表現可能な前層 $F$ から前層 $G$ への射が与えられたとき、$F$ の自分自身とのファイバー積が同値の対を定めることを示し、$G$ が表現可能で射が与えられたクラスに属するための条件を、ファイバーの表現可能性・降下・同値の対の有効性の三つで与える。原論文の証明は $G$ の表現可能性で止まり、射がクラスに属することを示さないので、その段を補う。
前提知識: 前層, 表現可能関手, ファイバー積, 余等化子, 降下
本書『3-1 有効エピと降下』と同じく、$\mathbf C$ は Hom が $\mathcal U$ 小な圏で、$X(Z)=\mathrm{Hom}(Z,X)$ と書く。$u\colon F\to G$ を $\mathbf C$ 上の前層の射とし、$F$ は組 $(X,\xi_X)$ で表されるとする($\xi_X\in F(X)$ は普遍元)。$\eta_X=u(X)(\xi_X)\in G(X)$ とおく。$\mathcal S$ は底変換で安定な射のクラスで、その元はすべて有効エピであるとする(したがって普遍有効エピである)。
本頁の主結果は次の六つである。
前の頁の系 4.3(本書『3-1 有効エピと降下』の主結果「商対象への射の記述」)は、商対象 $Y=X/R$ が分かっているときに、$Y$ へ入る射を $X$ の上の降下の組で書いた。表現可能性の問題では順序が逆になる。欲しいのは $Y$ そのもので、手元にあるのは $G$ と、$X$ で表される $F$ からの射 $u$ だけである。$G$ が表現可能になるなら、$Y$ は $X$ をある同値の対で割ったものになるはずで、その同値の対は $F\times_GF$ から読める。原論文はこれを「この節の主結果」と呼ぶ(印字 11-17)。
筋は二段に分かれる。第一段では、$G$ の値を降下の組の言葉に移す。(a) により、$G$ の元 $\eta$ ごとにファイバー $F_\eta$ が $\mathcal S$ の元で表され、それが一つの降下の組を与える。(b) は、この対応が単射かつ全射であること、すなわち $G$ が降下の組の関手に一致することを保証する。この段では $G$ はまだ表現可能とは限らない。第二段では、(c) により同値の対が有効な商をもち、前の頁の系 4.3 が降下の組の関手を商対象の点の前層と同一視する。こうして $G$ が表現可能になる。
原論文は、この定理を本講演では第 5 節の貼り合わせの判定に使うだけだと断る(本書『3-1 有効エピと降下』の「背景と動機」)。第 4 章では、$\mathcal S$ を解析空間の局所化射のクラスにとると、(b) が層の条件に、(c) が開はめ込みで局所的な同値の対の貼り合わせに言い換わる(下の例「開被覆に沿った降下の予告」)。
主定理の条件 (a) は第 2 章の言葉で書かれている。記号を確かめるために短く繰り返す。対象 $S$ と $\eta\in G(S)$ について、$u$ のファイバー $F_\eta$ は、$\mathbf C/S$ 上の前層 $F_\eta(T)=\{x\in F(T):u(T)(x)=G(p_T)(\eta)\}$($p_T\colon T\to S$ は構造射)である。$u$ が表現可能とは、すべての $S$ と $\eta\in G(S)$ について $F_\eta$ が $\mathbf C/S$ 上で表現可能であることをいう(本書『2-2 ファイバーと表現可能な射』の定義「射のファイバー」「表現可能な射と底変換可能な射」)。$F_\eta$ が $\mathbf C/S$ の対象 $(T,p_T)$ で表されるとき、「ファイバー $F_\eta$ は射 $p_T$ で表される」という。$G$ が組 $(Y,\eta_Y)$ で表されるとき、$u(X)(\xi_X)=G(f)(\eta_Y)$ を満たすただ一つの射 $f\colon X\to Y$ を、$u$ を表す射という。$G$ を表す別の組 $(Y_2,\eta_{Y_2})$ をとると、表す射は同型 $Y\to Y_2$ との合成に変わる(本書『1-1 米田の対応と表現可能関手』の主結果「普遍問題の解の一意性」)ので、本書『2-4 安定性と射のクラス』の主結果「底変換で安定な射のクラスの判定」の (b) により、それが $\mathcal S$ に属するかどうかは組の選び方によらない。
降下の組とその関手は、本書『3-1 有効エピと降下』の定義「降下の組」と補題「降下の組の前層」のとおりである。$X$ の同値の対 $R$ と対象 $Y'$ について、$B_R(Y')$ は、$f'\colon X'\to Y'$ が $\mathcal S$ の元で、$v\colon X'\to X$ が $R'=X'\times_{Y'}X'$ から $R$ への射 $w$($p_iw=vp'_i$)を誘導し、正方形 $(w,p'_1,p_1,v)$ がカルテシアンであるような組 $(X',f',v)$ の同型類の全体で、射 $Y''\to Y'$ に沿う底変換で反変関手になる。
