9-0 章の見取り図

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この章の問い

方程式が「根号で解ける」とは、Galois群のどういう性質か。なぜ五次以上の一般の方程式には解の公式がないのか。

道筋

  • 根号と可解群:根号拡大の定義。
  • 1の冪根を含むときの一段:巡回拡大とKummer拡大。
  • 根号と可解群の両方向:可解性の判定。
  • 一般五次のGalois群:$S_5$ と非可解性。

読み方

可解群の定義と $S_5$ が可解でないことは220で学んだ。証明の両方向(根号 ⇒ 可解、可解 ⇒ 根号)を別々に追うと見通しがよい。

章末で言えること

体上の多項式が根号で解けるのは、そのGalois群が可解群のときに限る。一般五次方程式のGalois群は $S_5$ で可解でないので、解の公式は存在しない。

前の章から持ち込むもの

Galois対応、円分体、可解群と $S_5$(220)。

参考文献

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体とGalois理論 ― 拡大・分離性・正規性・Galois対応から一般五次方程式までの表紙
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