4-0 章の見取り図

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この章の問い

有限群の位数の素因数分解から、群の構造について何が言えるか。

道筋

この章は 1 ページ(Sylow の定理)である。二項係数の補題を準備し、第一・第二・第三 Sylow 定理を順に証明する。存在は $p^n$ 個の元からなる部分集合への作用、共役は $G/Q$ への作用、個数は正規化群の作用で示す。

読み方

第3章の軌道安定化群定理と Cauchy の定理を先に読むこと。証明では作用を 3 回使うので、どの集合にどの群を作用させているかを毎回確かめながら進む。

章末で言えること

位数 $p^n m$($p\nmid m$)の群には位数 $p^n$ の部分群が存在し、それらは互いに共役で、個数 $n_p$ は $m$ を割り $n_p\equiv1\pmod p$ を満たす。

前の章から持ち込むもの

軌道安定化群定理、正規化群、Cauchy の定理。

参考文献

[1]
David S. Dummit and Richard M. Foote, Abstract Algebra, 3rd ed., Wiley, 2004

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