本頁は事実を引用しない。使うのは上に挙げた頁の主結果・補題・定義と、本書『0-2 圏と前層』の補題「極限の普遍性と一意性」「Hom は極限を保つ」「カルテシアン正方形の貼り合わせ」「エピと余等化子」だけである。
まず $F\times_GF$ が同値の対を定めることを示し、その片が普遍元の上のファイバーを表すことを確かめる。この二つが主定理の証明の材料である。
$u$ が表現可能なら、前層 $F\times_GF$ は表現可能である。組 $(R,(\xi^1_R,\xi^2_R))$ がそれを表すとき、$F(p_i)(\xi_X)=\xi^i_R$($i=1,2$)を満たす射 $p_1,p_2\colon R\rightrightarrows X$ がただ一つずつあり、$(p_1,p_2)$ は同値の対である。
段 1(表現可能性).本書『2-4 安定性と射のクラス』の主結果「表現可能な関手とのファイバー積」を、表現可能な $F$ と表現可能な射 $u\colon F\to G$ に当てると、$F\times_GF$ は表現可能である。
段 2(射影).$\xi^i_R\in F(R)$ なので、$F$ の普遍性により $F(p_i)(\xi_X)=\xi^i_R$ を満たす $p_i\colon R\to X$ がただ一つある。
段 3(各点で単射で像は同値関係).対象 $Z$ について、前層のファイバー積は点ごとに作られる(本書『1-2 前層の圏の極限と関手で与える構造』の主結果「前層の圏の極限と表現可能性」の (a))ので、$(F\times_GF)(Z)=\{(x_1,x_2)\in F(Z)^2: u(x_1)=u(x_2)\}$ である。$(R,(\xi^1_R,\xi^2_R))$ が表すので、$c\mapsto(F(c)\xi^1_R,F(c)\xi^2_R)$ は $R(Z)$ からこの集合への全単射で、$F(c)\xi^i_R=F(c)F(p_i)\xi_X=F(p_ic)\xi_X$ である。全単射 $X(Z)\to F(Z)$、$a\mapsto F(a)\xi_X$ で書き直すと、$c\mapsto(p_1c,p_2c)$ は $R(Z)$ から
$$\{(a_1,a_2)\in X(Z)^2:\ u(F(a_1)\xi_X)=u(F(a_2)\xi_X)\}$$
への全単射である。とくに $R(Z)\to X(Z)\times X(Z)$ は単射で、像は写像 $a\mapsto u(F(a)\xi_X)$ の定める同値関係のグラフである。
原論文は、証明で $P(Z)$ と書き、$P$ を定義しない(下の注意「印字の読み(命題 4.5 と定理 4.7 の証明)」)。命題 4.5 自身は、文献 [1] III の語「couple d'équivalence」をそのまま使う。本書が足した仮定(同値の対の読み)が効くのは、この対を主定理の条件 (c) で「graphe d'équivalence」と呼び直す所である。
次の補題は、原論文が定理 4.7 の証明の中で確かめる事実(印字 11-19)を独立させたもので、主定理の証明と主結果 5 で使う。
$u$ が表現可能で、$(R,(\xi^1_R,\xi^2_R))$、$p_1,p_2$ を上の定理のとおりとする。$R$ を $p_1$ で $X$ の上の対象とみると、組 $((R,p_1),\xi^2_R)$ は $\mathbf C/X$ 上の前層 $F_{\eta_X}$ を表す。
段 1(普遍元が $F_{\eta_X}$ に入る).$u(\xi^2_R)=u(\xi^1_R)=u(F(p_1)\xi_X)=G(p_1)(u(\xi_X))=G(p_1)(\eta_X)$ なので、$\xi^2_R\in F_{\eta_X}(R,p_1)$ である。
段 2(全単射).$X$ の上の対象 $(T,t)$ をとる。上の定理の段 3 の全単射により、$T$ 点 $c\in R(T)$ は組 $(a_1,a_2)=(p_1c,p_2c)$ で $u(F(a_1)\xi_X)=u(F(a_2)\xi_X)$ を満たすものと一対一で、$X$ の上の射であること($p_1c=t$)は $a_1=t$ と同じである。$u(F(t)\xi_X)=G(t)(\eta_X)$ なので、$c\mapsto F(c)\xi^2_R=F(a_2)\xi_X$ は $\mathrm{Hom}_X((T,t),(R,p_1))$ から $\{x\in F(T): u(x)=G(t)(\eta_X)\}=F_{\eta_X}(T,t)$ への全単射である。これは $((R,p_1),\xi^2_R)$ が $F_{\eta_X}$ を表すことの定義である。
主定理の第一段で $G$ と比べる関手を、原論文にならって名付ける。
$u$ が表現可能なとき、上の定理(ファイバー積が定める同値の対)の同値の対 $R$ について、本書『3-1 有効エピと降下』の補題「降下の組の前層」の関手 $B_R$ を $G'$ と書き、$X$ の上の降下データの前層と呼ぶ。すなわち $G'(Y')$ は、$Y'$ の上の降下の組 $(X',f',v)$($f'\in\mathcal S$、$v$ は $R'=X'\times_{Y'}X'$ から $R$ への射 $w$ を誘導し、正方形 $(w,p'_1,p_1,v)$ はカルテシアン)の同型類の全体である。
