ が $K$ の上を通る交差の符号の和にも、$K$ の Seifert 曲面と $L$ の向き付きの交点数にも等しい。絡み数は結び目の補空間の $1$ 次元ホモロジー群と $\mathbb{Z}$ の同型を与える。一方、どの $2$ 成分も絡み数 $0$ なのにほどけない Borromean 環があり、絡み数だけでは絡み目を分離できるかは判定できない。

$$\newcommand{C}[0]{\mathbb{C}} \newcommand{div}[0]{\mathbin{÷}} \newcommand{N}[0]{\mathbb{N}} \newcommand{Q}[0]{\mathbb{Q}} \newcommand{R}[0]{\mathbb{R}} \newcommand{Z}[0]{\mathbb{Z}} $$

前提知識: 写像度, 横断性定理, 向き付け可能多様体, 基本群

絡み数(linking number)は、空間の中の互いに交わらない $2$ つの向き付けられた閉曲線が、何回からみ合っているかを数える整数である。Gauss が電磁気学の研究の中で、一方の曲線に沿って電流を流したときに他方の曲線に沿って磁場を積分する量として見つけた。
絡み数には、同じ値を与える $3$ 通りの見方がある。第一は、$2$ つの曲線の点の組を結ぶ方向ベクトルがつくる球面への写像の写像度である(Gauss 写像の写像度)。第二は、平面に射影した図の交差の符号を数えることである。第三は、一方の曲線が張る向き付けられた曲面(Seifert 曲面)と他方の曲線の交点を、向きを込めて数えることである。第一の見方からは対称性 $\operatorname{lk}(K,L)=\operatorname{lk}(L,K)$ が、第二の見方からは具体的な計算法が、第三の見方からは結び目の補空間の $1$ 次元ホモロジーとの関係が出てくる。
この記事では、写像度による定義から出発して、対称性、交差の符号による公式、Seifert 曲面との交点数による公式を完全に証明し、絡み数が結び目の補空間の $1$ 次元ホモロジー群 $H_1\cong\mathbb{Z}$ の同型を与えることを示す。

定義と規約

この記事では、結び目(knot)とは $\mathbb{R}^3$ の中の滑らかに埋め込まれた円周($S^1$ と微分同相な $1$ 次元の閉部分多様体)で、向きを指定したものをいう。互いに交わらない有限個の結び目の和集合を絡み目(link)といい、各結び目をその成分という。$\mathbb{R}^3$ の標準的な向きを固定し、単位球面 $S^2$ には単位球体の境界としての向き(外向きの法ベクトルを先頭に置く規約)を与える。
$K$ と $L$ を互いに交わらない結び目とする。$K\times L$ は $2$ 次元のコンパクトで境界のない多様体で、$K$・$L$ の向きの積の向きをもつ。

絡み数

互いに交わらない向き付けられた結び目 $K,L\subset\mathbb{R}^3$ に対し、
$$ \lambda_{K,L}\colon K\times L\to S^2,\qquad \lambda_{K,L}(x,y)=\frac{y-x}{\lvert y-x\rvert} $$
を Gauss 写像といい、その写像度
$$ \operatorname{lk}(K,L):=\deg\lambda_{K,L}\in\mathbb{Z} $$
を $K$ と $L$ の絡み数という。

ここで写像度は、滑らかな写像 $f\colon M\to N$($M$ はコンパクト、$N$ は連結、ともに向き付けられた同じ次元の境界のない多様体)の正則値 $w$ をとり、$f^{-1}(w)$ の各点で微分 $df$ が向きを保つなら $+1$、逆にするなら $-1$ を数えた和である。これは正則値の選び方によらず、滑らかなホモトピーで変わらない(Mil97 §5 Theorem A・B、p. 28。写像度)。
定義の中の曲線は結び目である必要はない。$K$ を結び目、$\gamma\colon S^1\to\mathbb{R}^3\setminus K$ を滑らかな写像(自己交差してよい)とするとき、同じ式 $(x,s)\mapsto(\gamma(s)-x)/\lvert\gamma(s)-x\rvert$ の写像度を $\operatorname{lk}(K,\gamma)$ と書く。
符号の規約は文献によって違う。Mil97 §8 Problem 13(p. 53)は $(x-y)/\lvert x-y\rvert$ の写像度を使うので、この記事の値と符号が逆になる。この記事の規約は、下の交差の符号の規約で「正の Hopf 絡み目」の絡み数が $+1$ になるように選んである。

