3-0 章の見取り図

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この章の問い

根が「重なる」とはどういうことか。それは多項式の係数だけから判定できるか。

道筋

  • 形式微分と重根:$f$ と $f'$ の最大公約元で重根を見抜く。
  • 分離多項式と分離拡大:次数と埋め込み数が一致するとき。
  • 非分離拡大:標数正で根が一つに重なる例。

読み方

形式微分の判定を自分の手で 2〜3 例試す。非分離の例は第6章で「Galois対応が使えない拡大」の例として再び出てくる。

章末で言えること

標数 0 の体上の拡大はすべて分離的で、有限体上でも同様である。分離性が崩れるのは標数 $p$ の不完全体に限られる。

前の章から持ち込むもの

最小多項式、既約多項式、埋め込みの個数。

参考文献

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体とGalois理論 ― 拡大・分離性・正規性・Galois対応から一般五次方程式までの表紙
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