$G'$ は $X$ と $R$ と $\mathcal S$ だけで決まり、$G$ が表現可能かどうかによらない。原論文はこの段階で商 $X/R$ の存在を仮定しない、と断る(印字 11-18)。以上で主定理を述べられる。
$F$ が $(X,\xi_X)$ で表され、$\mathcal S$ が底変換で安定で元がすべて有効エピであるとき、次の二つは同値である。
(i) $G$ は表現可能で、$u$ を表す射 $f\colon X\to Y$ は $\mathcal S$ に属する。
(ii) 次の三つが成り立つ。(a) すべての対象 $S$ と $\eta\in G(S)$ について、ファイバー $F_\eta$ は $\mathbf C/S$ の対象 $(T,p_T)$ で表され、$p_T$ は $\mathcal S$ に属する。(b) $\mathcal S$ の元はすべて $G$ 有効降下の射である。(c) ((a) により $u$ は表現可能なので)$F\times_GF$ を表す同値の対 $R$ は有効で、商射 $X\to X/R$ は $\mathcal S$ に属する。
(c) は $F\times_GF$ を表す組の選び方によらない。二つの組は射影と両立する同型で結ばれ(本書『1-1 米田の対応と表現可能関手』の主結果「普遍問題の解の一意性」)、有効性と商射は同型で移るからである。証明は二段に分ける。(a)(b) だけで $G$ が $G'$ に同型になることを先に示す。これが原論文の系 4.8 である。
上の定理の条件 (a)(b) が成り立つとする。対象 $Y'$ と $\eta\in G(Y')$ について、$F_\eta$ を表す組 $((X',f'),\xi_{X'})$ で $f'\in\mathcal S$ となるものをとり、$F(v)(\xi_X)=\xi_{X'}$ を満たすただ一つの $v\colon X'\to X$ をとる。このとき $(X',f',v)$ は $Y'$ の上の降下の組で、その類 $\alpha(Y')(\eta)\in G'(Y')$ は組の選び方によらない。$\alpha(Y')\colon G(Y')\to G'(Y')$ は全単射で、$Y'$ について自然である。すなわち $G\cong G'$ である。
段 1(組の選び方).(a) により $f'\in\mathcal S$ となる組がある。$F_\eta$ を表す別の組 $((X'_2,f'_2),\xi_{X'_2})$ とは、$\mathbf C/Y'$ の同型 $\varphi\colon X'\to X'_2$ で $F(\varphi)(\xi_{X'_2})=\xi_{X'}$ となるもので結ばれる(本書『1-1 米田の対応と表現可能関手』の主結果「普遍問題の解の一意性」を圏 $\mathbf C/Y'$ で使う)。$f'_2\varphi=f'$ なので、本書『2-4 安定性と射のクラス』の主結果「底変換で安定な射のクラスの判定」の (b) により $f'_2$ も $\mathcal S$ に属する。$F(v_2\varphi)\xi_X=F(\varphi)\xi_{X'_2}=\xi_{X'}$ なので $v_2\varphi=v$ で、$\varphi$ は組の同型である。
段 2(射 $w$).$f'$ は有効エピなので $R'=X'\times_{Y'}X'$ が存在する。$\xi_{X'}\in F_\eta(X',f')$ なので $u(\xi_{X'})=G(f')(\eta)$ で、$u(F(p'_i)\xi_{X'})=G(p'_i)G(f')(\eta)=G(f'p'_i)(\eta)$ は $i=1,2$ で等しい。したがって $(F(p'_1)\xi_{X'},F(p'_2)\xi_{X'})\in(F\times_GF)(R')$ で、$R$ の普遍性により $F(w)(\xi^i_R)=F(p'_i)(\xi_{X'})$ を満たす $w\colon R'\to R$ がただ一つある。$F(p_iw)\xi_X=F(w)\xi^i_R=F(p'_i)F(v)\xi_X=F(vp'_i)\xi_X$ なので $p_iw=vp'_i$ である。
段 3(カルテシアン性).本書『3-1 有効エピと降下』の補題「カルテシアン性は点ごとに確かめられる」により、各 $Z$ で、$p_1c=vt$ を満たす $c\in R(Z)$、$t\in X'(Z)$ に、$wc'=c$、$p'_1c'=t$ を満たす $c'\in R'(Z)$ がただ一つあることを示せばよい。上の定理の段 3 により $c$ は組 $(a_1,a_2)$、$a_1=vt$、$u(F(a_1)\xi_X)=u(F(a_2)\xi_X)$ で、$c'$ は組 $(t',s)$、$f't'=f's$ で表され、$wc'=(vt',vs)$ である。したがって、$f's=f't$ かつ $vs=a_2$ を満たす $s\in X'(Z)$ がただ一つあることを示せばよい。