正規列

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正規列

正規列(せいきれつ、normal series)とは、文献によって以下の連正規列(れんせいきれつ、subnormal series)または不変正規列(ふへんせいきれつ、invariant series)のことを指す言葉である。

  • ある連正規列とは、隣接する項の間で正規部分群の関係が成り立っている部分群列のことである。
  • ある不変正規列とは、その群の正規部分群のみからなる部分群列のことである。

この記事では、前者を正規列、後者を不変正規列と呼ぶ。

定義

正規列(連正規列)

群 $G$ の部分群列 $\{e\}=G_0\leq G_1\leq \dots \leq G_r=G$ であって、以下が成り立つもののことを正規列という。

  • 各 $i(0\leq i<r)$ について $G_i \lhd G_{i+1}$($G_i$ は $G_{i+1}$ の正規部分群である。)

不変正規列

群 $G$ の部分群列 $\{e\}=G_0\leq G_1\leq \dots \leq G_r=G$ であって、以下が成り立つもののことを不変正規列という。

  • 各 $i(0\leq i<r)$ について $G_i \lhd G$

$N_1 \lhd G$ かつ $N_2 \lhd G$ かつ $N_1 < N_2$ ならば $N_1 \lhd N_2$ だから、不変正規列は正規列である。

関連項目