$$\newcommand{abs}[1]{\left\lvert #1 \right\rvert}
\newcommand{cG}[0]{\mathcal{G}}
\newcommand{diam}[0]{\operatorname{Diam}}
\newcommand{la}[0]{\leftarrow}
\newcommand{lt}[0]{\left}
\newcommand{Mod}[1]{\ \left(\mathrm{mod}\ #1\right)}
\newcommand{mR}[0]{\mathbb{R}}
\newcommand{p}[0]{\prime}
\newcommand{ra}[0]{\rightarrow}
\newcommand{rad}[0]{\operatorname{rad}}
\newcommand{rt}[0]{\right}
$$
この章の問い
グラフの「つながり方」をどう測るか。どこを切ればつながりが失われるか、その最小の切り方は、つながっている道の本数と何が対応するか。
道筋
- 同型・部分グラフ・補グラフ:頂点名を忘れて構造を見る。同型の保存量、自己補グラフ、隣接行列。
- 距離・直径・中心:最短路でグラフの大きさを測る。
- 切断点・橋・ブロック:一本で壊れる接続とその分解。
- Mengerの定理:道の最大本数と頂点切断の最小数の一致。証明は第4章の最大流最小切断定理を使う。
読み方
最初の3頁は順に必須。Mengerの定理の証明は第4章を読んだあとで戻るとよい。
章末で言えること
非隣接な2頂点の間の内部頂点素な道の最大本数は、それらを分離する頂点切断の最小サイズに等しい。
前の章から持ち込むもの
集合と写像、数学的帰納法。