$Z$ を $f't$ で $Y'$ の上の対象とみると、$F_\eta$ の普遍性により、$s\mapsto F(s)\xi_{X'}=F(vs)\xi_X$ は $\{s: f's=f't\}$ から $\{x\in F(Z): u(x)=G(f't)(\eta)\}$ への全単射である。$x=F(a_2)\xi_X$ はこの集合に入る。実際 $u(F(a_2)\xi_X)=u(F(vt)\xi_X)=u(F(t)\xi_{X'})=G(t)G(f')(\eta)$ である。ゆえに $F(vs)\xi_X=F(a_2)\xi_X$、すなわち $vs=a_2$ となる $s$ がただ一つある。以上で $(X',f',v)$ は降下の組で、段 1 により類は組の選び方によらない。
段 4(自然性).$h\colon Y''\to Y'$ と $\eta''=G(h)(\eta)$ をとる。$f'\in\mathcal S$ なので $X''=X'\times_{Y'}Y''$(射影 $q\colon X''\to X'$、$f''\colon X''\to Y''$)が存在し、安定性により $f''\in\mathcal S$ である。$Y''$ の上の対象 $(T,t)$ について、$c\mapsto qc$ は $\mathrm{Hom}_{Y''}(T,X'')$ から $\mathrm{Hom}_{Y'}((T,ht),(X',f'))$ への全単射で、$s\mapsto F(s)\xi_{X'}$ はそこから $F_\eta(T,ht)=\{x: u(x)=G(ht)(\eta)=G(t)(\eta'')\}=F_{\eta''}(T,t)$ への全単射である。合成は $c\mapsto F(c)(F(q)\xi_{X'})$ なので、$((X'',f''),F(q)\xi_{X'})$ は $F_{\eta''}$ を表す。$F(vq)\xi_X=F(q)\xi_{X'}$ なので、$\alpha(Y'')(\eta'')=[X'',f'',vq]=G'(h)(\alpha(Y')(\eta))$ である。
段 5(単射).$\alpha(\eta_1)=\alpha(\eta_2)$ とし、組の同型 $\varphi\colon X'_1\to X'_2$($f'_2\varphi=f'_1$、$v_2\varphi=v_1$)をとる。$G(f'_j)(\eta_j)=u(\xi_{X'_j})=u(F(v_j)\xi_X)=G(v_j)(\eta_X)$ なので、
$$G(f'_1)(\eta_2)=G(\varphi)G(f'_2)(\eta_2)=G(\varphi)G(v_2)(\eta_X)=G(v_1)(\eta_X)=G(f'_1)(\eta_1)$$
である。(b) により $f'_1$ は $G$ 有効降下の射で、とくに $G(f'_1)$ は単射なので $\eta_1=\eta_2$ である。
段 6(全射).降下の組 $(X',f',v)$ をとり、$\xi_{X'}=F(v)\xi_X$、$\eta_{X'}=u(\xi_{X'})=G(v)(\eta_X)$ とおく。$G(p_i)(\eta_X)=u(F(p_i)\xi_X)=u(\xi^i_R)$ は、$(\xi^1_R,\xi^2_R)\in(F\times_GF)(R)$ なので $i=1,2$ で等しい。したがって $G(p'_i)(\eta_{X'})=G(vp'_i)(\eta_X)=G(w)G(p_i)(\eta_X)$ も $i=1,2$ で等しい。(b) により $f'$ は $G$ 有効降下の射なので、$G(f')(\eta)=\eta_{X'}$ を満たす $\eta\in G(Y')$ がただ一つある。$\alpha(\eta)=[\bar X',\bar f',\bar v]$(普遍元 $\xi_{\bar X'}$)とする。$u(\xi_{X'})=G(f')(\eta)$ なので $\xi_{X'}\in F_\eta(X',f')$ で、$F_\eta$ の普遍性により $F(r)(\xi_{\bar X'})=\xi_{X'}$ を満たす $Y'$ 上の射 $r\colon X'\to\bar X'$ がただ一つある。$F(\bar vr)\xi_X=F(r)\xi_{\bar X'}=\xi_{X'}=F(v)\xi_X$ なので $\bar vr=v$ である。$\bar R'=\bar X'\times_{Y'}\bar X'$ とし、$r$ の誘導する $r_R\colon R'\to\bar R'$($\bar p'_ir_R=rp'_i$)をとる。$p_i\bar wr_R=\bar v\bar p'_ir_R=\bar vrp'_i=vp'_i=p_iw$ なので、同値の対の単射性により $\bar wr_R=w$ である。本書『0-2 圏と前層』の補題「カルテシアン正方形の貼り合わせ」を、右の正方形 $(\bar w,\bar p'_1,p_1,\bar v)$($[\bar X',\bar f',\bar v]$ の条件 (c) によりカルテシアン)と左の正方形 $(r_R,p'_1,\bar p'_1,r)$ に当てると、外側 $(w,p'_1,p_1,v)$ がカルテシアンなので、左の正方形もカルテシアンである。