基本性質

$K,L$ を互いに交わらない結び目とする。

  1. $L$ を $\mathbb{R}^3\setminus K$ の中で滑らかにホモトピーで動かしても、$\operatorname{lk}(K,L)$ は変わらない。$\mathbb{R}^3$ の向きを保つアフィン変換 $A$ で $K,L$ を同時に動かしても変わらない。
  2. $K$ または $L$ の向きを逆にすると、絡み数の符号が変わる。
  3. $\gamma_1,\gamma_2$ が同じ点を基点とする $\mathbb{R}^3\setminus K$ の滑らかな閉曲線で、その積(つないだ閉曲線)を滑らかに径数づけたものを $\gamma_1\gamma_2$ とすると、$\operatorname{lk}(K,\gamma_1\gamma_2)=\operatorname{lk}(K,\gamma_1)+\operatorname{lk}(K,\gamma_2)$ である。
証明を開く

1 は写像度のホモトピー不変性(Mil97 §5 Theorem B、p. 28)から従う。アフィン変換 $A(x)=Bx+c$($\det B>0$)については、$\mathrm{GL}^+(3,\mathbb{R})$ は弧状連結なので $B$ と単位行列を結ぶ道 $B_s$ があり、$(x,y)\mapsto B_s(y-x)/\lvert B_s(y-x)\rvert$ が $\lambda_{K,L}$ と $\lambda_{A(K),A(L)}\circ(A\times A)$ を結ぶホモトピーになる($B_s$ は単射なので分母は $0$ にならない)。$A\times A\colon K\times L\to A(K)\times A(L)$ は向きを保つ微分同相なので、写像度は等しい。2:$K$ の向きを逆にすると $K\times L$ の向きが逆になり、写像度の定義の各点の符号がすべて入れ替わる。3:$\gamma_1\gamma_2$ の定義域を $2$ つの弧に分けると、正則値の逆像は $\gamma_1$ の部分と $\gamma_2$ の部分に分かれ、それぞれの符号の和が $\operatorname{lk}(K,\gamma_1)$ と $\operatorname{lk}(K,\gamma_2)$ になる(つなぎ目の点を逆像に含まない正則値をとる。そのような正則値は Sardの定理 により稠密にある)。$\square$

基本性質の使いどころ

1 は、絡み数が $L$ を $K$ に触れないように連続的に動かす限り変わらないことを述べている。値が変わりうるのは $L$ が $K$ を通り抜ける瞬間だけであり、その場合の変化は交差の入れ替え(cor-lk-crossing-change)で調べられる。2 により、絡み数は向きを指定して初めて符号まで決まる。3 は、閉曲線をつなぐと絡み数が加法的であることを述べるので、曲線 $\gamma$ が $K$ に何回巻き付くかを数える量として $\operatorname{lk}(K,\gamma)$ を扱える。

対称性

絡み数の対称性

互いに交わらない向き付けられた結び目 $K,L$ について
$$ \operatorname{lk}(L,K)=\operatorname{lk}(K,L) $$
である。

対称性

入れ替え $\tau\colon L\times K\to K\times L$、$\tau(y,x)=(x,y)$ と、対蹠写像 $a\colon S^2\to S^2$、$a(w)=-w$ を使うと、
$$ \lambda_{L,K}(y,x)=\frac{x-y}{\lvert x-y\rvert}=a\bigl(\lambda_{K,L}(x,y)\bigr),\qquad\text{すなわち}\quad\lambda_{L,K}=a\circ\lambda_{K,L}\circ\tau $$
である。$w\in S^2$ を $\lambda_{K,L}$ の正則値とする。$a$ と $\tau$ は微分同相なので、$-w$ は $\lambda_{L,K}$ の正則値で、$\lambda_{L,K}^{-1}(-w)=\tau^{-1}\bigl(\lambda_{K,L}^{-1}(w)\bigr)$ である。各点での微分の符号は
$$ \operatorname{sign}d(\lambda_{L,K})=\operatorname{sign}da\cdot\operatorname{sign}d\lambda_{K,L}\cdot\operatorname{sign}d\tau $$
と積になる。
$d\tau$ の符号:$L\times K$ の接空間の正の基底は $(e_L,e_K)$($e_L,e_K$ はそれぞれの向きの単位接ベクトル)で、$d\tau$ はこれを $K\times L$ の接空間の組 $(e_L,e_K)$、すなわち $K\times L$ の正の基底 $(e_K,e_L)$ を並べ替えたものに移す。$2$ つのベクトルの入れ替えなので符号は $-1$ である。
$da$ の符号:$a$ は $\mathbb{R}^3$ の線形写像 $-I$ の制限で、点 $w$ での外向きの法ベクトル $w$ を点 $-w$ での外向きの法ベクトル $-w$ に移す。$-I$ の行列式は $-1$ なので、接平面の向きを逆にし、符号は $-1$ である。
よって各点の符号は $\lambda_{K,L}$ の対応する点の符号と等しく、$\deg\lambda_{L,K}=\deg\lambda_{K,L}$ である。$\square$

