混合 Chern 類は群のコホモロジーと基礎のコホモロジーの両方に次数をもつ類なので、二つのコホモロジー次元の和を次数が超えると消える。本頁は原論文の小節 5.2 と 5.4 に沿ってこの消滅と、有理係数の次元による捩れ性を示し、そこから表現の定義体の超越次数の下界と、有限生成アーベル群の表現の類の消滅を導く。有理係数の次元が群の拡大と有限指数の部分群で変わらないこともここで証明する。
$(X,G)$ は作用群つきスキーム($G$ は離散群)、$\ell$ は $X$ の上で可逆な素数、$\mathbb E$ は $(X,G)$ 上の作用つき局所自由加群、$c_i(\mathbb E)(\ell)\in H^{2i}(X,G;T_\ell^{\otimes i})$ はその ℓ 進混合 Chern 類である。$\operatorname{cd}_\ell$ は ℓ コホモロジー次元、$\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(G)$ は有理係数の次元、$\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(X)$ は ℓ の冪の捩れを無視した次元である(定義は下)。$P$ は素体、$\operatorname{deg.tr}$ は超越次数を表す。
本頁の主結果は次の七つである。
原論文の §5 は、基礎体が分離閉でない算術的な場合の混合 Chern 類を調べる。小節 5.1 で混合コホモロジーを Künneth 公式と普遍係数の完全列で計算する道具を揃え(本書『6-1 作用が自明なときの Künneth 公式と普遍係数』)、小節 5.2 はその最初の応用として、次数だけから Chern 類の消滅と捩れ性を引き出す。原論文はスペクトル系列から「ただちに」従うと書く(印字 p. 273)。
この議論には二種類の次元が現れる。一つは ℓ コホモロジー次元で、群 $G$ が位数 $\ell$ の元を一つでももてば無限大になるので、原論文自身が「まったく例外的にしか有限でない」と注意する。そこで原論文は、有理係数の次元 $\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(G)$ と、基礎の側で ℓ の冪の捩れを無視した次元 $\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(X)$ を導入し、両者の和で Chern 類の捩れ性を述べ直す。原論文は、実際に出会う重要な離散群は有理係数の次元が有限で、この有限性は群の拡大と有限指数の部分群への移行で保たれる、と注意する(印字 pp. 274–275)。前半は範囲の定まらない見立てで本書は判定しないが、後半は主結果 3 として証明する。
基礎体の側には、体のコホモロジー次元の公式(原論文は SGA4 を引く)があり、素体の上で有限型の体では超越次数で次元が決まる。これと組み合わせると、捩れでない Chern 類をもつ表現は超越次数の小さい体の上では定義できない、という結論が出る((5.14))。小節 5.4 は、本書『6-3 Kummer 類の積と捩れでない高次の類』の自由アーベル群 $\mathbf Z^n$ の例で、群をより階数の小さい群に替えられないことを (5.20) として示す。その証明の最後で使う「いつものトレース論法」(印字 p. 280)も本頁で書く。
原論文の次元は、群の次元と基礎の次元の二組がある。群の次元は本書『0-2 群のコホモロジーと分類空間』の定義「群のコホモロジー次元と有理係数の次元」で定めた。$\operatorname{cd}_\ell(G)$ は ℓ 準素な捩れ群である $G$ 加群のコホモロジーが消える次数の下限、$\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(G)$ は $\mathbf Q[G]$ 加群のコホモロジーが消える次数の下限である。基礎の次元を作用群つきの場合も含めて定める。
$X$ をスキーム、$\ell$ を $X$ の上で可逆な素数とする。$X_{\text{ét}}$(または $(X_{\text{ét}},G)$)上の可換群の層 $F$ が ℓ の冪で消えるとは、ある $m$ で $\ell^mF=0$ となることをいう。
(1) ℓ の冪で消えるすべての $F$ について $q>n$ で $H^q(X,F)=0$ となる最小の $n$(なければ $+\infty$)を $\operatorname{cd}_\ell(X)$ と書く。同じことを混合コホモロジー $H^q(X,G;F)$ で定めたものを $\operatorname{cd}_\ell(X,G)$ と書く。
(2) 各 $q>n$ について、ある $s=s(q)$ があって、ℓ の冪で消えるすべての $F$ について $\ell^{s}H^q(X,F)=0$ となる、そのような最小の $n$ を $\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(X)$ と書く。定義から $\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(X)\le\operatorname{cd}_\ell(X)$。
(3) 体 $k$ では、$\operatorname{Spec}k$ 上の ℓ の冪で消える層は、ℓ の冪で消える離散 $\pi_k$ 加群であり、とくに ℓ 準素な捩れ加群なので、$\operatorname{cd}_\ell(\operatorname{Spec}k)\le\operatorname{cd}_\ell(k):=\operatorname{cd}_\ell(\pi_k)$ である。