本書『3-1 有効エピと降下』の主結果「カルテシアン正方形の降下」を、$\bar f'$、$f'$、$g=\mathrm{id}_{Y'}$、$v=r$($\bar f'r=f'$)とこの左の正方形に当てる。$f'\in\mathcal S$ は普遍有効エピなので、正方形 $(r,f',\bar f',\mathrm{id}_{Y'})$ はカルテシアンである。$(\bar X';\mathrm{id},\bar f')$ も同じファイバー積なので(本書『0-2 圏と前層』の補題「極限の普遍性と一意性」の (4))、両者を結ぶ射 $r$ は同型で(同じ補題の (1))、組の同型である。ゆえに $\alpha(\eta)=[X',f',v]$ である。
段 7(大きさ).段 5・6 により $G'(Y')$ は $G(Y')\in\mathcal U$ と一対一なので、$G'$ は(値を代表の集合に取り替えれば)前層で、$\alpha$ は前層の同型である。
段 5 は (b) のうち「$G(f')$ が単射」の部分だけを、段 6 は等化子の条件の全体を使う。(c) はまだ使っていない。$G$ は、$X$ の $\mathcal S$ 局所的な写しに $\eta$ を引き戻したものの全体として、すでに決まっている。残るのは、この関手が一つの対象で表されるかどうかで、それを決めるのが (c) である。
主定理(商による表現可能性の判定)の証明である。
段 1((i) から (a)).$G$ が $(Y,\eta_Y)$ で表され、$u$ を表す射 $f$ が $\mathcal S$ に属するとする。本書『2-4 安定性と射のクラス』の主結果「底変換で安定な射のクラスの判定」により、すべてのファイバー $F_\eta$ は $\mathcal S$ に属する射で表される。
段 2((i) から (b)).$\mathcal S$ の元は有効エピで、$G$ は表現可能なので、本書『3-1 有効エピと降下』の主結果「有効エピと表現可能な関手の降下」により、$\mathcal S$ の元は $G$ 有効降下の射である。
段 3((i) から (c)).$f$ は有効エピなので $X\times_YX$(射影 $\mathrm{pr}_1,\mathrm{pr}_2$)が存在する。$(X\times_YX,(F(\mathrm{pr}_1)\xi_X,F(\mathrm{pr}_2)\xi_X))$ は $F\times_GF$ を表す。実際、$Z$ 点 $c$ は組 $(a_1,a_2)$、$fa_1=fa_2$ と一対一で(本書『0-2 圏と前層』の補題「Hom は極限を保つ」)、$u(F(a)\xi_X)=G(a)G(f)(\eta_Y)=G(fa)(\eta_Y)$ と $(Y,\eta_Y)$ の普遍性から、$fa_1=fa_2$ は $u(F(a_1)\xi_X)=u(F(a_2)\xi_X)$ と同じだからである。本書『1-1 米田の対応と表現可能関手』の主結果「普遍問題の解の一意性」により、$F(\mathrm{pr}_i\varphi)\xi_X=\xi^i_R$、すなわち $\mathrm{pr}_i\varphi=p_i$ を満たす同型 $\varphi\colon R\to X\times_YX$ がある。本書『3-1 有効エピと降下』の補題「有効エピの定める同値の対」により $X\times_YX$ は有効な同値の対で $f$ はその商射であり、同型 $\varphi$ で移して、$R$ も有効で $f$ はその商射である(本書『0-2 圏と前層』の補題「エピと余等化子」の (3))。商射の別の選び方は $f$ に目標の側の同型を合成したものなので、本書『2-4 安定性と射のクラス』の主結果「底変換で安定な射のクラスの判定」の (b) により $\mathcal S$ に属する。
段 4((ii) から $G\cong h_{X/R}$).(a)(b) により、上の定理(降下データの関手との一致)の同型 $\alpha\colon G\to G'=B_R$ がある。(c) により $R$ は有効で、商射 $q\colon X\to X/R$ は $\mathcal S$ に属する。$K=X\times_{X/R}X$ とし、$\varphi=(p_1,p_2)\colon R\to K$ を有効性の同型とする。$Y'$ の上の組 $(X',f',v)$ が $R$ について降下の組であることと、$K$ について降下の組であることは同じである。(b) の射 $w$ は $\varphi w$ に対応し、(c) の正方形は同型 $\varphi$ の合成で移る(本書『0-2 圏と前層』の補題「極限の普遍性と一意性」の (3))からである。底変換による関手の構造も $R$ によらないので $B_R=B_K$ である。本書『3-1 有効エピと降下』の主結果「商対象への射の記述」を $q\in\mathcal S$ に当てると、$\beta\colon B_K\to h_{X/R}$(組 $(X',f',v)$ に $g'f'=qv$ となる $g'$ を対応させるもの)は関手の同型である。したがって $\Theta=\beta\circ\alpha\colon G\to h_{X/R}$ は前層の同型で、$G$ は表現可能である。
