1-0 章の見取り図

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この章の問い

体 $K$ を含むより大きな体 $L$ の「大きさ」を、どう測ればよいか。段階的に拡大したとき、その大きさはどう積み上がるか。

道筋

  • 体の公理と計算法/複素数を体として/係数体を替えると:体の定義、$\mathbb C$ の構成、係数体によって方程式の様子が変わること。
  • 体拡大と拡大次数:$L$ を $K$ 上のベクトル空間とみなし、次数を定義する。
  • 塔の法則と次数計算:$[L:K]=[L:E][E:K]$ と、その使い方。

読み方

体の計算に慣れている場合は最初の3頁は流し読みでよい。塔の法則の証明と、$\mathbb Q(\sqrt2,\sqrt3)$ の次数計算は必ず自分で追う。

章末で言えること

有限次拡大の次数は塔に沿って掛け算で求まり、部分体の次数は全体の次数の約数になる。

前の章から持ち込むもの

群論・環論の基本と、線形代数の基底と次元。

参考文献

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体とGalois理論 ― 拡大・分離性・正規性・Galois対応から一般五次方程式までの表紙
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