原論文(印字 p. 274)と本書『0-3 エタールコホモロジーと Galois コホモロジー』の定理「有限性とコホモロジー次元の上界」の (3) は $\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(X)$ を「ℓ 捩れのエタール層」(各切断が ℓ の冪で消える層と読む)すべてで定める。本頁は ℓ の冪で消える層に限って定めた。ℓ の冪で消える層は ℓ 捩れ層なので、層を限るほど条件は弱く、本頁の $\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(X)$ は 0-3 の量以下で、二つの定義は矛盾しない。この量を仮定に使う主結果(有理係数の次元による捩れ性、定義体の超越次数の下界)は、そのぶん仮定が弱い。一方、この量の上界を結論とする主結果(素体上有限型の体のコホモロジー次元と ℓ=2 の置き換え)は、証明を ℓ 捩れ層すべてについて行うので、0-3 の量についても成り立つ。Chern 類の係数 $\mu_{\ell^\nu}^{\otimes i}$ は ℓ の冪で消えるので、これで足りる。
Chern 類の側では、ℓ 進 Chern 類 $c_i(\mathbb E)(\ell)=(c_i^{(\ell^\nu)}(\mathbb E))_\nu$ の各成分が $H^{2i}(X,G;\mu_{\ell^\nu}^{\otimes i})$ にあること(本書『2-4 係数の変更と ℓ 進 Chern 類』の定義「ℓ 進の係数と ℓ 進 Chern 類」)だけを使う。ℓ 進の類が捩れであるとは、ある整数 $N\ge1$ で $Nc_i(\mathbb E)(\ell)=0$ となること、すなわち $\mathbf Q_\ell$ 係数への像が $0$ であることをいう。
次の事実は証明せずに引用する。出典は主に SerGal64、SGA4、CE56、HS53 で、該当箇所の番号は本頁では確かめていない。要点は本書『0-2 群のコホモロジーと分類空間』『0-3 エタールコホモロジーと Galois コホモロジー』にある。
最初の二つの主結果は、混合コホモロジーの次数を二つの次元で数える。前者は群の ℓ 次元を、後者は有理係数の次元を使う。
$(X,G)$ を作用群つきスキーム、$\ell$ を $X$ の上で可逆な素数とする。
段 1(スペクトル系列の $E_2$ 項).$F$ を $(X_{\text{ét}},G)$ 上の層で $\ell^mF=0$ となるものとする。作用を忘れた層も $\ell^m$ で消えるので、$H^b(X,F)$ は $\ell^m$ で消える $G$ 加群であり、とくに ℓ 準素な捩れ加群である。本書 2-1 の定理「混合コホモロジーのスペクトル系列」の $E_2^{a,b}=H^a(G,H^b(X,F))$ は、$b>\operatorname{cd}_\ell(X)$ なら $H^b(X,F)=0$ により、$a>\operatorname{cd}_\ell(G)$ なら $\operatorname{cd}_\ell(G)$ の定義により $0$ である。$a+b=q>\operatorname{cd}_\ell(X)+\operatorname{cd}_\ell(G)$ ならどちらかが成り立つので、$E_2^{a,b}=0$ で、収束する系列の極限 $H^q(X,G;F)$ も $0$ である。これが 1 である。
段 2(Chern 類).$c_i^{(\ell^\nu)}(\mathbb E)\in H^{2i}(X,G;\mu_{\ell^\nu}^{\otimes i})$ で、$\mu_{\ell^\nu}^{\otimes i}$ は $\ell^\nu$ で消えるので、段 1 によりこの群は $2i>\operatorname{cd}_\ell(X)+\operatorname{cd}_\ell(G)$ で $0$ である。すべての成分が $0$ なので $c_i(\mathbb E)(\ell)=0$。これが 2 である。
段 3(自由アーベル群).$\operatorname{cd}_\ell(\mathbf Z^r)=r$(本書 0-2 の定義「群のコホモロジー次元と有理係数の次元」の (1))を 2 に代入する。
原論文は $G=\mathbf Z^r$ の場合を $\mathbf Z^r$ の分類空間がトーラスであることから読む。消滅は Chern 類の定義を使わず、係数の群そのものが消えることから出ている。この評価は $G$ が有限群を含むと役に立たない。位数 $\ell$ の元があれば $\operatorname{cd}_\ell(G)=+\infty$ だからである(下の定理(有理係数のコホモロジー次元の安定性)の 3)。そこで有理係数に移る。
$G$ は $X$ に自明に作用し、$H_j(G,\mathbf Z)$ は $j\le2i$ で有限生成であるとする。$2i>\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(X)+\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(G)$ なら、$\nu$ によらない整数 $N\ge1$ があって $N\cdot H^{2i}(X,G;\mu_{\ell^\nu}^{\otimes i})=0$ がすべての $\nu$ で成り立つ。とくに $(X,G)$ 上のすべての作用つき局所自由加群 $\mathbb E$ について $Nc_i(\mathbb E)(\ell)=0$ で、$c_i(\mathbb E)(\ell)$ は捩れである。