段 5($u$ を表す射は商射).$\eta_{X/R}=\Theta(X/R)^{-1}(\mathrm{id}_{X/R})$ とおくと、本書『1-1 米田の対応と表現可能関手』の補題「表現の二つの言い方」により $(X/R,\eta_{X/R})$ は $G$ を表し、$\Theta$ の自然性から $\Theta(Z)(G(a)(\eta_{X/R}))=a$($a\colon Z\to X/R$)である。したがって $u$ を表す射は $\Theta(X)(\eta_X)$ である。上の補題(同値の対の片と普遍元の上のファイバー)により $((R,p_1),\xi^2_R)$ は $F_{\eta_X}$ を表す。上の定理の段 1 と (a) により $p_1$ は $\mathcal S$ に属し、$F(v)\xi_X=\xi^2_R=F(p_2)\xi_X$ から $v=p_2$ なので、$\alpha(X)(\eta_X)=[R,p_1,p_2]$ である。$\beta$ はこれを $g'p_1=qp_2$ を満たす $g'\colon X\to X/R$ に送る。$qp_1=qp_2$ なので $g'=q$ はこれを満たし、$p_1$ は有効エピでエピなので、そのような $g'$ は $q$ に限る。ゆえに $u$ を表す射は $q$ で、(c) により $\mathcal S$ に属する。
段 5 で、$u$ を表す射が商射 $X\to X/R$ そのものであることが分かった。$G$ は $X$ を同値の対 $R$ で割った商で表され、$u$ はその商射に当たる。
原論文の (ii)⇒(i) の証明は、系 4.8 で $G\cong G'$ を得たあと、「$R$ が有効な同値の対で商射が $\mathcal S$ に属するなら、系 4.3 により $G'$ は $X/R$ で表される。これで定理 4.7 の証明が終わる」と結ぶ(印字 11-21)。しかし (i) は $G$ の表現可能性に加えて「$u$ を表す射が $\mathcal S$ に属すること」を主張し、原論文はこの後半に触れない。$G\cong h_{X/R}$ だけからは、$u$ を表す射が $X\to X/R$ のどれであるかは分からない。原論文の推論のままでは結論に届かない段である。本書は上の証明の段 5 で、$\eta_X$ に対応する降下の組が $(R,p_1,p_2)$ であること(上の補題(同値の対の片と普遍元の上のファイバー))と、系 4.3 の逆写像がそれを商射に送ることを示して埋めた。原論文は $\alpha$ の関手性も「系 3.9 を見よ、容易に確かめられる」とするだけなので(印字 11-19)、本書は上の定理(降下データの関手との一致)の段 4 で確かめた。
原論文は定理の後に、クラス $\mathcal S$ の選び方について二つの注意を置く。どちらも事実を述べるだけで証明が無いので、本頁が証明を与える。最初は、$G$ から決まる最大のクラスである。
$\mathcal S_{\max}$ を、普遍有効エピ $h\colon X_1\to Y_1$ で、どの $Y'\to Y_1$ とどのファイバー積 $X_1\times_{Y_1}Y'$ の選び方についても射影 $X_1\times_{Y_1}Y'\to Y'$ が $G$ 有効降下の射であるもの全体とする。
(1) $\mathcal S_{\max}$ は底変換で安定で、元はすべて有効エピで、上の定理(商による表現可能性の判定)の条件 (b) を満たす。
(2) $\mathcal S$ が上の定理の前提と条件 (b) を満たせば、$\mathcal S\subset\mathcal S_{\max}$ である。したがって、$\mathcal S$ について (a)(c) が成り立てば $\mathcal S_{\max}$ についても成り立つ。
(3) $G$ が表現可能なら、$\mathcal S_{\max}$ は普遍有効エピの全体に一致する。とくに $u$ を表す射が普遍有効エピなら、$\mathcal S_{\max}$ について上の定理の (i)、したがって (ii) が成り立つ。
原論文は、$\mathcal S_{\max}$ をとると表現可能性の「最も広い仮定」が得られ、判定は $u$ を表す射が普遍有効エピである限り「理論的には」いつでも使える、と書く(印字 11-21)。(2) の意味で $\mathcal S_{\max}$ は最も弱い条件を与えるが、その元を実際に見分けるのは難しい。それが次の注意の出発点である。