一般次元では、$\mathbb{R}^{k+1}$ の中の $m$ 次元と $n$ 次元($m+n=k$)の閉多様体について $\operatorname{lk}(N,M)=(-1)^{(m+1)(n+1)}\operatorname{lk}(M,N)$ となる(Mil97 §8 Problem 13、p. 53)。上の証明の $d\tau$ の符号が $(-1)^{mn}$、$da$ の符号が $(-1)^{k+1}$ になることから同じ議論で従う。曲線どうし($m=n=1$)では符号は $+1$ である。

交差の符号による計算

$\pi\colon\mathbb{R}^3\to\mathbb{R}^2$、$\pi(x_1,x_2,x_3)=(x_1,x_2)$ を射影とし、$e_3=(0,0,1)$ を「上」とする。

交差と交差の符号

互いに交わらない結び目 $K,L$ について、$\pi(x)=\pi(y)$ となる $x\in K$、$y\in L$ の組を $K$ と $L$ の交差という。$y$ が $x$ より上にあるとき「$L$ が $K$ の上を通る」という。交差 $c$ で上を通る成分と下を通る成分の向きの単位接ベクトルを $u_{\mathrm{over}},u_{\mathrm{under}}$ とし、$\pi(u_{\mathrm{over}}),\pi(u_{\mathrm{under}})$ が $1$ 次独立であるとき、交差は横断的であるという。このとき
$$ \varepsilon(c):=\operatorname{sign}\det\bigl(\pi(u_{\mathrm{over}}),\pi(u_{\mathrm{under}})\bigr)\in\{\pm1\} $$
を交差の符号という($2\times2$ 行列式)。

両方の成分が上向きに進み、上を通る成分が左下から右上へ、下を通る成分が右下から左上へ進む交差は、$\pi(u_{\mathrm{over}})=(1,1)$、$\pi(u_{\mathrm{under}})=(-1,1)$ で行列式が $2$ なので、符号 $+1$ である。上下を入れ替えると符号は $-1$ になる。

交差の符号による公式

互いに交わらない結び目 $K,L$ の交差がすべて横断的であるとする。このとき交差は有限個で、
$$ \operatorname{lk}(K,L)=\sum_{c:\ L\text{ が上}}\varepsilon(c)=\sum_{c:\ K\text{ が上}}\varepsilon(c)=\frac12\sum_{c}\varepsilon(c) $$
である。最後の和は $K$ と $L$ のすべての交差にわたる。

交差の符号による公式

$\lambda=\lambda_{K,L}$ とおく。$\lambda(x,y)=e_3$ となるのは $y-x$ が $e_3$ の正の倍数のとき、すなわち $(x,y)$ が「$L$ が上」の交差のときであり、$\lambda(x,y)=-e_3$ となるのは「$K$ が上」の交差のときである。
微分の計算。 $N(w)=w/\lvert w\rvert$ の $w=he_3$($h\ne0$)での方向 $\delta$ への微分は $(\delta-\langle\delta,e_3\rangle e_3)/\lvert h\rvert$、すなわち $\pi(\delta)/\lvert h\rvert$ を水平面のベクトルと見たものである。$\lambda(x,y)=N(y-x)$ なので、交差 $(x,y)$ で $K$ の向きの接ベクトルを $u$、$L$ の向きの接ベクトルを $v$ とし、$h$ を $y$ と $x$ の高さの差とすると
$$ d\lambda(u,0)=-\frac{\pi(u)}{\lvert h\rvert},\qquad d\lambda(0,v)=\frac{\pi(v)}{\lvert h\rvert} $$
である。$\pi(u),\pi(v)$ は $1$ 次独立なので $d\lambda$ は同型であり、$\pm e_3$ は $\lambda$ の正則値である。正則値の逆像はコンパクト多様体の離散部分集合なので有限であり、したがって交差は有限個である。
符号。 $e_3$ での接平面は水平面で、外向きの法ベクトルは $e_3$ なので、水平なベクトルの組 $(a,b)$ が正の基底であるのは $\det(e_3,a,b)=\det_2(a,b)>0$ のときである。「$L$ が上」の交差では上を通るのが $L$ で、$d\lambda$ の符号は
$$ \operatorname{sign}\det_2\bigl(-\pi(u),\pi(v)\bigr)=\operatorname{sign}\det_2\bigl(\pi(v),\pi(u)\bigr)=\varepsilon(c) $$
である。$-e_3$ では外向きの法ベクトルが $-e_3$ なので、$(a,b)$ が正の基底であるのは $\det_2(a,b)<0$ のときである。「$K$ が上」の交差では、符号は
$$ -\operatorname{sign}\det_2\bigl(-\pi(u),\pi(v)\bigr)=\operatorname{sign}\det_2\bigl(\pi(u),\pi(v)\bigr)=\varepsilon(c) $$
である。
写像度は正則値によらないので、$e_3$ で数えても $-e_3$ で数えても $\operatorname{lk}(K,L)$ になる。これが最初の $2$ つの等式で、両者の平均が最後の等式である。$\square$