段 1(普遍係数の完全列).$H_p=H_p(G,\mathbf Z)$、$H^q_\nu=H^q(X,\mu_{\ell^\nu}^{\otimes i})$ と書く。$G$ は $X$ にも係数にも自明に作用するので、本書 6-1 の主結果「普遍係数型の完全列」により
$$0\to\bigoplus_{p+q=2i}\operatorname{Ext}^1(H_{p-1},H^q_\nu)\to H^{2i}(X,G;\mu_{\ell^\nu}^{\otimes i})\to\bigoplus_{p+q=2i}\operatorname{Hom}(H_p,H^q_\nu)\to0$$
が完全である。和は $p,q\ge0$ の有限個の組をわたる。
段 2(各項を消す整数).組 $(p,q)$ で $p+q=2i>\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(X)+\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(G)$ なので、$q>\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(X)$ か $p>\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(G)$ のどちらかが成り立つ。
(a) $q>\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(X)$ なら、定義(スキームと作用群つきスキームのコホモロジー次元)の (2) により $\ell^{s(q)}H^q_\nu=0$ で、$s(q)$ は $\nu$ によらない。$\operatorname{Hom}(H_p,-)$ と $\operatorname{Ext}^1(H_{p-1},-)$ は加法的なので、両方の項が $\ell^{s(q)}$ で消える。
(b) $p>\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(G)$ なら $H^p(G,\mathbf Q)=0$ で、引用する事実 6 により $\operatorname{Hom}(H_p,\mathbf Q)=0$。$H_p$ は有限生成なので有限群で、その位数 $e_p$ で $\operatorname{Hom}(H_p,H^q_\nu)$ は消える。$H_{p-1}$ は有限生成なので $\mathbf Z^a\oplus T$($T$ は有限)と書け、$\operatorname{Ext}^1(H_{p-1},H^q_\nu)=\operatorname{Ext}^1(T,H^q_\nu)$ は $T$ の位数 $e'_{p-1}$ で消える。
段 3(結論).段 2 の整数($\ell^{s(q)}$、$e_p$、$e'_{p-1}$)はどれも $\nu$ によらない。部分群の側を消す整数の積 $N_1$ と商の側を消す整数の積 $N_2$ をとると、$N=N_1N_2$ は段 1 の中央の群を消す。$c_i^{(\ell^\nu)}(\mathbb E)$ はこの群の元なので $Nc_i(\mathbb E)(\ell)=0$ である。
原論文の書き方は、有理化した Künneth 公式 (5.7) を経由すると読める。上の証明は有限係数の段で一様な整数による零化を示すので、ℓ 進の整数形 (5.6) の一般の場合の問題(本書 6-1 で未完結とした主結果「ℓ 進の整数形の一般の場合」)には触れない。有理係数の次元がどの群で有限かを確かめるのに、次の安定性が役に立つ。
$G$ を離散群とする。
段 1(拡大).$V$ を $\mathbf Q[G]$ 加群とする。$\mathbf Q$ の元による掛け算は $V$ の $G$ 加群としての自己準同型なので、$H^b(N,V)$ は $\mathbf Q$ 上のベクトル空間で、$Q$ の作用と両立する。よって $H^b(N,V)$ は $\mathbf Q[Q]$ 加群である。引用する事実 1 の $E_2^{a,b}=H^a(Q,H^b(N,V))$ は $b>\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(N)$ か $a>\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(Q)$ で $0$ なので、$a+b>\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(N)+\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(Q)$ で $H^{a+b}(G,V)=0$ である。
段 2(有限指数).$\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(H)\le\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(G)$ は、$\mathbf Q[H]$ 加群の余誘導加群が $\mathbf Q[G]$ 加群であることと Shapiro の補題による(本書 0-2 の定義「群のコホモロジー次元と有理係数の次元」の (3))。逆に、$\mathbf Q[G]$ 加群 $V$ について引用する事実 2 により $\operatorname{res}\colon H^q(G,V)\to H^q(H,V)$ は単射なので、$q>\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(H)$ で $H^q(G,V)=0$ である。