$\mathcal S$ が上の定理の前提に加えて次の条件 (P) を満たすとする。(P) $\mathbf C$ のどの同値の対 $p_1,p_2\colon R_1\rightrightarrows X_1$ についても、$p_1$ が $\mathcal S$ に属するなら、$R_1$ は有効で、商射 $X_1\to X_1/R_1$ は $\mathcal S$ に属する。このとき、上の定理の条件 (c) は条件 (a) から従う。
(a) により $u$ は表現可能で、上の定理(ファイバー積が定める同値の対)により $F\times_GF$ を表す $R$ は同値の対である。上の補題(同値の対の片と普遍元の上のファイバー)により、$((R,p_1),\xi^2_R)$ は $F_{\eta_X}$ を表す。(a) により $F_{\eta_X}$ は $\mathcal S$ に属する射 $T\to X$ で表され、二つの表し方は $X$ の上の同型で結ばれる(本書『1-1 米田の対応と表現可能関手』の主結果「普遍問題の解の一意性」)ので、本書『2-4 安定性と射のクラス』の主結果「底変換で安定な射のクラスの判定」の (b) により $p_1$ は $\mathcal S$ に属する。(P) により $R$ は有効で、商射は $\mathcal S$ に属する。これが (c) である。
原論文は「(c) は他の二つの条件から従う」と書くが、上の証明が使うのは (a) だけである。(b) は主定理の残りの部分で使う。足した仮定(同値の対の読み)は、(P) の「同値の対」を主結果 1 の対と同じ意味で読むために要る。
原論文は注意 4.10 で、実際には普遍有効エピを特徴づける方法が分からないので、扱いやすいクラス、たとえば忠実平坦な射(全射で平坦な射)で作業するほうがよいと述べ、忠実平坦な射は後の講演で扱うと予告する(印字 11-21〜11-22)。どの講演かを本書は特定していない。さらに、一般には条件 (c) が最も確かめにくい、と括弧で添える。どれも所見と予告で、本書は判定しない。
最後の文は、主結果 5 の条件 (P) を満たすクラスの例についての主張である。原論文はこれを事実として述べるが、証明は無い。
原論文は、条件 (P) の形の定理が成り立つ場合があり、代数幾何にその重要な例があって「d'ailleurs transposables à la géométrie analytique」と述べ、文献 [1] III(Gro61quot)を引く(印字 11-22)。本書はこの主張を[未完結]とする。第一に、どのクラス $\mathcal S$ についての、どの形の定理を指すのかが本講演に書かれていない。第二に、解析幾何への移し替えの証明は、本講演にも文献 [1] III にも無い(本書は文献 [1] III を同値の対の定義の所しか開いていない)。本書は精確な主張の形も証明も立てられない。第 4 章の貼り合わせの判定は、(P) に頼らず (c) を直接確かめる(本書『4-2 局所的な関手の表現可能性』)。
主結果 2 の境界の場合を確かめておく。$F$ は $(X,\xi_X)$ で表されるので $G(X)$ は元 $\eta_X$ をもち、$\mathcal S$ が空なら (a) は $\eta_X$ で破れ、(i) も破れる。(a)(b) の下では、$G(Y')$ が空な対象で、上の定理(降下データの関手との一致)により $G'(Y')$ も空である。集合の圏で $X=\emptyset$ のときも、$R=\emptyset$ で以上の議論はそのまま通る。
集合の圏では条件 (b)(c) が自動的に成り立ち、主定理は条件 (a) だけの判定になる。まずそれを確かめ、次に第 4 章で主定理がどう使われるかを予告する。条件 (b) または (c) の一つだけを外して結論が崩れる例は、本書は検算できたものを持たないので載せない。
$\mathbf C=(\mathrm{Ens})$、$\mathcal S$ を全射の全体とする(本書『3-1 有効エピと降下』の例「集合の圏の全射は普遍有効エピ」により、主定理の前提を満たす)。
(1) 条件 (c) は自動的に成り立つ。$R$ は集合の圏の同値の対なので、本書『3-1 有効エピと降下』の例「同値関係の商集合と有効な同値の対」により有効で、商射は全射である。
(2) 条件 (b) は、どの前層 $G$ についても成り立つ。全射 $f\colon X_1\to Y_1$ をとる。$Y_1=\emptyset$ なら $X_1=\emptyset$ で $f$ は恒等写像なので明らかである。$Y_1\ne\emptyset$ なら、選択公理により $fs=\mathrm{id}$ となる $s\colon Y_1\to X_1$ がある。$G(s)G(f)=\mathrm{id}$ なので $G(f)$ は単射である。$x\in G(X_1)$ が $G(\mathrm{pr}_1)x=G(\mathrm{pr}_2)x$ を満たすとき、$f\circ sf=f$ なので $\sigma=(\mathrm{id},sf)\colon X_1\to X_1\times_{Y_1}X_1$ があり、