この公式は、正則値として $\pm e_3$ を使うことの言い換えである。$\pm e_3$ が正則値でない(横断的でない交差がある)ときは、$\mathbb{R}^3$ を少し回転させればよい。回転は prop-lk-basic の 1 により絡み数を変えず、正則値は Sardの定理 により稠密にあるので、回転後の $\pm e_3$ は正則値にできる($\lambda$ の正則値 $w$ と $-w$ がともに正則値になる $w$ も稠密にある)。

交差の入れ替えと偶奇

$K,L$ の交差がすべて横断的であるとする。

  1. $K$ と $L$ の交差の個数は偶数である。
  2. $K$ と $L$ の交差 $c$ の近くで上下だけを入れ替えて得られる絡み目 $K'\cup L'$ について、$\operatorname{lk}(K',L')=\operatorname{lk}(K,L)-\varepsilon(c)$ である。とくに絡み数はちょうど $1$ だけ変わる。
証明を開く

1:thm-lk-crossing により $\sum_c\varepsilon(c)=2\operatorname{lk}(K,L)$ は偶数で、各 $\varepsilon(c)$ は $\pm1$ なので、個数は和と偶奇が等しい。2:上下を入れ替えると $u_{\mathrm{over}}$ と $u_{\mathrm{under}}$ が入れ替わるので、その交差の符号は $-\varepsilon(c)$ になり、ほかの交差は変わらない。thm-lk-crossing の $\frac12\sum$ の式により、絡み数は $\frac12(-\varepsilon(c)-\varepsilon(c))=-\varepsilon(c)$ だけ変わる。$\square$

自明な絡み目・Hopf 絡み目・トーラス絡み目

自明な絡み目。 平面 $x_3=0$ の中の、交わらない $2$ つの円は交差をもたないので、絡み数は $0$ である。
Hopf 絡み目。 $K$ を $xy$ 平面の単位円 $(\cos s,\sin s,0)$、$L$ を $xz$ 平面の円 $(1+\cos t,0,\sin t)$ とし、それぞれ $s,t$ の増える向きを与える。$\pi(L)$ は線分 $[0,2]\times\{0\}$ を往復する像で、$\pi(K)$ と横断的に交わるのは点 $(1,0)$ だけであり、そこに交差が $2$ つある。$t=\pi/2$ では $y=(1,0,1)$ が $x=(1,0,0)$ の上にあり($L$ が上)、$\pi(v)=(-1,0)$、$\pi(u)=(0,1)$ で、$\varepsilon=\operatorname{sign}\det_2((-1,0),(0,1))=-1$ である。$t=3\pi/2$ では $K$ が上で、$\pi(u)=(0,1)$、$\pi(v)=(1,0)$ から $\varepsilon=-1$ である。よって $\operatorname{lk}(K,L)=-1$ である。$L$ の向きを逆にしたもの(正の Hopf 絡み目)では $+1$ になる。$\operatorname{lk}\ne0$ なので、$K$ と $L$ は互いに交わらないまま平面の $2$ 円に動かすことができない。
トーラス絡み目。 $2$ 本の平行な弧を同じ向きに $2k$ 回ねじって両端を閉じた $2$ 成分の絡み目($(2,2k)$ 型のトーラス絡み目)の交差は $2k$ 個で、どれも $2$ 成分の間の交差であり、ねじる向きがそろっているので符号はすべて等しい。符号が $+1$ なら $\operatorname{lk}=\frac12\cdot2k=k$ である。

Seifert 曲面との交点数

Seifert 曲面と交点数

結び目 $K$ の Seifert 曲面とは、$\mathbb{R}^3$ の中のコンパクトで連結な向き付けられた滑らかな曲面 $F$ で、境界 $\partial F$ が向きを込めて $K$ に等しいもの(境界の向きは外向きの法ベクトルを先頭に置く規約)をいう。$L$ を $K$ と交わらない結び目とし、$L$ は $F$ と横断的に交わるとする。交点 $p\in F\cap L$ で、$T_pF$ の正の基底 $(a,b)$ と $L$ の向きの接ベクトル $v$ について $(a,b,v)$ が $\mathbb{R}^3$ の正の基底なら $\varepsilon_p=+1$、そうでなければ $\varepsilon_p=-1$ とおき、
$$ F\cdot L:=\sum_{p\in F\cap L}\varepsilon_p $$
を $F$ と $L$ の交点数という。

$F\cap L$ はコンパクトで離散なので有限集合である。$L$ が $F$ と横断的でなくても、$L$ を $K$ と交わらない範囲で少し動かせば横断的にでき(横断性定理)、その動きは $\mathbb{R}^3\setminus K$ の中のホモトピーなので絡み数を変えない。

Seifert 曲面の存在

どの結び目も Seifert 曲面をもつ。

証明を開く(Seifert のアルゴリズム)