段 3(有限群と位数 $\ell$ の元).前半は 2 を $H=\{1\}$ に当てたもの($\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(\{1\})=0$)である。有限群の位数を $\ell$ が割れば、Cauchy の定理により位数 $\ell$ の元がある。後半:位数 $\ell$ の部分群 $C$ について、Shapiro の補題により $H^{2m}(G,\operatorname{CoInd}_C^G\mathbf Z/\ell)\cong H^{2m}(C,\mathbf Z/\ell)\cong\mathbf Z/\ell\neq0$(すべての $m\ge1$)で、$\operatorname{CoInd}_C^G\mathbf Z/\ell=\operatorname{Hom}_{\mathbf Z[C]}(\mathbf Z[G],\mathbf Z/\ell)$ は $\ell$ 倍で消えるので ℓ 準素な捩れ加群である。よって $\operatorname{cd}_\ell(G)=+\infty$。
3 の後半は本書 0-2 が有限群について述べたことを、有限とは限らない群に広げたものである。したがって有限群を含む群の表現には上の定理(混合コホモロジーの次元の評価と消滅)が使えないが、有限指数の部分群が小さい分類空間をもてば、上の定理(有理係数の次元による捩れ性)が使える。原論文の「重要な離散群では有理係数の次元が有限」という見立てがどの範囲の群を指すかは、本書は判定しない(算術群については「その後の発展」に記す)。
基礎が体のスペクトルのとき、$\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}$ は体の Galois コホモロジーの次元で上から抑えられる。素体の上で有限型の体については、次元が超越次数で決まる。
$k$ を素体 $P$ の上で有限生成の体、$d=\operatorname{deg.tr}k/P$、$\ell$ を $k$ の標数と異なる素数とする。
段 1(等号の場合).1 は引用する事実 3 の等号の場合を $k/\mathbf F_p$($\operatorname{cd}_\ell(\mathbf F_p)=1$)に、2 の前半は $k/\mathbf Q$($\operatorname{cd}_\ell(\mathbf Q)=2$)に、2 の後半は $k/\mathbf Q(\sqrt{-1})$($\operatorname{cd}_2=2$、$\operatorname{deg.tr}k/\mathbf Q(\sqrt{-1})=d$)に当てたものである。$k$ は $P$ または $\mathbf Q(\sqrt{-1})$ の上で有限生成である。
段 2($\ell=2$ の置き換え).3 の前半は引用する事実 3 である。後半:$k'=k(\sqrt{-1})$ とおくと $[k':k]\in\{1,2\}$、$k'$ は $\mathbf Q(\sqrt{-1})$ の上で有限生成で超越次数 $d$ なので、段 1 により $\operatorname{cd}_2(k')=2+d$。$F$ を $\operatorname{Spec}k$ 上の 2 捩れ層、$q>2+d$ とすると、$F(k^{\mathrm s})$ は 2 準素な捩れ加群なので $\operatorname{cd}_2(k')$ の定義により $H^q(k',F)=0$ で、引用する事実 4 の $\operatorname{cor}\circ\operatorname{res}=[k':k]$ により $[k':k]H^q(k,F)=0$、とくに $2H^q(k,F)=0$ である。$s(q)=1$ として定義(スキームと作用群つきスキームのコホモロジー次元)の (2) の条件が満たされる。
原論文の (5.13) は、標数 $0$、$\ell=2$ で等号が成り立つ条件を「$k$ の中の $P$ の代数閉包 $k_0$ が純虚である」(実の埋め込みをもたない)ことで述べ、そうでなければ $\operatorname{cd}_2(k)$ は無限でありうると書く(印字 p. 275)。上の定理の 2 の後半が等号を主張するのは $\sqrt{-1}\in k$ の場合(このとき $k_0\ni\sqrt{-1}$ は純虚)だけである。$k_0$ が純虚だが $\sqrt{-1}$ を含まない場合(たとえば $k_0=\mathbf Q(\sqrt{-2})$)の等号は、純虚な数体の $\operatorname{cd}_2$ が $2$ であるという、本書が引用する事実に含めていない結果に依るので、本書は主張しない。
原論文は、$\ell=2$ の例外の場合も $\operatorname{cd}_\ell$ を $\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}$ に替えれば (5.13) は有効である、と等号の形で書く(印字 p. 275)。この後の (5.14) に要るのは上の定理の 3 の不等号だけで、本書は等号を確かめていない。また原論文は体のコホモロジー次元の公式の所在を SGA4 の第 IX 講と引くが、同書の体のコホモロジー次元の議論は第 X 講にあるとみられる。本書はどちらも確かめていない。
