$X$ を $\mathbb{F}$ 上のノルム空間とする。任意の $x\in X$ に対し $\iota(x)\in X^{**}$ を、
$$
\iota(x)\colon X^*\ni \varphi\mapsto \varphi(x)\in \mathbb{F}
$$
と定義する。このとき線形写像
$$
\iota\colon X\ni x\mapsto \iota(x)\in X^{**}
$$
は
定理4
よりノルムを保存する。$\iota:X\rightarrow X^{**}$ を $X$ の第二双対空間への埋め込みと言う。
$X$ を $\mathbb{F}$ 上のノルム空間とする。 定理3 より $X^*$ は $X$ 上の線形汎関数の分離族である。$X^*$ が誘導する $X$ 上の汎弱位相を $X$ の弱位相と言う。
命題1
より $X$ のネット $(x_{\lambda})_{\lambda\in\Lambda}$ と $x\in X$ に対し、
$$
\text{弱位相に関して }x_{\lambda}\rightarrow x\quad\Leftrightarrow\quad\text{任意の }\varphi\in X^*\text{ に対して }\varphi(x_{\lambda})\rightarrow\varphi(x)
$$
である。
命題3 より弱位相に関して連続な $X$ 上の線形汎関数全体は $X^*$ に一致する。