回転して、$\pi$ による $K$ の像が横断的な二重点だけをもつようにする(prop-lk-basic の 1 と同じく、そうなる方向は稠密にある)。各二重点の近くで、$2$ 本の弧を向きに沿ってつなぎかえる(上下の情報を捨て、入ってくる弧を隣の出ていく弧につなぐ)。すると平面の中の互いに交わらない向き付けられた単純閉曲線の族(Seifert 円周)が得られる。各 Seifert 円周に、それを囲む Seifert 円周の個数(入れ子の深さ)を高さとして与えて持ち上げ、それが囲む水平な円板を張る。同じ高さの円板は、同じ深さの円周が互いに他を囲まないので交わらず、高さの異なる円板は明らかに交わらない。各円板には、境界の向きが Seifert 円周の向きになるような向きを与える。最後に、元の各二重点の位置で、つなぎかえた $2$ つの弧を半回転ねじった帯で結ぶ。ねじれの向きは、帯の縁が元の交差の上下を再現するように選ぶ。二重点の両側の $2$ つの円周は、一方が他方を囲むなら深さが $1$ 違い、並んでいるなら深さが等しいので、帯は短くほぼ垂直に張れる。その二重点を囲むほかの円周は両側の円周も囲むので、より低い位置にあり、帯はほかの円板と交わらない。帯の両端では、つなぎかえた $2$ 本の弧は二重点で同じ向きに通っていたので、帯の向きは両側の円板の向きと両立し、全体は向き付けられた曲面になる。その境界は、つなぎかえを元に戻した曲線、すなわち $K$ を上下に少し動かしたものである。$K$ は連結なので、円板と帯の和は連結である。角を滑らかにし、$\mathbb{R}^3$ のイソトピーで境界を $K$ に戻せば Seifert 曲面が得られる。$\square$

Seifert 曲面の一意性

結び目の Seifert 曲面は一意ではなく、種数の異なるものが多数ある。種数の最小値は結び目の種数とよばれる不変量である。ただし、この記事の公式 $\operatorname{lk}(K,L)=F\cdot L$ の右辺は、どの Seifert 曲面 $F$ をとっても左辺と等しいので、$F$ の選び方に依らない。曲面は向き付け可能で境界が $K$ でなければならず、Möbius の帯のように向き付けられない曲面では交点の符号を決められない。

次の補題は、交点数の各項が小さな円周との絡み数であることを述べる。

小さな円周との絡み数

$F\subset\mathbb{R}^3$ を向き付けられた滑らかな曲面、$L$ を結び目とし、$L$ が $F$ の内部の点 $p$ で $F$ と横断的に交わるとする。このとき $p$ のいくらでも小さい近傍の中に、$F$ の中の閉円板 $D$ で、$D\cap L=\{p\}$ かつ、$D$ の境界としての向きを与えた円周 $C=\partial D$ について
$$ \operatorname{lk}(C,L)=\varepsilon_p $$
をみたすものがある。