体のコホモロジー次元は超越次数で増えるので、捩れでない Chern 類があれば、表現を定義する体の超越次数が下から抑えられる。
$G$ を離散群で、$H_j(G,\mathbf Z)$ が $j\le2i$ で有限生成なものとする。$K$ を体、$k\subset K$ を部分体、$P$ をその素体、$\ell$ を $K$ の標数と異なる素数とし、$\varepsilon=1$(標数 $0$)、$\varepsilon=0$(標数 $p>0$)とおく。$G$ の $K$ の上の表現 $E$ が $k$ の上の表現 $E_k$ で $E\cong E_k\otimes_kK$ と書けるとき、$c_i(E)(\ell)\in H^{2i}(\operatorname{Spec}K,G;T_\ell^{\otimes i})$ が捩れでないなら
$$\operatorname{deg.tr}k/P\ \ge\ 2i-1-\varepsilon-\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(G)$$
である。
段 1(定義体に降りる).$h\colon(\operatorname{Spec}K,G)\to(\operatorname{Spec}k,G)$ は作用群つきスキームの射で、$h^*E_k=E$ なので、逆像との両立(本書『2-3 Chern 類の定義と三つの性質』の定理「逆像との両立と正規化」)により $c_i(E)(\ell)=h^*c_i(E_k)(\ell)$。$c_i(E_k)(\ell)$ が $N$ で消えれば $c_i(E)(\ell)$ も消えるので、$c_i(E_k)(\ell)$ は捩れでない。$d=\operatorname{deg.tr}k/P$ が無限なら主張は自明なので、$d<\infty$ とする。
段 2(有理係数の次元の定理を当てる).上の定理(有理係数の次元による捩れ性)の対偶を $X=\operatorname{Spec}k$ に当てると、$2i\le\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(\operatorname{Spec}k)+\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(G)$ である。
段 3(体の次元の評価).$\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(\operatorname{Spec}k)\le1+\varepsilon+d$ を示す。$k$ は $P$ の上で有限生成とは限らないので、上の定理(素体上有限型の体のコホモロジー次元と ℓ=2 の置き換え)は直接には使えず、Serre の不等式(引用する事実 3)を当てる。
(a) 標数 $p>0$:$\operatorname{cd}_\ell(k)\le\operatorname{cd}_\ell(\mathbf F_p)+d=1+d$。
(b) 標数 $0$、$\ell$ 奇数:$\operatorname{cd}_\ell(k)\le\operatorname{cd}_\ell(\mathbf Q)+d=2+d$。
(c) 標数 $0$、$\ell=2$:$k'=k(\sqrt{-1})$ は $\mathbf Q(\sqrt{-1})$ の拡大で超越次数 $d$ なので $\operatorname{cd}_2(k')\le2+d$。上の定理の証明の段 2 と同じく $\operatorname{cor}\circ\operatorname{res}$ により、$q>2+d$ で $2H^q(k,F)=0$ である。
(a)(b) では $\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(\operatorname{Spec}k)\le\operatorname{cd}_\ell(\operatorname{Spec}k)\le\operatorname{cd}_\ell(k)$(定義(スキームと作用群つきスキームのコホモロジー次元)の (2)(3))、(c) では定義から、いずれも $\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(\operatorname{Spec}k)\le1+\varepsilon+d$。
段 4(結論).段 2・3 から $2i\le1+\varepsilon+d+\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(G)$ で、移項すれば主張である。
(a) 原論文の (5.14) は、(5.11) の仮定($G$ の整係数ホモロジーの有限生成性)を再掲しない。本書は同じ仮定で読む。
(b) 原論文は $i$ を「$c_i(E)(\ell)$ が捩れでない最大の整数」とする。これは最良の下界を与える $i$ を選ぶという意味で、上の定理の不等式は捩れでない $c_i$ のどの $i$ でも成り立つ。