$$x=G(\mathrm{pr}_1\sigma)x=G(\sigma)G(\mathrm{pr}_1)x=G(\sigma)G(\mathrm{pr}_2)x=G(\mathrm{pr}_2\sigma)x=G(sf)x=G(f)(G(s)x)$$
である。ゆえに $f$ は $G$ 有効降下の射である。
(3) したがって集合の圏では、主定理は「$G$ が表現可能で $u$ を表す写像が全射であることは、(a) と同値」と読める。このとき $G$ は、$X$ を関係「$u(F(a_1)\xi_X)=u(F(a_2)\xi_X)$」(一点集合からの写像 $a_1,a_2$ で見たもの)で割った商集合で表され、$u$ はその商写像に当たる。
(4) 条件 (a) は自動的ではない。本書『1-2 前層の圏の極限と関手で与える構造』の例「前層の積と表現対象の積」の前層 $H(T)=\mathrm{Hom}(T,\{a\})\sqcup\mathrm{Hom}(T,\{b\})$ をとる。$X=\{a\}$、$F=h_X$、$\xi_X=\mathrm{id}_X$ とし、$u\colon F\to H$ を $H(X)$ の第 1 成分の元 $\mathrm{id}_{\{a\}}$ の定める射とする(本書『1-1 米田の対応と表現可能関手』の主結果「米田の対応」)。$H(\emptyset)$ の第 2 成分の元 $\eta$ について、$(\mathrm{Ens})/\emptyset$ の対象は $\emptyset$ だけで、$F_\eta(\emptyset)$ は空写像 $\emptyset\to X$ の像が $\eta$ になる場合の集合だが、その像は第 1 成分の元なので $F_\eta(\emptyset)=\emptyset$ である。表現可能な前層の値は表す対象の上で空でないので、$F_\eta$ は表現可能でなく、(a) は破れる。実際 $H$ は表現可能でない(同じ例の (b))。
第 4 章では、$\mathbf C$ を解析空間の圏 $(\mathrm{An})$(またはその上の圏 $(\mathrm{An})_{/S}$)、$\mathcal S$ を局所化射(全射で、源が開集合の非交和に分かれ、各片の上で開はめ込みである射)のクラスにとる。本書『4-1 局所化射と貼り合わせの商』の主結果「局所化射の基本性質」は、このクラスが主定理の前提を満たすことを示す。そのとき条件 (a) は「各ファイバーが開はめ込みの非交和で表され、底を覆う」ことに、(b) は $G$ が開被覆について層になること(本書『4-2 局所的な関手の表現可能性』の主結果「局所的な関手の言い換え」)に、(c) は開はめ込みで局所的な同値の対の貼り合わせ(本書『4-1 局所化射と貼り合わせの商』の主結果「はめ込みで局所的な同値の対の商」)に言い換わる。こうして主定理から、本書『4-2 局所的な関手の表現可能性』の主結果「開部分関手で覆われる局所的な関手の表現可能性」が導かれる。ここでは言い換えの見取り図を述べるだけで、証明と、そこで要る足した仮定(解析空間は分離的とは限らないこと、空の和と空の被覆の扱い)は第 4 章に置く。
以下は後代の展開の紹介である(2026 年時点の一般的な記述。本書は各文献の該当箇所を確かめていない)。
本頁が対応する原論文は Techniques de construction en géométrie analytique IV Gro61iv の第 4 節の後半である。
| 本頁 | 原論文 | 印字頁 |
|---|---|---|
| 定理(ファイバー積が定める同値の対) | 注意 4.4 の後の設定と命題 4.5、その証明 | 11-16〜11-17 |
| 補題(同値の対の片と普遍元の上のファイバー) | 定理 4.7 の証明の中の $(\mathrm D_1)$ のカルテシアン性の段 | 11-19 |
| 定義(降下データの前層) | 定理 4.7 の証明の $G'(Y')$ の定義 | 11-18 |
| 定理(商による表現可能性の判定) | 定理 4.7 とその証明 | 11-17〜11-21 |
| 定理(降下データの関手との一致) | 定理 4.7 の証明の第一段($\alpha$ の定義、単射、全射)と系 4.8 | 11-18〜11-21 |
| 注意(原論文の証明の終わり方) | 系 4.8 の後の段 | 11-21 |
| 注意(印字の読み(命題 4.5 と定理 4.7 の証明)) | 命題 4.5 と定理 4.7 の証明の記号 | 11-17〜11-20 |
| 定理(最大の射のクラス) | 注意 4.9 | 11-21 |
| 定理(有効性の条件の省略)、注意(原論文の注意 4.10 の所見) | 注意 4.10 | 11-21〜11-22 |
| 注意(代数幾何の判定例の解析幾何への移し替え) | 注意 4.10 の括弧(文献 [1] III への送り) | 11-22 |
| 例(集合の圏での定理の読み)、例(開被覆に沿った降下の予告) | 原論文に無い(本書が補った) | — |
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