小さな円周の補題

方向の選択。 $v$ を $p$ での $L$ の接ベクトルとする。方向 $w\in S^2$ で、(i) $w\notin T_pF$、(ii) $w$ は $\pm v/\lvert v\rvert$ でない、(iii) 直線 $p+\mathbb{R}w$ と $L$ の交わりは $\{p\}$ だけ、の $3$ つをみたすものを選ぶ。(i) を破る $w$ は大円、(ii) を破るのは $2$ 点、(iii) を破るのは滑らかな写像 $L\setminus\{p\}\to S^2$、$y\mapsto\pm(y-p)/\lvert y-p\rvert$ の像で、$1$ 次元の多様体からの滑らかな写像の像は $S^2$ の測度 $0$ の集合である(Sardの定理)。よってそのような $w$ がある。向きを保つ回転と平行移動で $p=0$、$w=e_3$ としてよい。これは prop-lk-basic の 1 により絡み数を変えず、$\varepsilon_p$ も変えない。
曲面をグラフで書く。 (i) により $\pi|_{T_pF}$ は同型なので、$p$ の近くで $F$ は滑らかな関数 $f$($f(0)=0$)のグラフ $\{(z,f(z)):\lvert z\rvert<\delta\}$ である。$T_pF$ の正の基底 $(a,b)$ について $\sigma:=\operatorname{sign}\det_2(\pi a,\pi b)$ とおく。$r<\delta$ に対し $D_r:=\{(z,f(z)):\lvert z\rvert\le r\}$、$C_r:=\partial D_r$ とすると、$\pi$ は $C_r$ を円周 $\lvert z\rvert=r$ に移し、$D_r$ の境界の向きは、$\sigma=1$ なら反時計回り、$\sigma=-1$ なら時計回りに移る(外向きの法ベクトルが外向きの動径方向に移るから)。
交点の符号。 $T_pF\oplus\mathbb{R}e_3=\mathbb{R}^3$ なので $v=v_F+\gamma e_3$($v_F\in T_pF$)と書ける。横断性から $\gamma\ne0$、(ii) から $v_F\ne0$、したがって $\pi(v)=\pi(v_F)\ne0$ である。$\det(a,b,e_3)=\det_2(\pi a,\pi b)$ なので
$$ \varepsilon_p=\operatorname{sign}\det(a,b,v)=\operatorname{sign}\bigl(\gamma\det(a,b,e_3)\bigr)=\sigma\operatorname{sign}\gamma $$
である。
$L$ の近くの様子。 $L$ を $p$ の近くで $t\mapsto L(t)$($L(0)=0$、$L'(0)=v$)と径数づけ、
$$ h(t):=L(t)_3-f\bigl(\pi L(t)\bigr),\qquad \rho(t):=\lvert\pi L(t)\rvert^2 $$
とおく。$v_F=(\pi v,df_0(\pi v))$ なので $h'(0)=v_3-df_0(\pi v)=\gamma$ であり、$\rho(0)=\rho'(0)=0$、$\rho''(0)=2\lvert\pi v\rvert^2>0$ である。よってある $\eta>0$ があって、$0<\lvert t\rvert<\eta$ で $\operatorname{sign}h(t)=\operatorname{sign}(\gamma t)$、$\operatorname{sign}\rho'(t)=\operatorname{sign}t$ である。(iii) とコンパクト性から、$L$ の弧 $L((-\eta,\eta))$ の外の点は $\lvert\pi(\cdot)\rvert\ge\delta'$ をみたす $\delta'>0$ がある。
$r<\min(\delta,\delta')$ を $\rho$ が $(-\eta,\eta)$ の両端で $r^2$ を超えるほど小さくとる。$\rho$ は $t<0$ で狭義減少、$t>0$ で狭義増加なので、$\pi L(t)$ が円周 $\lvert z\rvert=r$ にのるのはちょうど $2$ つの値 $t_-< 0< t_+$ である。また $D_r\cap L$ の点は $h(t)=0$ かつ $\lvert\pi L(t)\rvert\le r$ をみたすので $t=0$、すなわち $D_r\cap L=\{p\}$ である。
交差の数え上げ。 $C_r$ と $L$ の交差は $t_\pm$ の $2$ つで、$L$ が上になるのは $h(t)>0$、すなわち $\operatorname{sign}t=\operatorname{sign}\gamma$ となる方だけである。$z=\pi L(t)$ での $C_r$ の向きの接ベクトルは $\sigma Jz/r$($J$ は $+90^\circ$ の回転)で、$\det_2(x,Jy)=\langle x,y\rangle$ なので
$$ \det_2\Bigl(\pi L'(t),\ \sigma\frac{Jz}{r}\Bigr)=\frac{\sigma}{r}\bigl\langle\pi L'(t),\pi L(t)\bigr\rangle=\frac{\sigma\rho'(t)}{2r} $$
の符号は $\sigma\operatorname{sign}t\ne0$ である。よって $2$ つの交差はともに横断的で、$L$ が上の交差の符号は $\sigma\operatorname{sign}\gamma=\varepsilon_p$ である。thm-lk-crossing の最初の等式により $\operatorname{lk}(C_r,L)=\varepsilon_p$ である。$\square$

Seifert 曲面による公式

$K,L$ を互いに交わらない結び目、$F$ を $K$ の Seifert 曲面とし、$L$ は $F$ と横断的に交わるとする。このとき
$$ \operatorname{lk}(K,L)=F\cdot L $$
である。とくに右辺は Seifert 曲面の選び方によらない。

Seifert 曲面による公式

$F\cap L=\{p_1,\dots,p_k\}$ とする。lem-lk-small-circle により、互いに交わらず $K$ とも交わらない $F$ の内部の閉円板 $D_i$ で、$D_i\cap L=\{p_i\}$、$\operatorname{lk}(\partial D_i,L)=\varepsilon_{p_i}$ となるものがとれる($\partial D_i$ には $D_i$ の境界としての向きを与える)。
$F':=F\setminus\bigcup_i\operatorname{int}D_i$ はコンパクトな向き付けられた曲面で、$F'\cap L=\emptyset$ である。その境界は、境界の向きを込めて、$K$ と、向きを逆にした円周 $-\partial D_i$ たちの和である($\partial D_i$ の上では $F'$ の外向きの法ベクトルが $D_i$ の内側を向く)。
$$ \Lambda\colon F'\times L\to S^2,\qquad \Lambda(x,y)=\frac{y-x}{\lvert y-x\rvert} $$
は滑らかで、$L$ は境界をもたないので $\partial(F'\times L)=\partial F'\times L$ であり、積の向きの境界の向きはこの積の向きに一致する。写像度の定義の数え上げを境界の各成分ごとに分けると、$\Lambda$ の境界への制限の写像度は
$$ \operatorname{lk}(K,L)-\sum_{i=1}^k\operatorname{lk}(\partial D_i,L) $$
である。コンパクトな向き付けられた多様体からの写像の境界への制限の写像度は $0$ である(Mil97 §5 Lemma 1、p. 28)。よって
$$ \operatorname{lk}(K,L)=\sum_{i=1}^k\operatorname{lk}(\partial D_i,L)=\sum_{i=1}^k\varepsilon_{p_i}=F\cdot L $$
である。$\square$