(c) 原論文は (5.14) の $\varepsilon\in\{0,1\}$ と、後の Proposition 5.7 の $\varepsilon\in\{1,2\}$ に同じ文字を使う。後者は $\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(k)=\varepsilon+\operatorname{deg.tr}k/P$ の定数で、本頁の $1+\varepsilon$ に当たる別の量である(本書『6-5 表現の組成列と基礎環上の類』)。
(d) 表現が $K$ の上で与えられ、$k$ に降りることを仮定するのは、$K$ 自身の超越次数ではなく定義体の超越次数を評価するためである。$K$ はたとえば $\mathbf C$ でもよい。
本書『6-3 Kummer 類の積と捩れでない高次の類』は、階数 $n$ の自由アーベル群の表現で第 $n$ Chern 類が捩れでない例を作った。原論文の小節 5.4 は、群の階数をそれより小さくするとこれができないことを示す。その証明は、有限次拡大に移って表現を三角化し、トレース論法で戻る。
$k'/k$ を体の有限次拡大、$G$ を $\operatorname{Spec}k$ に自明に作用する離散群、$F$ を $(\operatorname{Spec}k_{\text{ét}},G)$ 上の可換群の層とする。制限 $\operatorname{res}\colon H^*(k,G;F)\to H^*(k',G;F)$ の核は $[k':k]$ 倍で消える。$T_\ell^{\otimes i}$ 係数でも同じである。とくに、$G$ の $k$ の上の表現 $E$ について、$c_i(E)(\ell)$ が捩れであることと $c_i(E\otimes_kk')(\ell)$ が捩れであることは同値である。
段 1(純非分離な部分).$k'_{\mathrm s}$ を $k'$ の中の $k$ の分離閉包とする。$k'/k'_{\mathrm s}$ は純非分離なので、引用する事実 4 により $\operatorname{Spec}k'\to\operatorname{Spec}k'_{\mathrm s}$ はエタールトポスの同値を与える。$G$ は自明に作用するので、この同値は作用 $\theta_g$ の与え方とも両立し、$(\operatorname{Spec}k',G)$ と $(\operatorname{Spec}k'_{\mathrm s},G)$ のトポスの同値を与える。よって $H^*(k'_{\mathrm s},G;F)\to H^*(k',G;F)$ は同型で、$k'=k'_{\mathrm s}$(分離拡大)としてよい。
段 2(跡).$\pi\colon\operatorname{Spec}k'\to\operatorname{Spec}k$ は次数 $d=[k':k]$ の有限エタール射である。引用する事実 5 の単位 $\eta\colon F\to\pi_*\pi^*F$ と跡 $\operatorname{Tr}\colon\pi_*\pi^*F\to F$ は $F$ について自然で、$g\in G$ は $\operatorname{Spec}k$ に恒等的に働くので、$\theta_g$ は $F$ の自己同型であり、自然性により $\eta$、$\operatorname{Tr}$ は $\theta_g$ と可換である。したがって $\eta$、$\operatorname{Tr}$ は $(\operatorname{Spec}k_{\text{ét}},G)$ の射で、$\operatorname{Tr}\circ\eta=d$ である。
段 3(制限と余制限).$\pi_*$ は完全なので、本書 2-1 の補題「作用を忘れる関手の随伴と単射的対象」の 5 により $H^*(k,G;\pi_*\pi^*F)\cong H^*(k',G;\pi^*F)$ であり、$\eta$ の誘導する写像とこの同型の合成は制限 $\operatorname{res}$ である(随伴の単位による逆像の記述)。$\operatorname{Tr}$ の誘導する写像を $\operatorname{cor}$ とすると、$\operatorname{cor}\circ\operatorname{res}=d$。よって $\operatorname{res}(z)=0$ なら $dz=0$ である。
段 4(ℓ 進係数と Chern 類).$\eta$、$\operatorname{Tr}$ は係数の遷移写像と可換なので、ℓ 進の類 $z=(z_\nu)$ で $\operatorname{res}z=0$ なら各成分が $d$ で消え、$dz=0$。逆像との両立(本書 2-3)により $c_i(E\otimes_kk')(\ell)=\operatorname{res}c_i(E)(\ell)$ なので、後者が $N$ で消えれば $dNc_i(E)(\ell)=0$ である。逆向きは逆像との両立から明らかである。
原論文はこの論法を「いつものトレース論法」と呼ぶだけで証明を書かない(印字 p. 280)。有限次拡大では捩れの有無しか戻らず、類が $0$ であることは戻らない。これが下の定理で、一般の場合の結論が「捩れ」にとどまる理由である。
$G$ を有限生成アーベル群、$E$ を体 $k$ の上の $G$ の表現とする。ある有限次拡大 $k'/k$ の上で、$E\otimes_kk'$ は階数 1 の商をもつ $G$ 安定なフィルトレーション $0=E_0\subset E_1\subset\cdots\subset E_r=E\otimes_kk'$ をもつ。
