第2章第1節

$$\newcommand{abs}[1]{\left\lvert #1 \right\rvert} \newcommand{cG}[0]{\mathcal{G}} \newcommand{diam}[0]{\operatorname{Diam}} \newcommand{la}[0]{\leftarrow} \newcommand{lt}[0]{\left} \newcommand{Mod}[1]{\ \left(\mathrm{mod}\ #1\right)} \newcommand{mR}[0]{\mathbb{R}} \newcommand{p}[0]{\prime} \newcommand{ra}[0]{\rightarrow} \newcommand{rad}[0]{\operatorname{rad}} \newcommand{rt}[0]{\right} $$
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明らか。

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a)連結な場合を考えれば良い。$G$の次数$1$の頂点が$1$つ以下であるとすると、$2m=\sum_{i=1}^nd_i\geq2(n-1)+1=2n-1$が成り立つが、$G$はtreeなので$m=n-1$が成り立つ。よって$2(n-1)=2n-2\geq2n-1$となりこれは矛盾。
b)(a)の証明より明らか。等号成立はパスグラフのとき。

a)閉路を持たないならば$m\leq n-1< n$が成り立つことから明らか。
b)$P_n$

a)$\delta<2$ならば明らかなので、$\delta\geq2$とする。$P=v_1\cdots v_k$$G$の最長道とする。$d(v_k)\geq\delta\geq2$なので$v_k$$v_{k-1}$以外の近傍を$\delta-1$個以上持つ。$P$の最長性と$G$が単純であることからこれらの近傍はそれぞれ異なる$P$上の頂点と隣接するので$P$の長さは$\delta$以上である。よって$G$は長さ$\delta$の道を持つ。
b)$K_{k+1}$

a)
b)$K_{k+1}$

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