Seifert 曲面と交わらない場合

$L$ が $K$ のある Seifert 曲面と交わらないなら $\operatorname{lk}(K,L)=0$ である。また、$K$ と $L$ の Seifert 曲面をそれぞれ $F_K,F_L$ とすると $F_K\cdot L=F_L\cdot K$ である。

前半は thm-lk-seifert で $F\cdot L=0$ とした場合(Mil97 §8 Problem 13、p. 53 の後半の主張にあたる)、後半は thm-lk-seifert と thm-lk-symmetry を合わせたものである。

補空間のホモロジーとの関係

補空間の 1 次元ホモロジー

$K$ を結び目とする。$\mathbb{R}^3\setminus K$ の滑らかな閉曲線 $\gamma$ に $\operatorname{lk}(K,\gamma)$ を対応させる写像は、群の同型
$$ \operatorname{lk}(K,\cdot)\colon H_1(\mathbb{R}^3\setminus K;\mathbb{Z})\xrightarrow{\ \cong\ }\mathbb{Z} $$
を引き起こす。$K$ と $1$ 点で横断的に交わる小さな円板 $D$ の境界 $\mu=\partial D$ に適切な向きを与えたもの(メリディアン)は $H_1$ の生成元で、$\mathbb{R}^3\setminus K$ の任意の閉曲線 $\gamma$ について $[\gamma]=\operatorname{lk}(K,\gamma)[\mu]$ である。

補空間のホモロジー

$X=\mathbb{R}^3\setminus K$ とする。Alexander 双対により $\tilde H_i(S^3\setminus K)\cong\tilde H^{2-i}(K)$ で(Hat02 Corollary 3.45、p. 255)、$K\cong S^1$ なので $S^3\setminus K$ は弧状連結で $H_1(S^3\setminus K)\cong\mathbb{Z}$ である。$X=(S^3\setminus K)\setminus\{\infty\}$ で、無限遠点を除いても基本群は変わらない(van Kampen の定理による。Hat02 Example 1.24、p. 47 の議論は任意の結び目で通用する)。よって $X$ は弧状連結で、$H_1(X)\cong\mathbb{Z}$ である。
基点 $x_0\in X$ の基本群の元は滑らかな閉曲線で代表でき、ホモトピックな滑らかな閉曲線は滑らかにホモトピックである(Lee13 Theorem 6.26、p. 141、Theorem 6.29、p. 142)。prop-lk-basic の 1 と 3 により、$[\gamma]\mapsto\operatorname{lk}(K,\gamma)$ は準同型 $\pi_1(X,x_0)\to\mathbb{Z}$ として矛盾なく定まる。$\mathbb{Z}$ は可換なので、これは可換化 $H_1(X)$ を経由する(Hat02 Theorem 2A.1、p. 166)。
$D$ を $K$ と点 $q$ で $1$ 回だけ横断的に交わる小さな円板とする($K$ の $q$ での法平面の小さな円板をとればよい)。lem-lk-small-circle を曲面 $D$ と結び目 $K$ に使い、必要なら $D$ を小さくとり直すと $\operatorname{lk}(\partial D,K)=\pm1$ であり、thm-lk-symmetry により $\operatorname{lk}(K,\partial D)=\pm1$ である。向きを選んで $+1$ にしたものを $\mu$ とすると、準同型 $H_1(X)\cong\mathbb{Z}\to\mathbb{Z}$ は全射で、$\mathbb{Z}$ から $\mathbb{Z}$ への全射準同型は同型である。最後の主張は、$[\gamma]-\operatorname{lk}(K,\gamma)[\mu]$ の像が $0$ であることから従う。$\square$

この命題により、絡み数は「$L$ が $K$ のまわりを何周するか」を $H_1(\mathbb{R}^3\setminus K)\cong\mathbb{Z}$ の元として測ったものである。準同型 $\pi_1(\mathbb{R}^3\setminus K)\to\mathbb{Z}$、$[\gamma]\mapsto\operatorname{lk}(K,\gamma)$ の核に対応する被覆が無限巡回被覆で、その $1$ 次元ホモロジーから Alexander多項式 が作られる。$2$ を法とした $\operatorname{lk}$ は $2$ 重被覆での持ち上げの閉じ方を決め、これが 数論的位相幾何 で Legendre 記号と対応する。