$G$ の生成元 $g_1,\dots,g_s$ の作用は $E$ の可換な自己同型である。引用する事実 7 により、その固有値をすべて含む有限次拡大 $k'$ の上で同時に上三角化でき、上三角化する基底の最初の $j$ 個が張る部分空間を $E_j$ とすれば、各 $E_j$ は生成元で、したがって $G$ で安定で、$E_j/E_{j-1}$ は階数 1 である。
$G$ を階数 $n$ の有限生成アーベル群、$E$ を体 $k$ の上の $G$ の表現、$\ell$ を $k$ の標数と異なる素数とする。
段 1(第一 Chern 類の積に分ける).$E$ がフィルトレーションをもち、その商を $E_1',\dots,E_r'$(階数 1)とすると、加法性(本書 2-3 の定理「加法性」)により $c(E)=\prod_j(1+c_1(E_j'))$ で、$c_i(E)$ は $i$ 個の相異なる $c_1(E_j')$ の積の和である。加法性により $c$ は $R_k(G)$ から全 Chern 類の乗法群への準同型なので、$[E]$ が階数 1 の類の和の場合も同じである。
段 2(2 の証明).$G\cong\mathbf Z^n$ で $H_*(G,\mathbf Z)$ は有限型自由なので、本書 6-1 の主結果「Künneth 公式」が使える。その同型は $a\otimes b\mapsto\mathrm{pr}^*(a)\cup b$ で与えられるので、cup 積の結合性と次数つき可換性により、二つの成分の積は符号を除いて体の側と群の側でそれぞれ掛け合わせたものになる。体の上の局所自由加群の通常の Chern 類は $0$ なので、本書 6-1 の主結果「通常の類が 0 なら混合類は正次数の成分に入る」により $c_1(E_j')(\ell)\in\bigoplus_{p\ge1}H^{2-p}(k,T_\ell)\otimes H^p(G,\mathbf Z)$ である。$i$ 個の積は $H^*(k,T_\ell^{\otimes i})\otimes H^{\ge i}(G,\mathbf Z)$ に入り、$H^{>n}(\mathbf Z^n,\mathbf Z)=0$(引用する事実 6)から $i>n$ で $0$ である。
段 3(1 の証明、フィルトレーションがある場合).$H_j(G,\mathbf Z)$ は有限生成なので、本書 6-1 の主結果「ℓ 進の極限と有理化した Künneth 公式」により、cup 積は同型 $H^*(k,\mathbf Q_\ell(\cdot))\otimes_{\mathbf Q}H^*(G,\mathbf Q)\cong H^*(k,G;\mathbf Q_\ell(\cdot))$ を与え、段 2 と同じく積は符号を除いて成分ごとに掛け合わされる。作用群を忘れる写像はこの分解で $H^*(G,\mathbf Q)$ の正の次数を消す射である($e(b)$ は単位群に制限すると次数が正なら $0$)。本書 2-3 の定理「作用群を忘れる写像との両立」により、$c_1(E_j')(\ell)$ の有理像の $H^0(G,\mathbf Q)$ 成分は体の上の直線束の通常の $c_1$、すなわち $0$ である。よって $i$ 個の積の有理像は $H^*(k,\mathbf Q_\ell(i))\otimes H^{\ge i}(G,\mathbf Q)$ に入り、引用する事実 6 により $i>n$ で $0$。有理像が $0$ なので $c_i(E)(\ell)$ は捩れである。
段 4(1 の一般の場合).上の補題(有限生成アーベル群の表現の三角化)の $k'$ をとると、段 3 により $c_i(E\otimes_kk')(\ell)$ は捩れで、上の命題(トレース論法)により $c_i(E)(\ell)$ も捩れである。
本書 6-3 の定理「自由アーベル群の上の捩れでない高次の類」は、$G=\mathbf Z^n$、$i=n$ で $c_n$ が捩れでない例を与えるので、1 の限界 $i>n$ はこれ以上下げられない。原論文が小節 5.4 の冒頭で、5.3.2 の例の $\mathbf Z^n$ を階数の小さい群に替えられないと言うのは、この意味である。2 の結論は、$c_i(E)(\ell)\neq0$($i>n$)なら $E$ は三角化できず、表現環でも階数 1 の類の和に書けない、という判定条件としても読める。原論文はこれを必要条件として述べるだけで、十分性には触れない。
最初の例は、ℓ 次元が無限の群でも有理係数の次元で捩れが言えることを示す。
$G=\mathbf Z\times\mathbf Z/\ell$、$k=\mathbf F_q$($\ell\nmid q$)とする。$G$ は位数 $\ell$ の元をもつので $\operatorname{cd}_\ell(G)=+\infty$ で、上の定理(混合コホモロジーの次元の評価と消滅)は何も与えない。一方 $\mathbf Z$ は指数 $\ell$ の部分群なので、上の定理(有理係数のコホモロジー次元の安定性)の 2 により $\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(G)=\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(\mathbf Z)=1$ で、$H_j(G,\mathbf Z)$ は有限生成、$\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(\operatorname{Spec}\mathbf F_q)\le\operatorname{cd}_\ell(\mathbf F_q)=1$ である。よって上の定理(有理係数の次元による捩れ性)により、$G$ の $\mathbf F_q$ の上のすべての表現で $c_i(E)(\ell)$($i\ge2$)は捩れである。これは上の定理(有限生成アーベル群の表現の類の消滅)の 1($G$ の階数は 1)とも合う。