反例

外す条件反例成り立たなくなること
$\operatorname{lk}\ne0$(分離できないことの十分条件)Borromean 環 $A\cup B\cup C$「分離できないなら絡み数は $0$ でない」(逆の主張)
成分が交わらない交差を $1$ つ入れ替える途中で $K$ と $L$ が交わる絡み数は交差の入れ替えで $\pm1$ 変わり、交わる瞬間に定義されない
向きを固定する$L$ の向きを逆にした Hopf 絡み目絡み数の値そのもの(符号が変わる)
空間が $\mathbb{R}^3$($H_1=0$)$S^1\times S^2$ の中の $K=S^1\times\{\ast\}$Seifert 曲面の存在と thm-lk-seifert
反例の確認

1 行目:Borromean 環では、$A$ と $B$ は平面の交わらない $2$ 円に動かせ、$C$ は $\mathbb{R}^3\setminus(A\cup B)$ の中で交換子 $aba^{-1}b^{-1}$ を表す閉曲線に変形できる。ここで $a,b$ は $A,B$ のまわりを $1$ 周する閉曲線である(Hat02 pp. 23–24)。$\mathbb{R}^3\setminus(A\cup B)$ の基本群は $a,b$ で生成される自由群 $\mathbb{Z}*\mathbb{Z}$ なので(Hat02 Example 1.23、p. 46)、交換子は自明でない。一方、交換子は可換化で $0$ なので、prop-lk-homology により $\operatorname{lk}(A,C)=\operatorname{lk}(B,C)=0$ である。もし $C$ を $A\cup B$ と交わらずに大きな球の外へ動かせるなら、$C$ はそこで点に縮むので $\mathbb{R}^3\setminus(A\cup B)$ で零ホモトピックになり、矛盾する。どの $2$ 成分も絡み数 $0$ なのに、$3$ 成分はほどけない。
2 行目:cor-lk-crossing-change の 2。絡み数は絡み目のイソトピー(成分が交わらない変形)の不変量であって、成分が互いに通り抜ける変形の不変量ではない。
3 行目:prop-lk-basic の 2 により符号が変わる。絶対値 $\lvert\operatorname{lk}\rvert$ は向きによらない。
4 行目:$H_1(S^1\times S^2)\cong\mathbb{Z}$ は $K$ で生成されるので、$K$ はどんなコンパクトな向き付けられた曲面の境界にもならない(境界になればホモロジー類が $0$ になる)。このため Seifert 曲面との交点数による定義はできず、$K$ と交わらない $L=\{\ast'\}\times S^1$ 型の曲線との「絡み数」は整数として定まらない。$\mathbb{R}^3$(または $S^3$)では $H_1=0$ なので、どの結び目も境界になる。

補足

  • Gauss の積分公式:写像度を $S^2$ の面積要素の引き戻しの積分で書くと
    $$ \operatorname{lk}(K,L)=\frac1{4\pi}\oint_K\oint_L\frac{\langle x-y,\ dx\times dy\rangle}{\lvert x-y\rvert^3} $$
    となる。Gauss が電磁気学の研究で得た式で、Mor09 §2(p. 8)はこれを Gauss 和と並べて論じている。この記事では証明しない。
  • 高次の絡み数:$3$ 成分以上の絡み目では、どの $2$ 成分の絡み数も $0$ なのに離せないものがある(反例の表の 1 行目)。これを測るのが Milnor 不変量で、絡み目群の下降中心列を使って定義される(Mor09 §3–4、pp. 9–18)。
  • 数論との対応:$2$ を法とした絡み数は、素数 $p,q\equiv1\pmod4$ の Legendre 記号 $\left(\frac qp\right)$ に対応し、絡み数の対称性が平方剰余の相互法則に対応する(Mor09 §2 (2.1)・(2.2)、pp. 7–8。数論的位相幾何)。

関連項目

参考文献

[1]
John W. Milnor, Topology from the Differentiable Viewpoint, Princeton Landmarks in Mathematics, Princeton University Press, 1997, §5 Theorem A・B(写像度の正則値によらないこととホモトピー不変性、p. 28)、Lemma 1(境界への制限の写像度は 0、p. 28);§8 Problem 13(絡み写像と絡み数、対称性の符号、p. 53)
[3]
John M. Lee, Introduction to Smooth Manifolds, Graduate Texts in Mathematics 218, Springer, 2013, Theorem 6.26(Whitney の近似定理、p. 141)、Theorem 6.29(ホモトピックな滑らかな写像は滑らかにホモトピック、p. 142)
[4]
Masanori Morishita, Analogies between knots and primes, 3-manifolds and number rings, arXiv:0904.3399, arXiv:0904.3399v1(2009)。§2:2 を法とする絡み数と Legendre 記号((2.1)、p. 7)、対称性と相互法則の対応 (2.2) と Gauss の積分公式(p. 8);§3–4:Milnor 不変量(pp. 9–18)

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