$G=\mathbf Z^n$ とすると $\operatorname{cd}_{\mathbf Q}(G)=n$ で、上の定理(定義体の超越次数の下界)は、標数 $0$ の体の上の表現で $c_n(E)(\ell)$ が捩れでなければ、定義体の超越次数が $n-2$ 以上であることを言う。本書 6-3 の例は $\mathbf Q(t_1,\dots,t_n)$(超越次数 $n$)の上で定義されていて、この下界と合う。$n=3$ では、数体(超越次数 $0$)の上で定義された $\mathbf Z^3$ の表現の $c_3(E)(\ell)$ は、$K$ が何であっても捩れである。実際、数体 $k$ では上の定理(素体上有限型の体のコホモロジー次元と ℓ=2 の置き換え)により $\operatorname{cd}_{\mathbf Q_\ell}(\operatorname{Spec}k)\le2$ で、$2\cdot3>2+3$ である。
次の反例は、主結果 7 の 2 の「捩れをもたない」という仮定が外せないことを示す。同じ例は、主結果 1 で $\operatorname{cd}_\ell(G)$ の有限性が要ることも示している。
外す条件は、$G$ が捩れをもたないことである。$G=\mathbf Z/\ell$(階数 $0$)、$k$ を標数が $\ell$ と異なる分離閉体、$\chi\colon G\to k^*$ を忠実な指標($\mu_\ell(k)$ の生成元に $1$ を送る)、$E=L_\chi^{\oplus i}$ とする。$E$ は階数 1 の商をもつフィルトレーションをもつ。本書 2-1 の例「分離閉体の上の点」により $H^*(\operatorname{Spec}k,G;\mu_\ell^{\otimes j})=H^*(G,\mu_\ell(k)^{\otimes j})$ で、$G$ は $\mu_\ell(k)\cong\mathbf Z/\ell$ に自明に作用する。$G$ 加群の Kummer 列 $0\to\mu_\ell(k)\to k^*\xrightarrow{\ell}k^*\to0$ の余境界 $\operatorname{Hom}(G,k^*)\to H^2(G,\mu_\ell(k))$ は、$\ell$ 倍が $\operatorname{Hom}(G,k^*)\cong\mathbf Z/\ell$ の上で $0$ なので単射で、両辺とも位数 $\ell$ なので同型である。よって $y:=c_1^{(\ell)}(L_\chi)=\pm\partial(\chi)$ は $H^2(G,\mathbf Z/\ell)$ の生成元である。Bockstein の完全列(本書 0-2 の定理「普遍係数定理」の (5))と奇数次の $H^{\mathrm{odd}}(G,\mathbf Z)=0$ から $H^{2m}(G,\mathbf Z)\to H^{2m}(G,\mathbf Z/\ell)$ は同型で、本書 0-2 の定理「巡回群と自由アーベル群のコホモロジー」の (2) により生成元の $i$ 乗は $H^{2i}(G,\mathbf Z)$ を生成するので、$y^i\neq0$ である。加法性により $c_i^{(\ell)}(E)=y^i\neq0$、したがって $c_i(E)(\ell)\neq0$ がすべての $i\ge1$ で成り立つ。$i>0=n$ なので 2 の結論は破れる。この類は捩れで(1 と合う)、$\operatorname{cd}_\ell(G)=+\infty$ なので主結果 1 とも矛盾しない。
以下は原論文の主張ではなく、後代の結果の紹介である(時点を明記する。本書が文献を開いて確かめていないものはそう書く)。
本頁が対応する原論文は Classes de Chern et représentations linéaires des groupes discrets Gro68d の小節 5.2 と 5.4 である。
| 本頁 | 原論文 | 印字頁 |
|---|---|---|
| 定義(スキームと作用群つきスキームのコホモロジー次元) | 5.2、(5.11) の直前の定義 | 274 |
| 定理(混合コホモロジーの次元の評価と消滅) | 5.2、(5.9)(5.10)(「ただちに」) | 273–274 |
| 定理(有理係数の次元による捩れ性) | 5.2、(5.11) | 274 |
| 定理(有理係数のコホモロジー次元の安定性) | 5.2 の注意 | 274–275 |
| 定理(素体上有限型の体のコホモロジー次元と ℓ=2 の置き換え)、注意(原論文の不等号と等号、文献の所在) | 5.2、(5.12)(5.13)(SGA 4 IX を引く) | 275 |
| 定理(定義体の超越次数の下界)、注意(原論文の (5.14) の読み方と記号 ε) | 5.2、(5.14) | 275–276 |
| 命題(トレース論法) | 5.4 の証明の末尾(「いつものトレース論法」) | 279–280 |
| 補題(有限生成アーベル群の表現の三角化)、定理(有限生成アーベル群の表現の類の消滅) | 5.4、(5.20) | 279–280 |
Mathpediaは寄付と、参考文献の書籍リンク(Amazonアソシエイト)の紹介料で運営されています。 支援について / 寄付する